「ぐるくん」のひとりごと

大好きな海のこと、沖縄のこと。 また今関心を持っている韓国語の学習、韓ドラ・レビューなど気ままな雑記

<528>ドラマ&映画 『食客』

2007年10月02日 | 韓国・韓国語
 「現代版チャングム」と言われ、韓国料理のみを題材とした、大人気料理漫画『食客(シクケク)』

 韓国の漫画家、ホ・ヨンマンssiの作品だ。

   

 韓国漫画界を牽引してきた大ベテランだ。

 1974年のデビュー以来、30年以上も漫画家として常にトップクラスをキープしてきた実力もある。

 すでにいくつもの作品が映画化されている。

 『ビート』『アスファルトの男』『TAZZA』などなど・・・


 更に人気の『食客』が立て続けに映画化&ラマ化されるようだ。

 『食客』は元々、日刊紙で連載が始まり、単行本化された作品だそう。

 究極の食材をトラックに積み、行商をしながら韓国全土の料理を食べ歩くソンチャン。

 韓国料理にまつわる話と共に、行く先々で巡り合う人々の人生ドラマを描かれていると言う。



 先に制作発表のあったドラマ『食客』では、キム・レウォンssiが主役のソクチャンを演じる。

 外注制作会社「JSピクチャーズ」社は、全20話のドラマとして来年上半期に地上波を通じて放送するとしている。

 発表の際、代表のイ・ジンソクssiは「ドラマ『食客』は私たちが知らなかった韓国料理文化の意味深さと情緒を世界に誇ることが出来る真の韓流ドラマになるだろう。」と自信を語った。

 ドラマ『食客』は、120億ウォン(約12億円)もの制作費を投入する大作だそうで、現在、江原道旌善(カンウォンド、チョンソン)の「江原ランド」にオープンセットを建設中。

 ドラマ撮影後は、韓国料理や文化を紹介する観光名所となるよう、設計されているそうだ。 ←『太王四神記』と同様、元は取らなきゃw

 放送局はまだ決まっていない。



 1日には、南山韓屋村(ナムサン ハノクマウル)で映画『食客』の制作発表会が開催された。

 映画の方は、主人公ソンチャンをキム・ガンウssiが演じる。


 ソクチャンを天才料理人として描き、彼を越えて最高の座につきたい野心家ボンジュ(イム・ウォニ)との料理対決がメインとなる内容だそうだ。

 出演のキム・ガンウ、イ・ハナ、イム・ウォンヒ、ジョン・ウンピョが揃って、発表会見に臨んだと言う。



 映画『食客』はドラマより先行して11月1日に公開予定となっている。


 またしても、漫画原作の作品だ。

 この漫画『食客』、実はすでに日本語訳本が発売されていた。

   

 でも、「韓流マンガ」と銘打っているが、韓国人気漫画としての扱いっぽくないようで、作品中に出てくる韓国料理や韓国の食文化に関する本格的な話や単語が頻繁に出てくると言うのに、注釈の類は一切ないと言う。

 ドラマ『チャングム』でも宮廷料理、韓方医学や漢方薬、李氏王朝の歴史や制度など、様々な事に興味を持った私としては、少し残念な仕上がりと言える。

 しかも「チゲ鍋」って・・・orz

 なべなべ、いやダメダメじゃんw

 映画化&ドラマ化に併せて、注釈入りを再装丁したら売れると思うけど・・・

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