こんな雨の日に どうした・・・？

いや雨だからかな・・・
火曜日
埼玉から従兄弟の奥様陽子ちゃんがやってきた
十数年前若くして旅立った従兄弟のお墓参りにと
突然の死
余りに突然すぎてその真実が理解できなかったように思う
従兄弟は個性的な男性で仕事も自分の好きなことをしていた
それを支えてくれたのが奥様陽子ちゃん
小学4年生を筆頭に3人の男の子に恵まれ
下の子は一歳にも満たず
しばし途方にくれたことだろう
けれど現実はそこにあり日々子供と生活してゆかねばならない
悩んでいる間も　泣いている間も
そこには無かった
長男が結婚することになりその報告
彼の遺骨は生まれ育ったこの地に眠り
位牌は彼女の元に成るのでそこで報告し墓前にも報告をとやってきたのだ
彼女のことそれからの子育てのことについては
たくさんのいい話しが有って
又の機会にでもお話したいのだけれど
火曜日は朝から親戚の家に顔を出したり
お墓参りに行ったりと買えるまでにすべきことに奔走していた
私はドライバーとして従姉妹としてそして友人として
一日を彼女と過ごそうと思っていた
雨のお墓参り雨できれいに流された墓前で手を合わせ
たくさんの報告をして
戻れるなら帰ってきたらいいのに
なんて言いながらひとつの傘の中であれこれ話していた
（でも安心してね皆元気に頑張っているから
　も忘れずに　
　亡くなった人に心配事や他のみごとはダメ
　と聞いたことがある　
　安心して安らかに眠ってねと言ってあげなくては
　と聞いたから）
何してるんだろうね・・・
相変わらず自由に自分らしくのみ生きてるんだろうね＾＾
なんて笑って

彼女とは昨夜から色んなことを語ってすごした
まだまだ尽きない話もある
今日は昼間お休みもらって
彼女に付き合う
そう決めていた

ところが・・・

携帯が鳴った

お店が忙しいから戻れないか・・・と

彼女は即言った
早く戻りなさい
私は何とかできるから

迷ったけれど
行かない事に後悔しそうな気持ちに素直になって
ごめん
と謝って
昨夜偶然一緒になって語り明かした友人に彼女のことを頼んで仕事に

お陰さま店内は良く知る皆さんで溢れかえっていたのです
あの方この方皆さん会いたかった人ばかり
その笑顔の中久々汗して働けた
皆も頑張ってくれていて
感謝　そして嬉しいばかり
従兄弟があわせてくれたのかな・・・？
そう思う人もお越しになっていて
戻って来てよかったとしみじみ思ったのだ

こんな雨の日に　―ありがとう―
こんな雨の日だから　ゆっくりランチなのかもしれないね　―ありがとう―

結局彼女が予約していた電車の時間まで忙しくって
それっきり会えずに
友人が駅まで送ってくれた
まだまだ話したい事がたくさん
でも又会えるよね
仕事大事にしなさいって彼女からのメッセージ
あなたにとってDisMoiは子供とおんなじ
何があっても守るべきもの
この店のロゴ作ってくれたのは亡くなった従兄弟だった
彼も陽子ちゃんとおんなじに思っていてくれることだろうと思う
―ありがとう―

こうして皆に支えられながら
私が居る
DisMoiがある

この日の
大好きな皆さんの笑顔
結婚記念日
誕生日
友人のお祝いのお席
仕事仲間と打ち合わせしながら会食
桜を見に出かけてきた人の笑顔
まだまだたくさんあるけれど
掲載しきれないのが残念です

雨の日だから想う事
雨の日に感じたあなたの気持

全てに感謝しながら
私はここに　居る

あなたが残した天使たちは
立派に成長しています
そしてあの頃あなたが陽子ちゃんに出会ったように
彼も素敵な人に出会いました
きっと新しい物語が綴られてゆくことでしょう
あなたは物語の途中で　陽子ちゃん一人に綴らせちゃったけど
彼の物語は　あなたの記録を超えて二人で長編に成ることと思います
ちゃんと見届けてあげてね
守ってあげてね
あなたの気持はそこに届き
さりげなく登場しては
共に綴られてゆく事でしょうから
きっと素敵なお話に成ると思っています
ご期待あれ＾＾

雨の日に皆様に会えて
私の気持にも又新しい種がこぼれました
どんな風に育ってゆくのか
私自身も楽しみに
幸せ　という栄養をあげながら
大切に育ててゆきたいと思っています

4月14日　雨の火曜日でした