この胸に永遠に

2013年4月9日
想いの深い方のお見送りに
大変お世話になっている方のお父様
この地で多くの功績をあげた方です
多くのお見送りの方たち
これだけたくさんの方とつながっていたということも思わせます
ご自身はもちろん　そこから脈々と続くご家族やお仕事を通じて出会った皆様なのでしょう
人は一人では生きていけない
人とのつながりを大事にされた方らしいお見送りです
長い列に並ぶと知った方も多く人はつながる人とはつながるんだな～と思わせられます

告別式
厳かに読経が流れ共に唱えて
弔電は紹介しきれないほどの数だとのこと
その数250通余り
手向けられる言葉に　その方の功績を改めて知ることに
隣にいらした方と私は絶えずうなずきながらお聞きしました
そして本当に惜しい方を見送っているのだとしみじみと感慨深く胸に

丁寧で長い読経
故人は矍鑠とした方で季節ごと尋ね来るご住職さまに
今のはどういったお経なのかと尋ね
気持ちを込めてはしょることなく唱えてくださいと言うエピソード
先祖を供養する気持ちの深い方だったのでしょう
それはこれから守ってゆく方たちにもしっかりと継承されているようです

喪主様の挨拶も素晴らしかった
挨拶をする機会の多いその方も
心から敬愛しているお父様への言葉と感謝の言葉があふれ
珍しく緊張したよと笑ってらっしゃいました
その胸にはきっと溢れんばかりの父と子の時間　愛情がが流れていたのでしょう

あなたの存在は
永遠となりそれぞれの胸の中に想いの中に
永遠となった

帰り道
行くときにはまだ固そうだった桜の花がたくさん開いていて
驚きました
そこに流れる雲
なんだかそこにあなたが乗って笑っているかのようでした

どうぞ安らかに

ありがとうございました
合掌

昼下がりお立ち寄りいただいた二人
以前お目にかかった時はまだ恋人同士だった二人は
めでたく結婚し
幸せ溢れる顔です
前回は真夜中の星空をお勧めしました
しばし見あげて感動しました
とのこと
今日は桜をお勧めしました
まだ散っていないといいなと願いながら
ありがとうございました
おしあわせに♪これからもずっとつながっていてほしいなと思います
感謝です

今日は少し寒い朝
まだまだ霜が降りるこの街です