「ぐるくん」のひとりごと

大好きな海のこと、沖縄のこと。 また今関心を持っている韓国語の学習、韓ドラ・レビューなど気ままな雑記

ひとりごと<75>  青春の日々 

2005年09月27日 | つれづれ
 この連休、姪っ子の通う高校の文化祭があった。

 彼女は中学の時から吹奏楽を始め、高校入学と同時に吹奏楽部に入部した。

 しかし、熱心な顧問の先生に指導を受けれた中学と違い、高校ので部活動はあまり盛んではなかったようだ。

 新入生でありながら、彼女は持ち前のプラス思考のがんばりで、自分の知る限りの人脈や援助を有効に活用しつつ、部の再生に努力した。

 2年生になった今、1・2年生メインでコンクールの他にボランティアなどの演奏会を年間30回近くこなしていると言う。
 
 文化祭のステージでは卒業した先輩たちも応援に駆けつけて、演奏や指揮など貫禄のパーフォーマンスで協力してくれていた。

 彼女のがんばりが見事に花開いたような感があり、近年富に涙腺の弱くなったおばさんは楽曲が替わるたびに、目頭を押さえていた。



 高校の文化祭に足を向けたのは、本当に久々の事だった。

 学生時代もあまり他校の学園祭やら文化祭に行ったことがなかったから、年甲斐もなく興味津々だった。/笑

 クラスごとなのか催事ごとなのか、皆それぞれお揃いTシャツを着ている。

 ユニフォームを兼ねたそのTシャツに、まぁ、見事に寄せ書きと言うのだろうか名前やらメッセージやらイラストやらが所狭しと書き連ねられている。

 この日を最後にTシャツとしては彼らも着る事はないだろう。

 文化祭とは言うものの、やはり模擬店全盛のようだ。

 展示物などは少なかった。

 吹奏楽部の演奏会が終了して体育館を出ようとしていた時、異様な一団と遭遇した。

 そろいのピンクのTシャツに黒のミニスカート姿のいかつい男の子たちだ。

 手にはブラブラとかつらをぶら下げてる子もいる。

 だれかの問いかけに「クラス発表で人気があったんで、体育館のステージに呼ばれました。」「これからやるんで・・・」などと言う返答が耳に入ってくる。

 おばさん「こりゃぁ、見なくちゃ!!」ときびすを返し、体育館へと舞い戻った。

 フジテレビ番組「ワンナイR&R」の中で、沖縄出身の若手芸人ゴリが女装して「ゴリエ」と言うキャラになりチア・リーディング風ダンスを踊っている。

 そのダンスを彼ら「生涯スポーツ科」の生徒たちが踊った。

 道理でガタイがいい訳だ。

 不揃いな「ゴリエ」たちの踊りは、一生懸命クラス全員で練習したのだろうなぁと思えるものだった。

 かつらのない子は坊主頭にお花のシールを直貼りしているのが、ほほえましい。

 体育館でのステージが終わって出口に向かう人波の中、「可愛いね」と先ほどの「ゴリエ」たちに声をかけている人がいる。

 改めて声を掛けられてた「ゴリエ」たちはかえって照れくさそうに笑っている。


 声を掛けていた主は、

 孫娘の演奏を聴きに来ていた、私の父だった。/大汗 

 

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3 コメント

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Unknown (マキちゃん)
2005-09-28 22:02:42
文化祭、学園祭などという代物から遠ざかって?十年かなー。我が家の息子は大学で『ジャグリング』をやっているので学園祭シーズンともなるt
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Unknown (マキちゃん)
2005-09-28 22:22:54
失礼しました。

パソコンが壊れてしまい新しいのにしたら慣れなくて途中で変になってしまいました。

兎に角息子は青春真っさかりと言う処です。若いと言う事はそれだけで宝なのだと云う事に過ぎ去ってから

気付くんですよね。

オソカリシでーす。

友が「人生50歳からよ。その時の為に今を頑張るんだよ。」と言っていました。私もまだまだ捨てたモンじゃないかな?
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がんばれるものがあるという事 (ぐるくん)
2005-09-29 21:36:08
 マキちゃんさん、コメントありがとうございます。 息子さんジャグリングをやられるんですか~、すごいですね!

 文化祭、学園祭の花形ですね。



 自分が夢中になれる事に出会えると言うのは幸せなことですよね。 その情熱は、周りをも感動させるパワーがあるほど・・・私もその何かを見つけたいと思ってます。 でも、お手玉もできないからジャグリングは無理か・・・・

 
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