ぐちゃぐちゃと長い旅

火曜日夜からの発熱は
38.7　39.0　39.9
と徐々に高温を示し
頭も体も居たくって
でも動けない
気を失って
眠れたらどんなにいいかと思うのですが
眠れない・・・
痛みで眠れないのは
一番つらい
それでも断片的に眠りに落ち
汗をかいて
必死で着替えて
また布団にまるくなって
薬は吸引式のリレンザ
すごくメカニカルに作られていて
びっくり！！

確か1月にもシェフの後にかかったはず
でも昨日ニュースで2度かかる人もいるそうです
と言っていた
私か…

あ～仕事休んじゃって…
みんなごめんね
木曜日だいぶ回復したか
熱が下がり始めた
ちょっと食事もしたいと思えた
一人で寝てるのもつまらないからと
シェフと開くんの散歩についていった
明日は仕事に行くぞ～
と言い聞かせた

が・・・・
夕刻過ぎからまた熱が上がり
38度を切らない
もう一度汗だくになるまで
熱を出し切らないと
と経験者のシェフが言う

頭痛に伴い
身体のすべてが痛む
目の奥　耳の奥　歯まで痛い感じ
顔の筋肉にも痛みを感じ
思わずうなる
このまま死んじゃうのかな～
なんて思えるような
久しぶりの体調の悪さ
日頃の不摂生を反省し
行いを反省し
憂いに満ち溢れ
世を憐れむような気持ちにまでなる

眠ってしまいたい
そう思えば思うほど
目を閉じても感覚が冴え
多くのことが頭と心を占領する
あまりにも膨大なことがとめどなく浮かぶ
一つ一つ考えることなどできない
自分でも気づかぬうちに
日頃感じているであろうストレスのすべてがあふれ出るのかもしれない
これれとこれは
明日やる
そう決められるものもある
それは休んでしまった時にしなくてはならなっかた事
直結している最大に気になること
あの日会えた
懐かしくて大切な人たち
バレンタインデーも
ワイン会も
すべて思うことができないまま

過ぎた

せめて…

そう思いながら
長い旅に出たような気がする

時間の流れが全く違う
時空も全く違う
ある種　
過去　現在　未来まで　
あるいは岐路に立った時の別な選択の未来
今ある自分が別な時代に居る

まさにさまようような時間
そして
はっきりとはしないが目覚め
また
まどろみ

1月シェフが寝込んだ時に感じた
一人
孤独
そんな感情にも出会う

離れて暮らす子供たち
一人で心細いこともあるだろう
なんて考えたら
胸が痛くて痛くて…
私はこれからどうなってゆくんだろう
いつもどんな時も私は一人ができない
できる限り皆で集まっていたい
それが望みであり願いである

みんな帰っておいで＾＾

でもどうする
どんな輪を作って生活する？
まだ堂々巡りのように考え始める

こう見えて結構私は強いらしい
今すごくつらく淋しいであろう時に
その友人は言った
私に向けての励ましのようにも聞こえたその言葉

私は強そうに見えて結構弱いらしい
まさに私はその反対
だめね
あなたに叱ってもらわなくちゃね

ベッドで一日を過ごす
窓からの光が
時間を告げる
早朝の子供の声が通学の時を
バイクの音が
郵便配達の時を
犬が吠えて宅急便さんが来たことを
徐々に車がライトをつけて往来する
夕刻の時
かつて小さな子どもたちと
仕事で頑張っているパパを待って過ごしていたころ
夕刻が淋しくてて大嫌いだった私
今も変わらず夕刻はなんだか切なくなる
一人だからだろうか…？
みんながそれぞれの場所から集まる夕刻は
きっと楽しみな時間なんだろうね
そんな場所になりたい

またまたいろんなことを考える
といっても
すべてが
今思えばこのたびの途中の出来事で
何もかもが
支離滅裂にここに並ぶことになるんだろうな

ごめんなさい

電源を落としていた携帯に電源を入れたら
優しい言葉のメール
嬉しいメールが
ありがたい
ちょっと一人じゃなって思えた
どんな風に寄り添ったり
受け止めたり
時には頼ったり甘えたりする
そう言ったことが
上手でないというか
バランス悪いというか
反省材料
取り越し苦労
起こってもないことまで考えて
不安になる
反省材料
たくさんの反省材料をさまよいながら感じ
消極的で　何もできない自分を感じ
何にもしたくなくなる気分も味わった
きっとぐうたら何もしないで
横に成って窓から景色を眺め
日がなその日を暮すのが
好きなんだろうな

したくなったら掃除をし
したくなったご飯を作り
したくなったら洗濯をして布団も干して
したくなったら散歩にも出かけて
のんびりのんびりのんびり過ごす

すごく楽チンな気持ちの旅の途中だった

今まで
したくなった時がたくさんあって
したくって
したくってしたくって
何かをしてきた
勿論自分のためなんだろうけれど
誰かのためだから楽しくて頑張れる
仕事もそうね
その笑顔が嬉しから頑張れる
今朝
コーヒーを入れた
その香りのよさに幸せな気持ちになった
髪を洗うのもすごく久しぶり
あの日お風呂に入ってもぞくぞくしていたのは
この風邪の始まりだったんだ
あとは治ってゆくだけ
何度も着替えた服を洗った
いい香りに成ってひるがえる
頭が痛くない
関節の痛みも遠くなった
気持ちは
何週間も何年も旅した気分
記憶に残っていることはあまりなく
嬉しいとか　怖いとか　楽しいとか　困ったとか
感情は断片的に残っている
あとはぐちゃぐちゃとただ長い旅をしていた気持ち

ただいつもどこかでこれってそんな感じがあるときがあるね

きっとこれからの私を生きること
がここ数日の旅を辿ることかもしれない

日めくりより
What's the next stop?
The next stop is Chino.

今度夢見たときは
どこの駅から始めよう
そしてまさに今日から始まる私の日々
次の駅は
温かで優しい色した　駅　でありますように

変な話に付き合ってくれてありがとう＾＾