あかまど(仮)

net初心者で自称ソフト技術者。Gamer属性。netは人の望み?それとも?

ゲーム用脳インターフェイス。

2007-03-07 21:32:01 | cyber
ゲーム開発者向けのショウのGDCで、脳波インターフェイスのデモがあったそうです。
ITmedia News: [WSJ]脳でゲームを操作する技術、新興企業が披露
文字ばっかりの記事且つ基礎知識がちょっと不足気味なので技術的にどれくらい新しい話なのかは不明なのですが、「個人消費者が買うかもしれない価格、規模の機器がデモできる状態になってる」というあたりは画期的な感じです(10年ぐらい前にDOS/Vmagazineでそれっぽいデバイスが紹介されてた気もしますが追跡不能なので調査保留)。

ゲームショウでデモができるということは、

・人がすっぽり入るようなセンサーが必要とか
・センサーは小さいけど処理に趣味人でも買えない装置が必要とか
・入力を認識するのに1分かかるとか
・使用時は刺激を遮断して安静にとか

そういう要素がないということと思います。

記事を見た範囲では、どうも、「こんなことができるけどどうしましょう?」的な10年後の技術っぽいものではなく、技術的商業的に見通しのある、半年から数年後っぽい技術という印象です。
ジョイスティックを置き換えるのではなく、補助的に使うことを想定してるようで、感情の変化(というか、表情を動かす筋肉への命令?詳細不明)をゲーム中のキャラクターの表情に反映するとかは、既に可能なようです。


「disabilityの境界を動かすものである(=医療機器として=脳さえ機能してればコミュニケーション上支障なくなるかも知れないという期待)」という認識をした上で、ゲームショウに持ってくるあたりが、出展者とか、いまのゲームとかゲーム機器とかの立ち位置とかをいろいろ象徴してるという漠然とした印象を受けます。

ゲームの中の人じゃないので、印象ばっかりなのですが。


個人が持てるデバイスで、脳の活動のフィードバックが可能になると、人の形が変わるかも知れません。

むかーし。
「ざべ」という雑誌にあったマンガで、「電車の中でみんなが携帯電話を使ってて各々が喜怒哀楽してるという未来社会」を面白おかしく紹介してたのをふと思い出したりします。
うぇあらぶるな通信機器への脳センサーでのコミュニケーションに最適化した人々が乗り合わせてる電車はどんな風景でしょう。


参照記事:
ITmedia News: [WSJ] 脳でゲームを操作する技術、新興企業が披露
Emotive System
Emotive System: Project Epoc。入力装置の写真があります。

Diska


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