1年以上も前の過去記事<187>で、同じ事件の裁判で胸を痛めた。
とてつもない時間と労力を使って、「最高裁」までたどり着いた判決は、広島高等裁判所へ差し戻しとなった。
差し戻し理由の主文を読んでも、納得できない自分がいる。
事件そのものは「特に酌量する事情がない限り、死刑の選択をするほかないものといわざるを得ない」と判断できるが、「酌量する事情」があるのかないのかを充分高裁で吟味しろって事なんだろうか?
被告人には、なぜかものすごい数の弁護団がついた。
今年6月の審議では「「ドラえもんが助けてくれると思った、死姦すれば
生き返ると思った」などと言う、とんでもない発言が飛び出し、様々な報道もされた。
真実を明らかにする為の司法の現場で展開された、残された遺族を更に鞭打つような内容の陳述に、よく本村さんは耐えたと思う。
今回、20日までの3日間の集中審理の中で、被告の元少年は、殺意や乱暴目的を認めた捜査段階の供述調書に署名した理由について、「検察官からレイプ目的を否定すると死刑の公算が高まると言われた」と証言した。
「ドラえもん発言」は姿を消し、供述調書における強要説を登場させ、素人目にも作戦変更の意図がみえみえだ。
また、強姦と言う言葉の意味についても認識不足だった事を強調。
言葉の認識はなくとも、行為は事実。
なんだかんだと言って、自分の犯してしまった罪がどう変わると言うのだろうか?
遺族として殺された弥生さんのお母さんと夫、本村さんの陳述をメモをとりながら表情を変えずに聞いていたと言う被告。
その直後の被告人質問で、「今以上の苦しみは実生活において容易に想定できます。 それを踏まえてでも生きたい。 僕の方から検察官に言わせて頂ければ、なめないで頂きたい。」と証言したと言う。
正直言って、こんな証言を聞く為に裁判してんじゃない!
なのにその後の弁護団のプレス会見で、もっと驚いた。
今村弁護士と言うお方、「この裁判の弁護ほど胸を張って弁護できた事は、今までありませんでした。」と感涙に咽ぶ・・・orz
なんで、弁護士先生がここで泣かなきゃいけないの?
法曹界の不条理を目の当たりにした感じ・・・
司法上のルールとは言え、この判決が出るのは来年の春と言う。
とてつもない時間と労力を使って、「最高裁」までたどり着いた判決は、広島高等裁判所へ差し戻しとなった。
差し戻し理由の主文を読んでも、納得できない自分がいる。
事件そのものは「特に酌量する事情がない限り、死刑の選択をするほかないものといわざるを得ない」と判断できるが、「酌量する事情」があるのかないのかを充分高裁で吟味しろって事なんだろうか?
被告人には、なぜかものすごい数の弁護団がついた。
今年6月の審議では「「ドラえもんが助けてくれると思った、死姦すれば
生き返ると思った」などと言う、とんでもない発言が飛び出し、様々な報道もされた。
真実を明らかにする為の司法の現場で展開された、残された遺族を更に鞭打つような内容の陳述に、よく本村さんは耐えたと思う。
今回、20日までの3日間の集中審理の中で、被告の元少年は、殺意や乱暴目的を認めた捜査段階の供述調書に署名した理由について、「検察官からレイプ目的を否定すると死刑の公算が高まると言われた」と証言した。
「ドラえもん発言」は姿を消し、供述調書における強要説を登場させ、素人目にも作戦変更の意図がみえみえだ。
また、強姦と言う言葉の意味についても認識不足だった事を強調。
言葉の認識はなくとも、行為は事実。
なんだかんだと言って、自分の犯してしまった罪がどう変わると言うのだろうか?
遺族として殺された弥生さんのお母さんと夫、本村さんの陳述をメモをとりながら表情を変えずに聞いていたと言う被告。
その直後の被告人質問で、「今以上の苦しみは実生活において容易に想定できます。 それを踏まえてでも生きたい。 僕の方から検察官に言わせて頂ければ、なめないで頂きたい。」と証言したと言う。
正直言って、こんな証言を聞く為に裁判してんじゃない!
なのにその後の弁護団のプレス会見で、もっと驚いた。
今村弁護士と言うお方、「この裁判の弁護ほど胸を張って弁護できた事は、今までありませんでした。」と感涙に咽ぶ・・・orz
なんで、弁護士先生がここで泣かなきゃいけないの?
法曹界の不条理を目の当たりにした感じ・・・
司法上のルールとは言え、この判決が出るのは来年の春と言う。
本村さんの記者会見がテレビで放送されるにつれ、ものすごく急速に大人の表情に変わっていく姿。
応援も当然もらっているでしょうが、誹謗中傷もかなりされているはず。
それでも、家族を失ったという事実と対峙しているその姿は、とても見ていてつらいです。
おそらく、私はこのように生きていけないと思うから・・。
最高裁の判断が出たあとの被告側のあわてようが、今の弁護団の支離滅裂さに現れていると思います。
「なめられたくないのなら、人格障害のような不利をせずに、まっとうな対応をしろ」と感じました。
私は、どんな背景があるにせよ、公判が続いている最中に、友人(だか先輩だか)に卑劣な手紙を送る被告と、死刑反対論をこの事件に乗じて論じている人たちを、正しいとは言いたくないです。
世の中に卑劣でむごい事件はあまたあります。
本村さんは8年の月日の間、悲しみ耐え、実に多くの事を学ばれ、人間的に成長されたと思います。
昔なら人殺しは打ち首獄門のお裁きでしょうが、近代法学の下、犯罪者の情状酌量を考慮した判決が下されます。
長きに亘る裁判を通じて、罪の重さを問う事よりも、(どのような事由があるにせよ)犯罪者の人権だけを声高に唱える法曹界の一部の人たちの論理は、納得できません。
犯罪の抑止にも繋がる、罪に対してのそれなりの罰は必要なのでは?
ともかく、考えさせられる裁判ですね。
事件の内容も 気になって 仕方なかったのに・・・
この裁判の流れが 違う!!
弁護士も 入れ替わり立ち代り・・・
結局 事件の内容と違って 何かに利用しようとしている様な流れに なってる!
怒りを 感じます!!
本村さんの頑張ってる姿に どうか?良い判決が下されますように・・・ 願います!
本当に気になる事件です・・・
罪のない人が二人殺された事実に対する判決が、どうしてこんなに時間をかけ、遺族を傷付けても尚、出ないと言うのは・・・
犯罪者の人権は守るのに、被害者の人権は置き去りですからね・・・
全うな判決が下る事、私も切に願っています。