40歳からの早期リタイヤ計画

一生独身+賃貸暮らし、手取りの半分を貯め続けて早十数年。IDは怒髪天(JAPANESE R&E)から。

手帳という所詮年月日付きメモ帳に無理やり付加価値を付けることの愚かさ

2021-10-17 18:20:24 | 06 仕事日常
最初に書いておくが、別にPDCAや、目標達成への手段云々を否定する気はない。

今年も手帳を買った。ここ数年手帳のフォーマットは決まっていて、ここ数年で方眼が好きになった。
1.A5サイズ、1週間タイプ
2.見開きの左半分が横書き1週間、右半分がメモページ
3.全体に罫線ではなく方眼
4.メモページ多めまたは別冊メモ帳付き

(数年前にも似たような記事を書いていた)

問題は、手帳市場が縮小し続け、例えば枻出版社とかユナイテッドビーズとか、このフォーマットの手帳を作っていた会社が、この数年で撤退した(ナカバヤシはまだ残っているかも)。このフォーマットを作り続ける出版社として、ここ2年永岡書店のを使っていたが、今年は手帳のラインアップを縮小し、週刊タイプ&方眼紙を廃止したようだ。
このフォーマットの手帳は、今でも2500円出せば他にも選べる(ラコニックとか)のだが、いくら何でも2500円は高い。

迷った挙句2000円以内で買ったのが、同じく永岡書店の「行動科学のビジネス手帳」。
手帳でPDCAとか目標達成を煽られるのは、胡散臭くて正直非常に気分が悪いが、上に書いたうちの1~3がクリアできるので、仕方なく(敢えて書くが「仕方なく」である)買った。
今年まで使っていたの(こっちも永岡書店)と比べると、カバーはほぼ一緒。値段は一緒ながら随分薄くなっている(およそ100頁近く減っている)。前年11月が無くなって12月始まりだったり、後ろに50~60頁あった白紙の方眼紙ノート部分が丸々無くなったり。代りにPDCA年間スケジュールや月間スケジュールの頁が少し増えた。
そして気に入らないのは、書籍よろしく行動科学のプロらしき人の顔写真付きオビが手帳に巻いてあることだ。なんか凄そうな?人の写真で少しでも手帳を売りたいのだろうが、自分としては、顔写真オビ作成(だいいち、あの手帳のオビを巻いたまま一年間使う者がいるとも思えない。買って即捨てるだろう?!)やその人自身に金をかけるのなら、後ろの白紙方眼紙ノートを少しでも復活してもらいたい。それが手帳販促策なのかも知れないけれど、本当にバカバカしい。
そして一番許せないのは、白紙方眼紙ノートが消えた代わりに、安物の自己啓発本そのままのPDCA解説や手帳の使い方の解説が約10頁を占めていること。せめて捨てられるように別冊付録にするならまだしも、手帳で人生が変わる的な安直さやそれに金を出さざるを得ないことも、行動科学マネジメントとか目標達成について読まされるのも、本当に気分が悪い(今日2回目)。何より、この手帳をそのまま使うことで、安物の自己啓発本(これも今日2回目)を後生大事に持ち歩いてる気分にされるのが許せない(これも以下略)。

幸い、自分は手帳に紙を貼ることが多いので(気になった記事とか、時刻表とか)、こうした頁は全て紙を貼って塗り潰す予定。

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