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ビールと牛乳は何故、PETボトルが使われていないのか?。再利用はダメよ~ダメダメ ?

2014年12月29日 00時11分37秒 | 日記

 

私たちの社会で

飲料関係の商品は

PETボトルが当たり前のように

使われています。

 

 

 

PETボトルは容器として

軽くて持ち運びに便利で

本当に広く利用されるようになりました。

そして

PETボトルは回収もし易く

リサイクル活動もかなり進んでいます。

 

 

 

 

 コンビニやスーパーで

飲料商品を購入すると

大半がPETボトルか紙パックだと思います。

 

 

そこでいつも思っていた疑問ですが

 

何故

 牛乳にはPETボトルが使われていないのか

また

ビールは缶やビンが大半で

これまたPETボトルが使われていないのか

ということです。

 

  

 

 

何故だと思いますか。

 

 

まず、牛乳ですが

 

 

1951年

乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)で、

「紙パック」か「瓶」でなければならないと定められているのです。

なんと、50年以上も前のことなんです。

 

さすがに

2007年10月に乳等省令が改正され、

乳等1群食品(牛乳等)に直接接触する容器として

PETボトルを使用することが可能となったのです。

 

なのに何故

未だに

PETボトルが使われていないのか。

 

その大きな理由として

 

牛乳は栄養価が高く、

口をつけたら雑菌が繁殖しやすいし、

温度が上がると腐敗しやすいため、

衛生上食中毒などの危険性が高くなるという

懸念があるからです。

 

要は

何度でも口にできるという

PETボトルの利便性が仇になっているのです。

 

 

 

では

ビールには何故

PETボトルが使われていないのか。

 

 

 

その最大の理由は

 

PETボトルはごくわずかですが

通気性があり

ビールは他の炭酸飲料よりも

炭酸が繊細なので

気の抜けたビールになることと、

光によって品質が変化しやすいため

高い遮光性が必要とのことで、

PETボトルには不向きのようです。

 

ビールの炭酸の量は

サイダーの半分程度なので

少量の二酸化炭素が逃げただけでも

味が落ちるのです。

 

よって

現在大手ビールメーカーでは

商品化している例はありません。

 

しかし

確か平成16年だったと思いますが

アサヒビール(株)は、

PETボトル容器の利便性やファッション性に着目し、

PETボトル容器入りビール新商品を

本年中に発売すると発表したことがあったのです。

 

ところが

多方面からPETボトルのリサイクルシステム等で

多大な影響を及ぼすとの声が高くなり

PETボトルを使った商品化は

取りやめとなったのです。

 

 

では

もうひとつ素朴な疑問として

 

コーラはPETボトルを使っていますよね

 

何故でしょう。

 

 

 

その理由は

 

ビールよりも炭酸が強いので

多少ガスが抜けようが

味に変化が生じないからです。

 

 

 

しかし

個人レベルで

手軽にPETボトルの再利用することが出来るのですが

忘れては成らないことは

衛生面や耐久性の問題です。

 

ペットボトルのPETという素材は

熱に弱く、熱消毒に向いていません。

よって

PETボトルの再利用はしないことです。

 

ちなみに

ペットボトルを消毒するため熱湯で洗うと、

かえって体に有害になる可能性があります。

ペットボトルを熱湯ですすいだ場合、

最高55倍のビスフェノールAが検出されるという

事実が明らかにされているのです。

このBPAは

プラスチック飲食容器や食品用の缶の内側の樹脂に

含まれる環境ホルモン物質で、

乳がんや前立腺がんを

誘発するものとして知られている。

 

皆さん、注意しましょう。

 

 

 

 

 

それにしても

PETボトルは

社会にとって必要不可欠な

仕組みとなっていますよね。

 

だから余計に

食の安全については

十分に理解しておく必要があると

思います。

 

 

 

明日に向かって

新しい年に向かって ・・・・・

 

GO ・・ GO  ・・  

 

 

 

 

では

皆さん

今日も素敵な一日で

ありますように

 



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