40歳からの早期リタイヤ計画

一生独身+賃貸暮らし、手取りの半分を貯め続けて早十数年。IDは怒髪天(JAPANESE R&E)から。

仮想通貨に乗り遅れる

2018-01-28 15:02:58 | 03 投資・資産
一部の仮想通貨が一年間で100倍になったと知ったのは、今年に入ってから。今年に入ったある日、その爆上げぶりに地団駄を踏んだ。

「ビットコイン」が仮想通貨の総称ではないことも、また「アルトコイン」や「草コイン」という言葉さえ知らない中、理性では今更遅いだろうと思いつつも、心の奥底ではひょっとして、という淡いスケベ心を抱き、口座開設の手続きに入った。つい2週間前のことだ。

TVを見ないため、出川哲朗や成海璃子のCMさえ知らないまま、何となく某国内大手を1つ選んだ。それは幸いにもCCではなかったが、別に大した意味は無く、麻雀で聴牌の際にシャボで待とかカンチャン待ちか、その程度の適当さで選んだに過ぎない。いやむしろ出川哲朗は嫌いじゃないので、CMを知っていたらCCにしていたかもしれない。

FXやギャンブルはゼロサムまたはマイナスサム。一方で仮想通貨は、(少なくとも今の規模であれば)株と同様にプラスサムもあり得る(勿論、マイナスサムも)。どうせ小遣い程度、しかもレバはかけないから、最悪ゼロで済む。あと、草コインは自分にはまだ早い。

手続きが完了したのは23日(火曜日)。CCでNEMが停止されたそのわずか3日前。いつ円を振り込むか、コインの銘柄はどうするか、暢気に考えていた時の出来事だった。

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CC社内画像のあの軽さ(まさに大学のサークルノリ)や朝田リョウの小説に出てきそうな意識高い系の面構え、620億円を460億円に減額するとはいえ全額返還するとぶち上げたところ(大方の予想とおり返還時期は未定だが)、それからNEM以外の仮想通貨が意外と下がっていないこと、など、一人の野次馬としては興味が尽きない。
っていうか、色々勉強になる。

GOXの際は返還できなかったはずであり、だというのに、今回は本当にCCに返還余力があるのだろうか。一部には売買取扱高×利鞘の5%で相当の利益を溜め込んでいるという説も流れているが、あの社内画像を見る限り、あの社長は色々な方面から毟られている様に見えてならない(あくまで雰囲気だけですけど!)。そもそも売買注文の全額を自社勘定で扱っているとは思えず、そのかなりの部分は社外調達している(故にコストがかかる)のではないだろうか。
ただ、雑所得で利益の半分を吸い上げられることや、仮想通貨取扱い各社の利益がとんでもないことになっているのなら、国としてもお取りつぶしはしたくないよねえ。CCの財務諸表なんてどこかに落ちていないだろうか(信憑性無いことくらい分かってるけど)。

あと、盗まれたNEMは、本当に世界中どこの取引所でも換金してくれないのだろうか。とっくに他の仮想通貨へ換金されているように思えてならない。

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…まあ、ハードフォークとかコールドウォレットとかの言葉の意味も分からない私がいうことなので、読んでいる人は間に受けないように。

それにしても今回の一件では、不謹慎と分かっていても「カイジ」ネタに笑った。鉄骨歩きといい利根川といい。

自分はBTCが10万円を切ったら(現在価格の1/10弱だね!)、もう一度投資を考えようと思ってます。

2017年12月の支出

2018-01-08 13:26:52 | 02 消費・支出
いつものように、毎月の支出を記載する。

36k 食費
23k 家賃自己負担
11k 通信費(光、UQ、ガラケー)
 4k 電気・ガス
 3k 保険(掛捨て)
48k 旅費(年末の東京往復など)
 7k 本、マンガ等
 6k カバン
15k 飲み
11k その他

合計164k

今月は年末の一人旅のほか出張での上京もあって、それなりに金(主に旅費)を使っている。旅費には、放浪中の宿(ネットカフェ)代4泊分も含んでいる。
飲み会はほとんどが一人酒。人と飲んでの出費は忘年会の2次会一度っきり。っていうか今年は忘年会が2回しかなかった(しかもうち一つは職場の公式行事)のって社会人としてまずくないか。
カバンは、10年以上使ってきたカバンが磨り減って(底面の角に穴が空いてきた)いたのだが、やわらかい素材なので洗濯機で洗ったらジッパーが壊れたので、これを機に買い換えた。

スーパーカブ

2018-01-07 23:50:03 | 05 本
明けましておめでとうございます。
まずは12月中の支出をアップするのが先だが、年明け最初に読んだ本が余りにも良かったので、記憶の薄れないうちにメモしておきたい。

スーパーカブ(トネ・コーケン)
ひとりぼっちの女の子と、世界で最も優れたバイクが紡ぐ、友情の物語。

本の存在は前から知っていて、いつか買って読もうと思っていた。旅行帰り、徳島駅近くの本屋で平積みになっているのを偶然見かけ、関西へ戻るまでの車内で読んだ。ほとんど一気に読了した。

舞台は中央本線日野春駅周辺、R20沿い、山梨と長野の県境。
本文には南アルプス麓とある。自分のイメージでは八ヶ岳の南麓のイメージが強い。八ヶ岳周辺にツーリングへ行った際、記憶に間違いがなければ、日野春駅は何度か立ち停まっている(さすがに小熊がメインバンク?にしている信用金庫までは思い出せないが)。そして、この辺りは何より、小林紀雄・紀晴兄弟の出身が近い。

40も過ぎてもなお微かに覚えている、空間の移動範囲が広がるにつれ少しずつ自分の世界が広がっていくあの感覚が、小熊が少しずつカブの速度を上げたりする度に、自分にも伝わってくる。
大げさでなく昨年夏に北海道をバイクツーリングした際(まだ旅行記をここにアップしていない。早くせねば)や、この年末年始の旅行よりも、心が躍った。これは単に自分が年をとっただけかも知れないが。

カブに乗るための装備を揃えたり、国道20号線や県道を走る上での車両のかわし方あるいはやり過ごし方、そしてバイクでは欠かせない雨のくだり。
バイクは勿論カブ。確か国内販売用のカブにキャブレータ式は無く(礼子がしきりに残念がっているのはこの点)、小熊が手に入れたのはキャブレータ式の最終版。自分のバイクもキャブレータ式なので何となく分かる。って、自分は洗車しかできず、3万キロを超えた今でもオイル交換をバイク屋にお願いしているから、バイク整備の面では小熊の足元にも及ばないのだけれど。

本文中で特に気に入った言葉は、自分でできないことは他人に頼った方が良いこともある(かなり不正確)、と、常に新しいものが最善とは限らない(こっちもかなり不正確)の2つ。

さっき調べたら、既に2巻も出ているらしい。新年早々の楽しみができた。