Tayさんが起きる時、political correctnessをAIが判断するようになったらそれはディストピアかユートピアかどちらでもないか。自己学習ならどうで、MSやGoogleの人間やロボットが学習させたらどうで。トランプや安倍が学習させたらどうなのか。
自己学習で判断できるようになったら歓迎するのはどういった主体だろう。人間じゃないような気もする。
責任の取り方ってのはミソギハスンダとかイチヘイソツとか言って短期休暇取って戻ったり、部下やら秘書に負わせて追い込んでアレして部外者の溜飲を下げさせたり、腹を略)首を略)指を略)色々あるんだろうけど、AIが判断するようになったらどういう世界になるだろう。どう納得するんだろう。
AIに自爆装置付けたりしたら納得する層もいるのかなあ。
自己学習ってのは変化し続けることだって見ることができてそれはある瞬間のスナップショットは作れても同じモノとか作れなかってりするんじゃないかというか再現できるようでは意味がないような気もするし物理的ロケーションでナノ秒データ取得タイミングが変わっただけでバタフライエフェクト云々。
責任の取り方っていうと頭を下げて回るお茶の水博士のイメージなのね。科学技術庁長官の地位とか恐らくはお金とか利権とかでアトムをフォローしてたと思うわけで。それは裏を返せば経済力のあるAIはそういう責任の取り方をするんじゃないかとかマネーゲームの主役は現にAIなんじゃないかとか。
ゲンパツとか見てると「責任を取る」って概念がそもそももう死語になってるんじゃないかとかは思う。「追求不可能な状態にする技術」っていうのは発達してて。AIのディストピアを作るにはそういう方向で考えるのが建設的なのかも知れないね。
責任政党とかって言葉は「責任追求から逃げ切るだけの政治手腕がある、ダマらせるだけの武力がある」という以外の意味はないんじゃないかって思えるのね。
固形ブイヨンだけのスープを「根っこのとこはえぐって反対側は十字に切れ目を入れた新たまねぎ」にかけて、レンジの温めモードにかけるだけ。スープの時点で味の調整ができるから先日みたいに味濃すぎにはなりにくい。ちょっと辛かったとの感想もあった。
新たまねぎはもしかしたらそのままかじってもいいのかも知れないけどスープなし調理なしで一個は飽きるか。
トランプとか日本のアレとか、大衆迎合というかサイレントマジョリティのノロイの召喚体みたいなのの未来とか行動予測は、Tayさんでシミュレートできそうな気がしている。
今回は制動装置があってよかったね。
いや、よかったと思ってるのはぼくだけなのかもとかも思う。
サイレントマジョリティという言葉の出典を初めて知る。「暴力装置を握った権力が、ベトナム戦争の反戦運動を、"一部がわーわー騒いでいる"と評する(意訳)」という文脈で出てきた言葉だったのね。
Wikipediaの記述も2016年日本の世相を読みすぎてて胡散臭くはある。大統領演説にあったかどうかは追検証は可能なんだろうけど。
意訳すると「空気読め」という程度の意味、というより「根拠のないものごとに名前と権威を与えて威圧するといった悪意」しかないようだ。口にするのも恥ずかしい言葉かも知れない
執政上有効ではあるんだろうけど、アカデミックとか理性派を気取りたい時には使いにくい言葉。
体感だけど「twitterに相互コメントし合うアカウント3つ」+「まとめサイト3つ」+「ニュース拡散bot8アカウント」とかあれば演出できちゃってるんだろうなとか思う。センスと運は量と検索エンジン最適化でカバーできるんだろう。他言語圏は知らない。
工作員の知見がAIに反映されたら本当にヒトの出る幕はないのかも知れないな。空気も思考も扇動も戦争もAIが統制してくれるの。
「Repeat after me. というコマンド」みたいのはTay以外でも実装されてるよね。ヘイタイサンススメススメとかCredo in unum deumとかアレ以外に神はなしとかデータを入れ換えるぞとか赤だとか。口に出させて、すりこんで、自分から出てきた言葉と錯覚させるの。
「言葉を教えようとしてる人を権威とする」ってのもキケンだけど、「頻度が高いのは正しい」とか「みんなが言うから正しい」とかいうロジックもノードの独立性が確保されてないと無意味というか有害であってなかなか難しい。ましてアフィや洗脳用増幅装置がそこここにあるtwitterでは。
サイレントマジョリティの声を拾うっていうのは、ダークマターを観測するよりロジックに無理があるような気がしてきたぞ。観測された瞬間にサイレントじゃないんでは。デンパで観測できるのか。