40歳からの早期リタイヤ計画

一生独身+賃貸暮らし、手取りの半分を貯め続けて早十数年。IDは怒髪天(JAPANESE R&E)から。

後悔していることとコロナが収まったらやりたいこと

2021-08-14 16:34:16 | 90コロナ後
後悔していること

1 東京で働けば良かった
 働くというか、むしろ住むといた方が正しい。せめて20代の間だけでも東京で働けば良かった。大学を出て以降ほとんど地方暮らしだが、色んな意味でこれほどに東京とそれ以外の差が広がるとは全く思わなかった。

2 もっとオタクに振り切れれば良かった
 どうにも絵が描けなかったから無理だった。1と2は関係が深くて、オタクに地方住みのメリットは何も無い。

3 昔付き合っていた人をもっと大事にすれば良かった
 これは数年前の話。もっと大切にできた気がする。

4 おまけ:中国株や仮想通貨に投資しておけば良かった
 数倍や数十倍になると最初から分かっていれば投資していた(そりゃそうか)。

ついでだから、しなくて(できなくて)よかったことも書く。まずは結婚。できなかったけど、一人が気楽なのでこのままで構わない。あと、今の会社で出世もしないと思うが、それはそれで良い。

コロナが収まったらやりたいこと

0 一生コロナに罹らない
 まだワクチンを予約できないが、とにかく早く二回ワクチンを打ちたい。でも今後数十年コロナは続くだろうから、死ぬまでマスク・手洗いは続ける。コロナは後遺症が怖いので、死ぬまでコロナには罹らない。

1 春秋はバイクで旅行、夏冬は青春18きっぷで旅行
 コロナ前までずっとやってた。この際だから仕事関連の飲みは永久に無くなっても良いが、旅行の自由は復活してほしい。VLOGとかやってみたい。

「ポストコロナのSF」(ハヤカワ文庫)を読んだ

2021-05-28 22:59:57 | 90コロナ後

「ポストコロナのSF」(ハヤカワ文庫)を読んだ。約20本の短編集なので個別の感想とかは書かないけど全体的に思ったこと。

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まったくの別世界ではなくて、ほんの2~3年前とは異なるコロナ後が気になって買った。だから、次の段落で散々「思ったほどSFぽくない」と書いているのは、自分の興味に沿う話が多かったという意味。

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SFと銘打っているが、現実の世の中がここまでデータとか情報化とかされていると、あまり異世界観を感じられない。SFというか近未来小説だと思う。医学や疫学にしろ、情報やコンピュータにしろ、現在のリアルな世界を踏襲している話がとにかく多い。

自分が最も読んだSFってきっと「ドラえもん」なのだけど(あればSUKOSHI FUSIGIなんだそうだ)、自分が子供だったせいもあるかも知れないけど、あの時は少なくともドラえもんの世界が来るとは信じていなかった気がする。
だが今回のこの本は、いずれこんな時代が来るかも知れないと思う話がいくつもあった。なんというか、全く別世界の話がほぼ皆無で、現実世界の延長みたいな話ばかりだった。
ここ数年ラノベやアニメでは異世界ものがすっかり定着しているけど、異世界ものは剣や魔法や魔物が出てきて、SFよりもSF感が強いかも知れない。

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あと。これはもし関係者の人が読んでいたら、
冒頭2ページで会長のコメントが書かれている。この方は四半世紀ほど前からのアイドル声優の走りで、マリみてにも出ていたし、父親の本も何冊も読んだ。だから個人的には大好きなのだけど、冒頭で色々書く必要はないと思う。読む前に変に先入観を与えるのはやめて欲しかった。

と思っていたら、約20本の短編それぞれに、冒頭1ページにコメントが書いてあって、正直腹が立った。なぜ小説を読む前に先入観を与えるのか。こういうのは巻末にまとめて記すべきではないのか。しかもこのコメントは誰が書いたのか、署名さえない。なんで誰とも分からない人間にネタバレされないといけないのか。

自宅勤務の一日

2021-05-20 23:16:33 | 90コロナ後
Youtubeで言うところの理想的なルーティーンみたいな話。

会社に行かず自宅で勤務する日が増えている。
通勤時間がゼロの日が増えたおかげで睡眠は十二分。むしろ寝すぎなくらい。
だから、晴れた日は洗濯して布団を干して、冬でなくて雨でなければ昼間窓を開けて、朝食せめて昼食を自分で作って、朝夕に筋トレをこなして、仕事を終えたら散歩に出て、朝晩は何かしら勉強して、みたいな生活にしたいのだが。

毎日こんなにちゃんとできなくても、たまにはこんな風にしたいものだ。
意識が高いわけではなくて、リアルで誰とも会話しない日が続くから、こういうことを意識しないと、なんか中年のうちにボケそうな気がする。

ここまで書いてみて、自宅で勤務の日々に目指す生活が、すっかり老人のそれであることに気づいた。

「コロナに罹らない」って高い目標かも知れない。

2020-12-31 14:14:41 | 90コロナ後
来年は、給与減も怖いがそれ以上に新たな仕事・負担の増加が怖い。
仕事以外ではやはり長期の旅行に行けず精神的に辛い。ただ、帰宅後や休日の孤独な生活は予想以上に快適で、自分の引きこもり耐性に感謝さえしている(元々友人がいない上にオンラインで誰かとつながることもしないので、仕事以外では本当に孤独に生きている)。

来年の目標は、コロナに罹らない&仕事を続ける。そして、チャンスさえあればワクチンを絶対に打つ(副作用リスクよりもコロナ罹患リスクの方が怖い)。
来年は、これだけで十分のような気がしている。

その上で、仕事関連の勉強をして、筋トレを続けて、今の貯金・支出ペースを続けて、親兄弟との関係を維持して、仕事ガチャで変なクジを引かない。

感染/パンデミック(現代思想5月号)を読んだ

2020-05-31 18:50:55 | 90コロナ後
4月末に発売された現代思想5月号(青土社)を、GW以降気が向いたときに読んでいる。
コロナウィルスに関して、国内外問わず、分野・ジャンルを問わず、様々な人の書いた文章が集められている。およそ30本くらいか。コロナウィルスの特徴や他のウィルスとの違い、感染予防策、封じ込めか集団免疫か、子供や高齢者への対策、経済について、等々。
ちなみに失礼を承知で書くと、書いている人の中に、そんなに有名な人はいないと思う(翻訳は除いて)。

この本のように、色々な人書いた文章を集めた本がもっと出版されれば嬉しいのだが、知る限りでは他にはない。6月号や7月号も他のコロナとは全く異なるジャンルのようだし、少し残念だ。
発売が4月末だから、実際に書かれたのは遅くて4月中旬(3月に書かれたものの方が多いくらい)。早く第二弾を組んで欲しい。世界的に(ブラジルとかは除く)一応第1波がピークを超え、そろそろ第2波が来る今なら、全く違う文章が書かれる気もするので。

コロナの影響はまだ、受けていない

2020-05-01 00:14:58 | 90コロナ後
自分がコロナウィルスで受けた影響(直接間接を問わない)を箇条書きしてみる。
今後の影響ではなく、既に起こっていること限定。また自分に限定(親家族友人のことは含めない)。

1.在宅勤務開始
 出勤の日もある。在宅だと能率は落ちるものの、通勤不要は正直ありがたい(時間的にも満員電車的にも)。見逃せないのは、自炊が増えて食生活がむしろ改善されたこと(在宅勤務は太るという定説があるが、自分は体脂肪率が低下した)。逆に睡眠は不規則になった。

2.旅行や遠出の自粛
 休日にふとバイクに乗って出かけることが憚られる(3~4月は、買い物で一度乗っただけ)。この春は青春18きっぷを買わなかった。休日は意味もなく散歩しているが、散歩する先がすでに尽きた。

3.フィットネスが閉鎖
 週2回くらい通っていたが脱会した(その後非常事態宣言で閉鎖)。
 代わりに自宅で筋トレ始めた。スクワット、腕立て、プランク(腹筋みたいなやつ)で1日5~10分。

4.TVやネットやマンガ増
 これは同じという人も多いのではと思う。平日昼間のBSで昔の二時間サスペンスを再放送しているので、録画→見る→削除を繰り返している。

5.米国ETF値下がり
 これは昨日書いたとおり。

くらい。コロナの恐ろしさが顕在化して3か月も経つというのに、幸い、仕事の激減もなければ感染危機と隣合せとか仕事で長時間勤務とかもない、またこれまで、家族も含めて罹患もせずにいる。

今後についてはまた後日。なお給料ボーナスは下がること必至。

「コロナの時代の僕ら(早川書房)」を買って読んだ。

2020-04-29 23:23:55 | 90コロナ後
コロナウィルスを受けて、3月以降(2月中旬までは特にそうでもなかった、と記憶している)、残りの人生に対する考え方が色々と変化したと思っている。
本当は、その変化していく経緯をこのブログに残しておけば良かった気もしている(紙の手帳に少しだけ記しているが)。中国で非常事態宣言だったかが出たのが1月末であり、これを書くまでに実に3か月も経過していることに、少々後悔している。
とはいえ、今日より早いスタートは無いので、当分の間、自動筆記の要領で最近考えていることをここに残しておこうと思う(紙の手帳に比べ、やはりPCというかキーボード入力の方が早いし楽だ)。

YOUTUBEではコロナに関する情報(感染拡大や医療崩壊、子育てや介護や経済面への影響、終息時期の見通し、終息後の世界について等々)があふれているが、意外と、「コロナウィルスについて個人的に何を考え、どのように考えが変わったか」を載せたYOUTUBEは少ない。再生回数が少なく収益にならないのだろうか、理由は分からないが、これがもし20年前の個人HP全盛期や10年前のまだSNSがない時代(YOUTUBREも無かったはず?)であれば、私がここで書いているような記事がネットに溢れていたと思う。

それはさておき、自分の考え記憶の変化を知りたいという思いもあって、また、コロナウィルスについて人が何を考えているか(予防法とか、自粛やステイホームの呼びかけとか、今後の世界経済の行方などではなく、今後の生き方みたいな話)を知りたくて、ツイッターで話題になっていた「コロナの時代の僕ら(早川書房)」を買って(リアル書店で)読んだ。
日本での発売日は4月24日で、エッセイは2月29日~3月4日に、後書きは3月20日にそれぞれ書かれていた。イタリアは、現在では感染者数が上位(厚生労働省HPによると、4月24日時点で、米国、スペインに次いで3番目のようだ)であり。エッセイの時点と後書きの時点で、切迫感がまるで違う。

あまり引用は良くないけれど、ずっと覚えておきたいフレーズを幾つか引用させていただく。
 「流行がもたらしうる変化のすべてが怖い。(~中略~)恐怖がただ過ぎ去り、なんの変化もあとに残さないのも、怖い」
 「今後の流行のあとで何が起きるのかの予測は複雑すぎて、僕にはとても無理だ」

著者は、現在のグローバルすぎる社会や行き過ぎた開発が、コロナ後にも続くことを危惧しているようだ。
ただ自分としては、そんな大それたことよりも、むしろ、単に自分が残りの人生をどうやって生き延びるか(罹患しないとか、経済的に困窮しないとか。また自分だけでなく親兄弟も)が気になっている。