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孤独な独裁者

2011年12月20日 | Weblog
昨日は昼頃の号外が世界中を駆け巡った

北朝鮮の金正日氏が亡くなったと

私たちは仕事でまったくいらずにいたのですが
お客様からお聞きし
驚きました
近年は
体調不調は隠せない状況でした
後継者と言われる息子さんも徐々に表舞台に登場し
北朝鮮内部のごくわずかの人にとっては
ある意味覚悟できていたのではないかと思われます

一人の独裁者の 

彼の生きざまは
多くの人に影響を与え
多くの人の人生にまでも影響を及ぼした

こと
日本では(他の国にもありますね)
拉致され
いまだ行方の分からない方がいる
真夜中TVで
めぐみさんの母が言っていたように
まだ判断の付くうちに
生きているうちに
誠意をもって解決してほしかった
そう言ってらした
まさにその通り
彼でしかできないことの中に
私たち日本人にとっては
解決できないままの今も
苦しい出来事です
遠いあの日
遠いあの頃
いったい何が起こったのでしょう
何の罪もない
人を強引なやり方でさらうなどと
ある日突然愛しき者を
失った家族の悲しみは・・・・・
胸が痛くなります

はた
金正日氏の人生とは・・・・
幸せだったのだろうか?
洗脳の中に生きてきたのかもしれない
そして
自分もまた
洗脳をして人々を生きてきた
心穏やかな日は
どのくらいあったのだろう・・・・
小さなことで嬉しかったり
お腹を抱えて笑ったり
自国の人が飢餓に苦しみ
貧しい生活をしている中
何一つ手に入らないものはない生活
自分の周囲に嫌われているとわかっていて
なお強めた独裁の手法
おびえていたのではないか
その場しのぎで
ぐちゃぐちゃになっていたであろう出来事も
いい夢を見て眠ることができたのだろうか・・・・
本当の意味で
愛したり
愛されたり
したことがあるのだろうか

死に直面した時
生きてきた時間が走馬灯のように流れるという
苦しい苦しい忌野時
彼は何を感じ
何を思ったのだろう
そして
彼が愛しく思う人に
何を残して行ったのだろう
彼の血を継ぐ
次なる総書記が
孤独な権力者ではなく
(代表たる人は皆 孤独な独裁者なのだろうけれど・・・)
愛される権力者に成ってくれたら
呪縛からとかれ
一人の人としても
幸せに国民と世界とをつないでくれたら
奇跡のようなことが起きたらいいなと願う

良きにつけ
悪しきにつけ
世界史に残る
一人の存在が

召された

あの国に
そして
あの国に影響を受ける国に
平和と幸せが
訪れるようにと
願うばかりです

日めくりより
待たぬ月日は経ちやすい

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