あかまど(仮)

net初心者で自称ソフト技術者。Gamer属性。netは人の望み?それとも?

頭の関節的自由度。

2007-10-26 22:22:14 | cyber
WiredVisionにNeuroSky社の記事が出てました。

サイコパワーの破壊力――記者が「脳波ゲーム」を体験

内容的には、先日のライトセイバーの方がインパクトがあった気もするのですが、「NeuroSky社のシステム・アプリケーション担当マネージャー」氏のコメントとして引用される、

「今まではあるとは知らなかった筋肉を使うようなものだ」


というところが印象的です。
日本人というか、わたし的には、TYPE-MOON作品でいうところの「(魔術)回路」とかで、ある意味馴染んだ概念と思うのですが、これを、こういう会社の人が口にしているというのが興味深いです。記者の、

だが、実際に試してみて、その背後にある驚くべき科学にもかかわらず、この技術には限界があるように感じた。たとえば、たった1つの測定軸しかないのでは、ビデオゲーム用に使っても補助入力装置にしかなれないように思う。


というコメントはある意味穿ってるのですが、これを、上で引用したコメントと併せると、「これに慣れれば当然別の『筋肉』があることが認識されるし、その存在が意識(無意識?)に上れば当然使い方わかってくるし、使ってる状態を機械的に観測できるであろうし、次世代機にはそれの測定軸も加えられるだろう。」ということが、普通に読みとれます。
さらには、操縦には外国語を習得訓練が必要になったりとか、ロシア語を覚えないと動かない戦闘機が作られたりとか、脳に特定の状態を作るために物理的な筋肉を動かす訓練が必要になったりとか、いろいろ妄想が広がります。
人の脳、とくに大きくなった人の脳は、腕が2本、足が2本といった、いま持ってる身体に最適化してて、腕一本増えてもコントロールできないのかも、とか思っていたのですが、もしかすると訓練手段、フィードバック手段さえ確保できれば、足が8本になってもコントロールできるぐらい柔軟なのかも知れません。

「軸」が何種類も作られるようになったら、バイリンガル、トライリンガル的な、能力が求められたり、一瞬で「身体を変形」させて、脳をそれに追従させるような技術が必須とみなされたりするかも知れません。ない腕は振れませんし、ある腕は振りたいですし、大変そうです。
あるいはそんな劇的な変形じゃなくて、JMのバーチャルキーボードとか、もう一歩進めてルンゲ警部みたいな動作で脳内の回路や、外部の脳波計にアクセスする形に落ち着くのかも?
XBOX360のAボタンが決定でBボタンがキャンセルなのが日本人的に許せないとか言ってる場合じゃないのかも知れません。


参考:
あかまど(仮): 理力の杖。

Diska


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