「ぐるくん」のひとりごと

大好きな海のこと、沖縄のこと。 また今関心を持っている韓国語の学習、韓ドラ・レビューなど気ままな雑記

<236> クッキ #15

2006年07月14日 | クッキ
 鉢合わせしたチュテ・中村・ミングォンの三人。

 ミン先生を殺した犯人と確信してここまで追い詰めたミングォンだったが、しらを切り通す中村を落とす事ができない。

 成行きが心配なチュテが二人の間をとりなしているのが笑える。

 なんと言っても中村の強みは確固たる証拠が無い事。

 そしてミングォンの考えているミン・ヨンジェを追跡までして殺すと言う殺害動機がなんとも弱い・・・

 ミングォンも犯人から、是非とも動機について聞き出したいところだろうが、彼の推測動機では中村の首を絞める事はできなかった。


 「本社からの急な帰国要請」を口実にホテルを出ようとするが、ミングォンは犯人探しに協力をと引きとめる。

 中村は何も知らないの一点張りで、仕事が詰まっている事を理由に、犯人逮捕を願っていますとまで言い残し立ち去ろうとする。

 チュテは「会社の客人だ。 君には悪いが空港まで送ってくる。」と中村と一緒にホテルを後にする。

 搭乗しようとする時、再びミングォンが現われる。

 彼は中村が忙しいなら、香港までの機内で話をお聞きしますと中村の隣の席をキープしたチケットを敏腕イ秘書官(←コノヒト ホントウニ スゴイデス)から鞄と共に受け取って同行しようとする。

 さすがの中村もこれにはあきれて、ひとまずホテルに戻り当時の話をする事となった。

 ミングォンの追求に中村は「これでは協力ではなく、取調べではないか?」と声を荒げる。

 「まぁ、まぁ」と間に入るチュテに退出してもらい、ミングォンは中村にこれまで調べてきた事を元に詰め寄っていく。

 目撃証言から身長180cm(タカッ!)で正確な日本語を話していた人物・・・

 ミングォンはあの日以来、決して忘れないようにつらいけど思い出し、毎日頭に刻み込んできたと告白しながら、中村に厳しく「1945年9月2日午後3時45分、あなたはどこにいまいしたか?」
 「あの日、あなたがどこで何をしていたのか、必ず思い出してもらいます。」と追求する。

 中村は軍から30日に日本への撤退の指令が出ていて、29日には海州を立ち、9月2日は本国に帰国していたと言う。

 「この辺でいいだろう・・・もう疲れた。」
 「出来る限りの誠意は尽くして協力した・・・」

 さすがのミングォンも王手をかけるだけの証拠はなかった・・・orz


 一方クッキたちは「うちが大企業に勝てるには品質といち早い商品化」と懸命に頑張っているがサンド機開発担当のアインシュタインことチニョン先輩には未だひらめきが訪れず難航中w

 犯人と確信する中村を目の前にしながらも、どうする事も出来なかったミングォンはやりきれない思いを抱えてクッキの元にやって来た。 

 そしてミン先生との思い出を語りだす。

 そして、いつも君の事を思っていた先生があんな死に方をしたのは全て自分のせいだと・・・

 ヨンジェが殺害された理由を、ミングォンは自分がペニシリンを運ぶ時、憲兵の検問を突破するために投げた手榴弾で日本兵を死傷させたからだと考えていた。

 それしか思い当たる理由がなかったのだ。

 「すぐ側にいるのに・・・どうしたらいいのか?」
 「口に手を入れてでも、彼の真実を取り出す事ができたなら・・・」と今日の無念を改めて思うミングォンだった。


 心配で仕方の無いチュテからの電話に中村はチュテにそれなりの恩義を感じているらしく「そちらに類が及ぶような事はない。」「元日本軍人としての誇りかけて、一人で決着をつける。」と断言する。

 この事で簡単に安心するチュテ・・・

 
 無念のミングォン、大事にとってあったあの時のヨンジェのスーツや帽子を取り出す。

 更に拳銃も・・・実力行使、仇を討とうと言うのか?


 アインシュタイン登場!!w

 朝ご飯を食べにやって来たテント・テファ堂で裁縫中のクッキのかけるミシンを見ているうちに、キター「閃き」w

 あっという間に設計図まで出来てきます。

 町工場にチュテが前に無理くり置いていった10万を元手に発注する。

 鉄が高騰中のおり、この額では頭金にしかならない。

 しかし、、衛生面(イチオウ カンガエテ イタノネw)でも出来るだけ機械化した方がいいと資金的にかなり厳しいまま、設備投資をするクッキ。

 宣伝用の試作品を作り、呼びやすく単純な商品名まで検討する。←コンカイハ ブンガンノ ウゴキヲ チャント キニシテマス

 命名「ピーナッツサンド・丸っ子」w



 宣伝の為の投資だと試食販売を街頭で行うクッキたち。

 サンフンの命で、そんなクッキたちを警護する手下たち・・・

 ジョンシンは「丸っ子」を買い、サンフンの元に。

 「兄貴、最近変ですよ?」と言いつつ、試食販売が盛況だった様子と共に金が足らないらしいと報告する。

 サンド機の製作が残金を払えず、中断していた・・・


 豊江製菓ではさすがにピーナッツには手を出さず、代わりにチョコレート・クリームで勝負。

 工場長には「そんな事、私に聞いてどうする? 頭を使え!!」って言っていたチュテだが、妻とシニョンを前に新製品の名前は如何に?と聞いている。

 シニョン命名「チョコサンド・チョコチョコ」

 親バカ二人が、またしても「いいなぁ~」「かわいいし」と絶賛w


 1ヶ月にも及ぶ東南アジア・ツアー公演のオファが来て上機嫌の事務所社長だが、最近のエレーナの様子が変だと指摘するがシニョンははぐらかしてしまう。←ミングォンサンニ フォーリン ラブデスカラ・・・


 アインシュタイン・チニョン先輩が自分の兄に頼み込んで借りてきたと30万を持ってくる。←ドウカンガエテモ サンフン・オッパーノ オカネダナ

 チニョンとサンフンの弟分ジョンシンが一緒に歩いている所を偶然見てしまったクッキは「どう言う事?」と詰め寄る。

 「あのお金は受け取れないお金なの・・・」

 
 一方ジョンシンはサンフンに「あの女だけは弱腰なんですか~?」と半ばいらつきながら尋ねる。

 そこに怖い顔したクッキがやって来た。
 「16万使ったわ。 利息の4分5厘、なんなら2割払うわ。」 
 「借用書を持ってきて!!」

 ジョンシンが切れます。
 「手伝った挙句、この仕打ちは?」

 「ほっといて言っているでしょ!」
 「店を奪ったみたいに、テントも奪う気?」と相変わらずのサンフンに対する戦闘モード全開のクッキ。

 たまらずサンフンは部屋を出て行く。

 残ったジョンシンは「死ぬほどのつらさを抱えているんだ。」
 「だから、これ以上兄貴を苦しませないでくれ。」とクッキに訴える。

 ユギオ後、海州のマンボク宅に押しかけた共産党員(赤い腕章してます)?らは「人民の金を出せ!」と袋叩きのリンチ責め・・・

 サンフンもマンボクの口を割らせる為に首を吊られる。

 なんとか一命を取り止めたマンボクは、息子の首に縄がかけられても「金のありか」を言ってしまえば、口封じの為皆殺しされてしまうからと頑なに口を閉ざした訳を話す。

 そうまでして守った金をサンフンに手渡し
 「金と力の両方を手にしろ。」
 「俺は金は、金だけは何とか集めたが、力は無理だった。」
 「力がなければ、金も奪われてしまう。」
 「一番いい土地を選んで、りっぱな銀行を建ててくれ。」
 「町金で高利貸しと呼ばれるのはうんざりだ。」と川を越えれば南に入る所でマンボクは力尽き亡くなった。

 「だれも兄貴を責められない。 経験して無い奴に何がわかる!!」

 涙ながらのジョンシクの言葉にクッキも返す言葉がない。 


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2 コメント

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命をかけた金塊 (ぐるくん)
2006-07-16 00:54:53
 rukoさん、TB&コメントありがとうございます。



 動乱の中では札束なんてもんは役立たず、やはり金塊が普遍の価値を持っているんですね。

 中国をはじめアジア圏では赤ちゃんが生まれると金のピアスとかリングを贈る習慣があるけど、こう言う動乱の歴史がバックにあるんでしょう・・・



 サンフンの過去を知ったクッキは今後どう対応するのかなぁ?

 いっつも、鬼のような顔になってきっつい事言ってたから・・・w

 
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身長180センチ (ruko)
2006-07-16 00:16:23
ぐるくんさんこんばんは。



身長180センチ超えるアジア系の人って、今でこそそんなに珍しくないけど当時はかなり希少価値だったのではないかと思いますのでナカムラさんも頑張りますね……。



私もミングォンさんのイ秘書官はめっちゃ優秀だと思います。毎回毎回ありえな~い公私混同なw リクエストを頑張って必ず達成しちゃうんだからスーパーマン並み。



プンガン製菓がピーナッツまでパクるんじゃないかとハラハラしていたのですが、流石にそれはなかったか。



赤い腕章をした人たちは、説明はないですが台詞が圧倒的に共産主義でしたね。人民のものは人民に返せ、って、もうお約束。首をつられたサンフンオッパ本人も相当トラウマだったでしょうけれど、その様子を見ながら金塊のありかを黙っていたお父さんも根性だ!って思いました。



ブリーフケースが金塊がぎっしり入ってる割に軽そうだったのは、お許しポイントってことで。
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