40歳からの早期リタイヤ計画

一生独身+賃貸暮らし、手取りの半分を貯め続けて早十数年。IDは怒髪天(JAPANESE R&E)から。

とある孤男の首都放浪2021 夜のピクニック再び

2021-10-25 00:43:29 | 09 旅・東京
都会の風に吹かれたくなって(笑)、終電間際の新幹線に飛び乗り、コロナ後初の上京。


東京駅から、山手線沿いを反時計回りに始発までひたすら歩く。
秋葉原で今期一押しアニメの写真を撮る。鶯谷駅前の信濃屋は時短営業で25時過ぎだというのに閉店。東京でも深夜は牛丼も富士そばも本当に閉まっていて驚く。それでも田端駅前の家系ラーメン店は27時まで開いていて助かる。その後、駒込駅辺りにある山手線唯一の踏切や、大塚~鶯谷間の山手線上にスカイツリーの見える線路を写真に撮る。そして新宿で夜が明ける。ここまで約2万5千歩。
         

池袋の快活クラブでシャワーを浴びる。今はコロナで余程客の入りが悪いのか、24時間約3000円でしかも入退店自由らしい、安すぎる。
その後は西武池袋線沿いに歩いて西を目指すが、線路が見えない道を選びつつも勘で西を目指すものだからうまくいかないのは当然で、気がついたら山手通り(環6)を南へ歩いたり、なぜか解体工事中の豊島園の裏側にぶち当たったりした。曇っていて気候的には歩きやすいが、太陽が出ていないので方向が分からなくて困る。こんな時に限って面倒だからと地図を持たずに上京してしまい、練馬春日町の駅前交番で道を尋ねる羽目になった。今地図を見ても、自分が東西南北どの方向を向いて歩いていたのか分からないくらい。
   

江古田のマックで仮眠して、足が限界を迎えたのは大泉学園。ここまで5万歩超、12時間で歩いた歩数ではきっと自己最高記録。その後、お気に入りの東久留米の銭湯に入り、そのまま新幹線で帰宅。東京滞在時間は24時間に満たない旅だったが、それでも遠くに行けて良かった。

とある弧男の阿蘇ツーリング

2021-10-18 00:13:19 | 09 旅・東京
ここに旅ネタを載せるのは数年ぶりである。一時期このブログを放置していて、復活させたのはコロナが流行ったのがきっかけ。

南港(大阪)から東予行きの船で四国に上陸し、絶賛改装中の道後温泉へ。その後ひらすら西へ走り、夕方、一度乗ってみたかった国道九四フェリーへ初乗船。三崎港(四国側)は、四国の先端とは思えないほど綺麗に整備されていた。車・トラックは目算で定員というか船底の面積の約半分くらいあって、意外と多いと感じる。
  

大分に上陸し、コンビナートが大きくて驚く。別府が温泉・観光の街とすれば、大分はコンビナートの街だろうか。夜は別府駅徒歩1分の素泊まり宿に飛込みで泊まる。宿は共同浴場併設、WCは共同、2人部屋(四畳半)、TVは地上波のみ。予約なしでも2700円で布団で寝られるのは嬉しくて、九州上陸の際はよくここに泊まる。ネットカフェでも同程度の値段で泊まれるが、布団がない。※ヶ崎で2700円出したら(実際に泊まったことはないけど)泊まれる部屋がこれくらいなんじゃないかと思う。
  

翌朝からは湯布院の日帰り入浴を経て阿蘇へ。久住・湯布院あたりは、8月豪雨の影響で通行止や片側工事通行が多い。今回のツーリングで九州の西半分に行かない理由は、日程の都合だけではなくて、一番豪雨の被害の大きそうな地域で、きっと復旧がまだだと思ったから。
阿蘇に来るのは、確か一昨年の春以来。たぶんこれで10回近く来ている。ライダーにとっての阿蘇といえば大観峰だが、自分は、阿蘇と久住の中間あたりにあるレストハウスにもいつも立ち寄ってしまう。北は湯布院、南は阿蘇、西は黒川温泉で、本州から来るとちょうど通過点。いつ来ても大量のライダーがたむろしていてなんか楽しいのだ。
天気にも恵まれて久住から阿蘇はずっと快晴、暑いくらい。阿蘇・内牧温泉を経て、今後は帰路を北上する。個人で管理している内牧温泉の入口にまでサーモグラフィーがあって驚く。日田から北九州を経て、夜は貝汁で有名なドライブイン(スーパー銭湯付き)で仮眠。ここはトラック御用達らしく、トラック系Youtubeで知って初めて来たが、この日も40~50台以上トラックが停まっていた。そして明け方は呉を経て瀬戸内海沿いを走って帰宅。それにしても徳山から西のR2は道が良い、良すぎて夜は怖い。
        

温泉やスーパー銭湯に入るのは本当に久々。去年はコロナで一度もなくて、今年もGWに一度入っただけ。その反動とばかりに?旅行中に5か所も入ってしまった。道後、別府、湯布院、内牧、そして貝汁のドライブイン。
     

いつもは「名物に旨い物無し」を信条に、外食での散財はあまりしていなかった。けれど今回は、次いつ来れるか分からないと思って、夕方スーパーに入って3割引の弁当を買ってネットカフェで夜一人食べるみたいのは止めた。コンビニ飯も、朝東予に着いてどこの店もやってなくて仕方なく寄った一度だけ。だから、こんなに食べ物の写真が多いのはとても珍しかったりする。三崎港では生まれて初めて生しらずを食べた(窯揚げではないしらすは透明だった)。
    

次の週末は山に登るかそれとも鉄道の日きっぷか迷っている。あまり寒くなる前に山に登りたいが、鉄道の日きっぷは22~24の金土日が最後だからこっちが優先だろうか。

祝・ヤマノススメ上映(今更)

2017-10-27 21:05:35 | 09 旅・東京
10月は焼岳。人生初の北アルプス。
選んだ理由は、北アルプスの百名山に登りたいこと、その中では日帰りができるのが理由。
 

前日は松本のネットカフェに泊まり、朝4時半の松本電鉄臨時で新島々に着き、早朝の上高地BTへ。
さすがに少し肌寒く、フリースを着込む。朝7時半、田代池近くから登山道へ入る。

しばらくは景色の開けない山道。前日の雨でぬかるんでいる。
10月に入ったというのに、日が出た途端に暑くなる。風もない晴天。中に着込んだフリースを脱ぎ、Tシャツを含めた2枚で、結局山頂まで事足りてしまった。

途中、ハシゴ(約20段)に挑戦。滑落を防ぐため、梯子の横ではなく足場の部分を持つのが正しいのだそうだ。三点支持で上る。上りは意外と怖くない。
   

小屋から上は頂上までずっと稜線歩き。北アルプスを背中に一望しながらの上り。至る所で噴煙が上がっている。山頂よりもその手前が絶景ポイント。
そしてちょうど12時頃に登頂。4時間半、ガイドブックよりも少々遅め。
    

暫く休憩して12時半、来た道をピストンで帰る。本当は中の湯温泉へ降りても良いのだが、帰りのバスは上高地BTからでないと乗れないらしく、やむなくピストンした。
梯子で渋滞。足元の見えない下りの方が、上りよりも怖い。

16時登山道着。
上高地の風呂は昼間だけの営業がほとんどで、この時間開いている風呂は無かった。このまま汗まみれで松本まで戻る事実にがっかり、中の湯温泉へ下山できなかったことにがっかりする(この日は結局、JRで下諏訪温泉まで行った)。

これで今年は百名山を4つ踏破。
4つ全て日帰りだったので、来年は、一つくらい1泊2日の山に登ってみたい。

祝・ヤマノススメ第3期(今更)

2017-10-01 22:12:46 | 09 旅・東京
ヤマノススメ第3期を記念して、谷川岳に登ってきた。
往復ともロープウェイを使うという、最も易しいそして最も事故死しないルートである。

水上発の始発で土合駅へ。モグラ駅として有名な土合駅や谷川岳ロープウェイ乗り場へのアクセスは、公共交通機関を使う限りどうしても8時半とか9時になってしまう。
どうしても朝一番で登りたいのであれば、土合駅周辺で前泊するか、自家用車で行くしかない。


死者の数でギネスに載る谷川岳だが、往復ともロープウェイのルートを取る限り、それほど難易度は高くないように思う。運良く一日中好天だったからそう思うのかもしれないけど。
  

特に最初の写真は、登山者がまるで聖地巡礼に赴くみたいな感じがして、とても気に入っている。

そして山頂手前の小屋では、まさかのヤマノススメ展示。
聞くと、どうやら販売物ではなく、ファンが山小屋にお願いして飾ってもらったんだそうだ。
 

ヤマノススメと好天もあって、とてもいい思い出になった。

とある孤男の首都放浪2017 ⑥オーシャン東九フェリー編(終)

2017-07-30 23:07:28 | 09 旅・東京
放浪記、6回シリーズの最終回です。

今回の放浪の中で一番刺さったのは、何も期待や計画をしていたなかった予想外という意味も含めると、実はこの回かも知れない。
関西への帰り、青春18きっぷはまだ使えず、かといって新幹線で帰るのにも飽き(飛行機は好きじゃない)、ふと思いついて東京・有明~徳島のフェリーに乗った。もちろん初乗船。

最寄駅はゆりかもめの青梅駅だが、フェリーターミナルまで歩いて30分かかった。しかもずっと途中はずっと倉庫地帯。暑さだけ考えると、素直に国際展示場駅前(ビッグサイトの駅ですね)からの送迎バスに乗れば良かったかも知れない。

駅を降りて歩いていると、この青梅駅周辺がコスプレイヤー達の撮影メッカであることを知った。真夏日だというのに、彼女たちの二次元への想いみたいなものを知らされた感がある。(これってドキュメント72時間で題材にしたらどうだろう?)
昔コミケに参加してた頃、帰り道は水上バスで国際展示場~浜松町へ戻るのが好きだったが、ちょうどあの頃見た風景にこの辺りで、再び出会えて、旅の終わりに懐かしさを感じさせられた。
   

旅客フェリーの全盛期はとっくに過ぎ、今はフェリーターミナルも閑古鳥。路線も昔に比べると激減した。
写真の3番と4番のうち、4番の航路は既に全廃されている。
 

今回は乗ってびっくり、なんと一番安い部屋を取ったのに、なんと雑魚寝ではなく2段ベッドだった。
しかも売店の自動販売機は陸上と同じ価格設定(カップラーメン&チューハイが300円で買える!)。ご丁寧に流し台まで付いている。
極めつけは風呂、なんと24時間いつでも入浴可能。
やけに綺麗な船だとおもったら、竣工からまだ1年しか経っていないんだそうだ。
    

20年も前に乗った大洗~苫小牧フェリー(現在は航路廃止)や舞鶴~小樽フェリー(こっちは現存)では、24時間前後もカーペットの大部屋に雑魚寝で、ずっとそのイメージを引きずっていた。
こんなステキな船だというのに、徒歩客(車・トラックやバイクで無い客)は10名もいなかった。勿体無い…。
  
日程に余裕があれば、こうして帰路に丸一日多く費やしてのんびり帰るのも楽しい。正直言って、新幹線や飛行機で帰るのが馬鹿馬鹿しくなるほどの快適さだ。一番安い二等室でも、両手両足を伸ばして風呂に入って寛げる。

とある孤男の首都放浪2017 ⑤尾瀬・会津編

2017-07-29 22:24:01 | 09 旅・東京
週末の行先候補として、大井川鉄道と尾瀬・会津を考えていた。
大井川鉄道もアプト式鉄道が今春全通した直後なので行って見たかったが、涼しさと、夜行電車に乗れるのと、何より野岩・会津鉄道は未乗だったので、尾瀬を選んだ。

浅草発2355尾瀬夜行。主にシーズン中の金曜日のみ臨時運行。
 

翌朝3時過ぎには尾瀬口に到着し、ここからバスに二時間揺られ、朝6時頃に尾瀬の登山口着。
    

半日尾瀬を歩いて(色々な写真が出回っているので尾瀬の写真は略)、帰りのバスの途中、桧枝岐村で途中下車し蕎麦。バイク旅と異なり、昼間から酒が飲めるのが有難い。
そして六地蔵の由来を知って思わず六地蔵に手を合わせる。やっぱり東北って寒村が多かったのですね。
 

翌日は、大川まあやと共に新型特急リバティで帰京。
ちょうど会津鉄道30周年だったらしく、1日千円のフリー切符硬券(WEBにも乗ってなくて、尾瀬駅で偶然知った)で乗車。
   

とある孤男の首都放浪2017 ③夜のピクニック編 その2

2017-07-23 23:08:57 | 09 旅・東京
一度では飽き足らず、二度も深夜徘徊をしてしまった。今度は千駄ヶ谷~新宿~池袋~上野。今回も歩行時間は約6時間。

歩いていて思うのだが、自分はやはり山手線では北半分の方が落ち着く。歩くのでも池袋~秋葉原、時計でいうと10時~3時が一番落ち着く。
ちなみに、最後のラーメンは、休憩で立ち寄った大塚駅北口のラーメン屋。実は一度行ってみたいと気になっていた店だ。

  

  

とある孤男の首都放浪2017 ②昼のセント酒&孤独のグルメ編

2017-07-22 22:09:49 | 09 旅・東京
先月以来の東京での外食&銭湯を晒す。
ちなみに、今回入った銭湯の全部を写真に収めたわけではなく、今となっては少し残念な気もしている。

まずはドキュメント72時間で放送された、大宮・伯爵邸。
TVそのままの多国籍な店員さん達。食事はデカ盛りと言うほどではない気がする。
  

そして、とーぶどーぶつえんちほーの帰り、大宮で偶然見つけた銭湯。
こんな年季の入った銭湯が、大宮駅西口徒歩10分(R17沿い)にあるんだから凄い。


続いては、仕事帰りに立ち寄った、銀座の金春湯。七夕前だというのに笹の葉が。そして、店の前をホステスのお姉さん方が歩いている。
 

そして、前回のブログで「湯が熱い」とディスった御徒町の燕湯。とはいえ、山手線内で朝6時から営業という便利さは何者にも代えがたい。
ちなみに月曜日休業&火~金曜日は昼休みありなので要注意。


最後に、清瀬駅南口の銭湯。ここも趣深い。


銭湯は廃業・減少の一途をたどっているが、中にはリニューアルや耐震化を行った所もある。
だから、必ずしも全てが廃業し絶滅するわけは無い、という希望的観測を抱いている。

とある孤男の首都放浪2017 ①夜のピクニック編

2017-07-21 23:51:28 | 09 旅・東京
6月下旬のある日、赤羽から埼京線沿いに池袋、新宿、渋谷、目黒まで歩く。
休憩を除くと徒歩約6時間。夜とはいえ気温は25度に近く、途中でつい銭湯に入りたくなる。

赤羽、十条、板橋
   

池袋、目白、新宿
    

原宿、渋谷
原宿のパスワード漫画はいつ見ても笑ってしまう。
  

目黒で早朝4時。ネットカフェでシャワーでも浴びたいと思うが、なんと、駅前の2店舗とも満員(シャワーが何時間待ちというのはたまにあるが、店に入れなかったのは初めて)。きっと、みんな始発待ちなのだろう。

仕方がないので蒲田・糀谷まで向かい、朝6時オープンの「幸の湯」へ。(早朝の風呂は他にも御徒町の「燕湯」があるが、最近の燕湯は湯が熱すぎてのんびりできない。)
「幸の湯」は適温だし、水風呂もあるし、何より広くて良かった。開店と同時に10人以上がなだれ込むので少々狭いがそれは仕方ない。