雨の中亡き父のお灯篭建てをいたしました
新盆を迎えるに当たり
旅だった方が
我が家に戻ってくるときに
帰る場所の目安になるように
と
立てられるのだそうです
毎晩灯りをともします
朝早くから
我が家の林に木を切りにゆき
皮を削って
組み立てます
わら縄で桔梗を作ります
そして
庭に建てるのです
ずっと雨だったのに
建て始めたその時だけ
日差しが顔をのぞかせて
雨が止んでくれました
父が皆の為に雨を止ませてくれたんだと
誰もが言いながら
完成を喜び
父をしのびました
宴席が始まると
又
雨
こんな日はゆっくりと
父との思い出話でも致しましょう
と
夕刻まで皆で宴席
いつも気ぜわしい私達
でも
雨のお蔭と父のお蔭で
いい時間をいただけました
帰り道
きれいな夕焼け空
何かを語りかけてくるような
きれいな夕刻でした
^^
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