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高齢者医療の在り方

2014年09月16日 | Weblog
縄文マラソンが開催された日

天気は気持ちのいい晴れ

気温も徐々に上がるも

爽やかな午前中

畑を終えて

ばあばがお世話になっている先生がマラソンに出るから応援に行く



一緒の出掛けた

私たちの蔵の横エコラインを走るコース

昨年も88歳のばあばは応援に出かけた

ちょうどパパが出場しているという母と娘さんも来て

一緒に応援

それぞれのペースで走り抜けてゆく選手たち

蔵の横はずっと上り坂で一番きついところかもしれない

足が進まない

変わる~?^^

なんて選手もいらして

ほのぼの

きつい走りの途中手を挙げる余裕すらないのがふつう

でも

皆様笑顔を見せてくれたり

パフォーマンスしてくれたり

素敵だな^^

恥ずかしい気持ちもありながら

だんだん大きな声で声援を送りたくなる

ばあばもずっと拍手しながら応援

仕事に行かなきゃ

と思いつつも

最後まで応援したくもなる

その中に

Drを見つけた

その方との出会いは

恒例の両親の訪問診療から

最初は戸惑った

少し型破りともいえるやり方で

年寄りと向かい合う

初めて会った時

自己紹介もそこそこ

“なにか 甘いものあるかな”

ばあばちゃんが渡したお菓子を一口ほおばると

“やっと落ち着いた”

って

彼自身も病気と闘っている(共に歩んでいる)のだ

かつて小さな診療所でDrをしており

移動していらしたそうです

気になる患者さんが居れば

プライベートな時間も割いて顔を見に来る

声をかけ様子を見る

それが嬉しくて

両親は会えるのが楽しみになる

本人が望む生き方をさせてあげるのがいい

病院がいい人

自宅がいい人

ただ

それぞれに家庭環境がある

それをサポートするのが僕たちの役割

そうおっしゃって

頑張っている

さまざまな角度から学び自己表現もして

その中の一つが

走ること

かなりきついであろう挑戦

何度となく紙面にも取り上げられ

自信のこと以上に医療について語っている

様々な例を挙げ

今介護をしている家族の励みとなるような冊子も作成し

ひそやかに

でもしっかりと信念を持って活躍されている

本当にありがたい出会いだと感謝している

それがまた年寄りに力をもたらす

今回のマラソンでも精一杯の走りでかなり戦闘近くを走っていった

復路では駆け寄ってきてばあばに握手

でも

本当はきつくて

甘い物ないかな?

あ~気が付かなかった

そうか

補充が必要なものの中に

お菓子があったのだ

気が利かなかったことを悔やむ

何か持っていたら

残念・・・・

でもそのまま走り抜けていった

頑張ってゴールしてね

ただし無理なら途中でもやめてほしい

願うような気持ちで後姿を見送った

自らが表現する

生きる

と言うこと

先生頑張れ!

そして

いつもありがとう

これからも長く永く年寄りの医療にかかわっていってほしいと願っております

感動をいただきました

ありがとうございます



その日の午後

ばあばちゃんにお礼の電話をくれたDr

その電話が嬉しいばあばちゃん

ともに歩む医療の在り方だと

心が温かになりました



素晴らしきDrに更なるエールを送り続けたいと思っている私です







日めくりより



生れながら貴き者なし

時は金なり

健康は富に勝る

君子危うきに近寄らず

天災は忘れた頃にやってくる

名を取るより得を取れ

思う念力岩をも通す

腹八分目に医者いらず

汝の敵を愛せよ

病を知れば癒ゆるに近し

学問に王道なし

縁の下の力持ち

相手のない喧嘩はできぬ

物には程がある

雨に濡れて露恐ろしがらず