ちょっとしょっぱいビール

最近　お休みの日は　畑をして　
疲れた体に　シャワーを浴びて
早速お部屋着に
そして　
先ずは　ビール
まったりお家で夕食が多かったのですが
昨日は雨　作業も少ししか出来ず
たまには出かけましょうか
ということに
本当はお江戸にでも行こうかと思ってのですが
先方に連絡が取れず・・・（はい　あなたのことよ＾＾)
きっと忙しいのでしょうから
と　いつもながらの不安な気持ちを閉じ込めて
近くの　新規オープンの中華のお店に出かけました
雨で静かな様子
“いらっしゃいませ”とかわいい声で迎えてくれたのは
5歳くらいの男の子
静かな夜なので　脇のテーブルでママと折り紙
あ～懐かしいな
かつて美味しいと評判だった某中華レストランで腕を振るっていた御主人様
奥様とお店をオープンされて　一月ほど
そのへお手伝いに来たという方が家にも寄ってくださったので
どんなかしらと興味を持っていたのです
立地がいいとはいえない場所
でも　友人が行ったら美味しかったよ＾＾と言っておりました
あれこれ注文
すると
メニュー名を読み上げてるのは
あの男の子＾＾
待つことしばし
“お願いします”
その声もあの男の子＾＾
一生懸命お手伝い
したくてしたくてたまらない様子
微笑ましいです＾＾

そして
自分達がお店をオープンした頃の
子供達にその子が重なって
胸がキュンと鳴りました
幼かった我が家の子供達
いつも
静かにして待っててね
と
ひたすら二人で遊びながら待っていた
夕食とは思えない夜中にご飯
なんて事も多かった
下には下りてきてはダメよ
そういわれ
ひたすら二階で息を潜めるようにして
それでも
元気に工夫して遊んでくれていた
忍者歩き
成るものを編み出し
足音を立てずに走り回る
声を潜めて遊ぶ
時におかしくて笑うときも
あっ！って口に手を当てて
ごめんのサイン
泣いてる弟の事なだめるのはおねえちゃん
逆に淋しくて泣いちゃうお姉ちゃんを
おかしなこと言って笑わせてる弟
寝顔見ながら
何度も泣いた
そして　ほほ寄せて
ごめんね
を言ってたあの頃
色んなことが蘇って
ちょっとしょっぱいビールを飲んで料理を食べた

微笑ましいことと
認められる光景だった

照れてるその子が
帰り際
手を振って送ってくれた

頑張ってね
家族で頑張る仕事
そんな気がします
あなたの存在が
パパとママの励みに成ります
時々あなたに会いに来るね
懐かしい時間を
感じながら

タイムスリップしたかのような
休日の夕食でした

ご馳走様でした
感謝です

あなたへ
あなたのワインたちは
春の雨音聞きながら
眠っています
今日も穏やかに
皆で寄り添いながら
あなたも元気で
この空の下で笑っていますように
☆