保見団地シリーズの最終回として、今回は、UR公団団地建物の謎を載せてみる。
このページに載せるのは全てURであり、県営ではない。
全国他のURにも同じケースがあるのかも知れないが、自分は保見団地で初めて知った。もし他にも同様の事例があるのなら、教えていただけると嬉しいです。
===
まずは、高層3棟(いずれも13階建て)である(県営団地側から撮影)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/4d/71f605e15e793c71f3cf5754d2f2ee80_s.jpg)
見ると、3フロアごとに廊下・ベランダの形が異なっている。
これがいわゆるスキップフロアの特徴で、EVは1階の他3,6,9,12階のみに停車する仕様・設計になっていて、その他の階(2,4,5,7,8,10,11,13階)へ行くには、前後のEV停止階から階段で上下する(もしくは1階からすべて階段で上がる)しかない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/a0/0072f11b3e5cfa67818ccebe7348596a_s.jpg)
別にスキップフロア自体は珍しくもないし、5階建て以上のEVが無い古い団地に後付けでEVを追加する場合、スキップフロアにすることも珍しくない。
写真を見ても分かるように、どのフロアも同じように人が住んでいる。
ように見える。
しかし、である。次の写真を見て欲しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/73/31/560624d14e3fbd218b796b73a63cbc24_s.jpg)
なんと! 5階への扉が閉ざされているのだ。
これはEVの非停止階すべて、しかも高層建3棟ともまったく一緒だった。建物の端にある階段(EVは1台しかなく、当然建物の中央に設置されている)も確認したが、そこからもEV非停止階へ侵入することはできなかった。
最初はこれを見たときに、よくある「不法占用の防止」「新規入居を阻止して建替えを目指す」のかとも思った。
しかし、上の外観写真を見て欲しい。EV非停止階に、洗濯物が干されていたり、BSアンテナが設置されていたりするのが見えると思う。
とすると、「EV停止階の各住戸の内部に上下階への階段を設け、1契約で最大3フロアの使用を可能とした」くらいしか考えられない。だって、全フロアに生活感があるのだから。
===
実は、似たようなケースが、5階建てや8階建てのUR団地にも見られる。
これは8階建ての住宅。1,4,7階のみ停止のEVを後付けで設置したのが見て分かるが、問題はそこではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/90/91c46a9c99215cc01266f92329b24a4c_s.jpg)
その階段室に入ってみると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/18/776771f208395cc2438d07f387922dc4_s.jpg)
なんと、玄関が消されて壁になっている。しかも、この3枚の写真はいずれも同じ階段室(フロアだけが異なる)である。
振分式の住宅であれば、戸数=階数×(階段室の数×2)だと思い込んでいた私だ(誰だってそうだろう)が、郵便受けからして部屋番号がランダムだったりする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/19/77/cc48cb8df3346e84facbfd0fc6823cff_s.jpg)
このページに載せるのは全てURであり、県営ではない。
全国他のURにも同じケースがあるのかも知れないが、自分は保見団地で初めて知った。もし他にも同様の事例があるのなら、教えていただけると嬉しいです。
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まずは、高層3棟(いずれも13階建て)である(県営団地側から撮影)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/58/4d/71f605e15e793c71f3cf5754d2f2ee80_s.jpg)
見ると、3フロアごとに廊下・ベランダの形が異なっている。
これがいわゆるスキップフロアの特徴で、EVは1階の他3,6,9,12階のみに停車する仕様・設計になっていて、その他の階(2,4,5,7,8,10,11,13階)へ行くには、前後のEV停止階から階段で上下する(もしくは1階からすべて階段で上がる)しかない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/73/35/59d771e64eec08082ffb83c13ac51f3e_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/a0/0072f11b3e5cfa67818ccebe7348596a_s.jpg)
別にスキップフロア自体は珍しくもないし、5階建て以上のEVが無い古い団地に後付けでEVを追加する場合、スキップフロアにすることも珍しくない。
写真を見ても分かるように、どのフロアも同じように人が住んでいる。
ように見える。
しかし、である。次の写真を見て欲しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/73/31/560624d14e3fbd218b796b73a63cbc24_s.jpg)
なんと! 5階への扉が閉ざされているのだ。
これはEVの非停止階すべて、しかも高層建3棟ともまったく一緒だった。建物の端にある階段(EVは1台しかなく、当然建物の中央に設置されている)も確認したが、そこからもEV非停止階へ侵入することはできなかった。
最初はこれを見たときに、よくある「不法占用の防止」「新規入居を阻止して建替えを目指す」のかとも思った。
しかし、上の外観写真を見て欲しい。EV非停止階に、洗濯物が干されていたり、BSアンテナが設置されていたりするのが見えると思う。
とすると、「EV停止階の各住戸の内部に上下階への階段を設け、1契約で最大3フロアの使用を可能とした」くらいしか考えられない。だって、全フロアに生活感があるのだから。
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実は、似たようなケースが、5階建てや8階建てのUR団地にも見られる。
これは8階建ての住宅。1,4,7階のみ停止のEVを後付けで設置したのが見て分かるが、問題はそこではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/90/91c46a9c99215cc01266f92329b24a4c_s.jpg)
その階段室に入ってみると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6b/28/e94033a924feea0c3a6657e9037b6537_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/18/776771f208395cc2438d07f387922dc4_s.jpg)
なんと、玄関が消されて壁になっている。しかも、この3枚の写真はいずれも同じ階段室(フロアだけが異なる)である。
振分式の住宅であれば、戸数=階数×(階段室の数×2)だと思い込んでいた私だ(誰だってそうだろう)が、郵便受けからして部屋番号がランダムだったりする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/19/77/cc48cb8df3346e84facbfd0fc6823cff_s.jpg)