知蘭という名前くらいは聞いたことがあったが、予備知識は全く無かった。
前回書いたが、知蘭の名前を思い出したのは、たまたま指宿の温泉で地元の人に聞いたからに過ぎない。
特攻隊で亡くなった方(「散華」と表現するらしい)の人数とか本気で知らなかった。
遺書は、父宛はほとんどなく、母宛がほとんどだそうだ。
遺書をまとめた本でもあれば買って帰ろうと思っていたら、実際に出ていたので買った。
行ってよかったと思っている。
これ以上は何を書いていいのか分からないので、興味のある方は調べてください。
話は変わり、写真の2枚はいずれも、R265の旧道の国見峠越えで遭遇した写真。
約20km程度にわたって全線ダート。
道路が陥没してその下の川が覗いていたり、あとは土砂崩れ。車だったら確実にアウト(っていうか、引き返すのも困難だと思う。)
走り終えた後、愛用しているツーリングマップ(2004年発行)のコメントを見ると、「ガードレールも無い完全1車線。「酷道」断崖続きハード」とある。
正直、知っていたら絶対に行かなかった。VTR250なんてオンロード車で走る道じゃない。
他にも、椎葉では国道の復旧見通しが不明だったり、天草では県道を走っていたらいつの間にかダートに入っていたり。
九州では、逐一道路地図を確認した方がいいのかも知れない、記憶と道路標識だけで走ると痛い目に遭うかも。
最後に、今回のツーリングで辛かった点を強いて書くとこんな感じ。
逆に最初の一つは許せない。が、後の二つは正直今のままでもいいのかも知れない。あまり便利さを求めすぎてはいけないしね。
○大牟田や荒尾近辺のR208で、やたら煽られたり無意味な追い越しを仕掛けられた。やはり地域性なのか?
○鹿児島の土産なのだが、土産は「外箱のパッケージ」だけを飾るのではなく、「個別の包み紙」も絵をかいて飾ってほしい。土産で配る立場としてはけっこう切実。
○人吉~えびの間の肥薩線山線は、日本三大車窓なんだから、道路にも駅までの標識は出してくれ。地元の人に聞いても迷う道ってのはどうかと思う。途中で非舗装路の分岐しかも標識なしでは困るのよね。