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あかまど(仮)

net初心者で自称ソフト技術者。Gamer属性。netは人の望み?それとも?

internet Adventure。

2008-03-09 02:22:51 | web
先日コメント頂いた話はSEGAのinternet Adventureだったのかも知れません。全然違うかも知れませんがそうだと思って書いてます。

(追記:というか復帰2008/03/11)
「ブログスカウト」って、ちょっとアレな響き(必ずしも悪くはないです)なのもあったのですが、Webサイト見た限りでは、日本の商業BLOG界では老舗(何年目かはともかく)のようで、信用できそうな印象は持ちました。
ただ、「オンラインゲーム、新サービスの発表」というだけの情報では何とも。ケータイ系はさっぱりですし、対象年齢とかマッチしないと結構記事書くのも負担になったりとかいう気がしたので応募はしませんでした。

コメント自体が興味深かったのもあって削除はせず、コメントへの返答は、ちょっと迷ったのですが、「回答はフォームですればいい、というか応募しなければそれも回答」と思ったので保留という微妙な状態だったのですが、ゲーム関係で近々人集めて発表しそうな気配がないか、素人なりに気にはしてたので、ITmediaさんの記事「internet Adventure」って一体何者?で「これかなー」と。
(追記:というか復帰2008/03/11おわり)

前回のあらすじ終わり。


で、internet Adventure。
ITmediaさんの記事とあとはBLOG廻りとかの情報だけなのですが、うーん。第一印象は「古くて新しい」かなぁ。VRMLというか、「SONY CommunityPlace」でしょうか。

ただ、古い人なわたしでも帯域幅も処理性能も何桁か上がってるのは知ってます。
DOOMとかWolfenstein3Dが、PSUとかFFXIとかまで進化するぐらい背景が変化してます。
技術的には格段に有利になってます。

さらに、iA。

・既存のうまく行かなかったサービスの反省とか足りなかったとこへの穴埋め
とかじゃなくて
・既にうまく行って、既に普及してる個人向けのサービスの延長

として作られてるというか、作ろうとしてる、という印象を受けました。
無理とか飛躍とか気負いとか、SecondLifeに感じられるサイバーパンクへの憧憬とかのにおいが全くないところに勝算が見えたりもします。

ただ、「若い人向け、というかWii-defactでuniversal-designでゆくゆくは大人も取り込んじゃおう戦略を目指してる印象」と、「PC専用」というところが、ちぐはぐな感じもします。イマドキの20歳以下のPC普及率(個人で事実上占有できるもの)はどんなでしょう。
とはいえ、現状のモバイルデバイスでリアルタイム3DでMMOはまだ無茶な気もしますが…。そもそもWebも、頭を専用の回転速度まで落とさないと満足に使えないですか。


わたしですか?
興味はあるのですが、IE前提だと、ちょっと当面は論外です。
IEがキケンとかは敢えて言わないですけど、IE恐怖症です。

internet Adventure


もひとつ追記(2008/03/11)。
BLOG上にぼちぼち「それらしきレポート」が上がってるようなのでiAで正解だったようです。現時点でも、gooBlog検索でBLOG全体を見ると数件上がってます。

レポートをななめ読みした範囲では
・プレスが極端に少ない「BLOGGER向け」体験会で、36名程度、コンセプトの説明があったけど体験デモがメイン。
・「短時間でちょっと不満とか、デモ中にシステムダウンが数回」とかいう話も。
・そのわりには、「お礼つきとか参加条件がBLOGでのレポート」とか、微妙な力関係を考慮に入れても、全体には参加者に好印象を持たれてたように読めます。
・あとは、「おもしろそう」だけど「誰向けですか。マーケット考えてますか」という感じでしょうか。

参加報酬の(というと語弊があるかも知れませんが)USBメモリは、「スクリーンショットのお持ち帰りに」とのことで、なかなか考えられてたみたいです。SS保存用ディスクスペース提供の名目で、そういうサービスの体験会…はちょっと企画的に厳しそうですが、タイアップぐらいなら可能かも知れません。
会場のPCでBLOG更新してもらうとか…はセキュリティ上ちょっとアレですね。きっと。ネットカフェや野良アクセスポイント使いこなしてる人からするとそうでもないのかな。

Diska

意味不明。

2007-05-29 21:48:43 | web
こうやって取り上げることが害悪な気もしてくるんだけど、ちょっと興味深かったので。最近来たトラックバックの話。

この記事
あかまど(仮): en_US向け。

にトラックバックをもらった。
記事中の「フロントミッション5」のキーワードに反応したっぽいんだけど、そのTrackback元記事の内容がかなり興味深い。「意味が解らない」のだ。

こんな感じ:
過去に通常ならフロントミッション5攻略が穏やかであることが分かってきました。それが、フロントミッション5攻略がキーワードにしてしまいますし、一目瞭然といってもいいのではないでしょうか。例として数パーセントの人がフロント ミッション5改造コードが謙虚だと考えられます。


自作か汎用ツールかはわからないけど、検索エンジンないしキーワードリストから「攻略サイトの前文っぽい、日本語文法は(それなりに)通った文」を生成してるらしい。自分の手で、この長さで、この内容を書き通す精神力を持ってる(且つBLOGに投稿するだけの知性を持ってる)人間は、なかなかいないと思う。
実質、現時点の構成では「ゲームタイトルだけエディタで置換すればほかのゲーム専用BLOGの完成」という状態みたい。

もうひとつ興味深いのは、「だいじなアフィリエイトリンク」がないこと。

たぶん、ぼくみたいに「記事内容Googleで調べて引用かどうかチェックする人」対策の実験なんだろう。もしかすると、「卒論で引用しまくったけど元がわからないようにかく乱しちゃえフィルタ」とか、壮大な計画の一部なのかも知れない。

ロボットが食い荒してるのは多分、Webに限った話じゃなくて、言語とかコミュニケーションも破壊されつつあるのだ。絶望が出尽くした箱の底には何が残るんだろうか。やっぱり絶望?


参考:
あかまど(仮): ホコロビ。


追記(2007/06/05):
この記事にも謎TBが付いた。こちらは一応日本語は破綻してない上、ゲーム内容にも多少とも触れてる模様。BLOGで3エントリだけ書くのと、タイトルをムダに(ロボットに読んでもらうために)連呼するのがトレンドなのかも知れない。
いくつか削除したけど、今回はちょっと様子見で放置。うっとうしければ削除。

KimI

サウジアラビア。

2007-01-09 20:58:24 | web
NHKのクローズアップ現代でサウジアラビアの話をやっていた。
NHKクローズアップ現代: 苦悩する石油大国~サウジアラビア最新報告~

主観が混ざるので放映内容より若干の誇張のある表現になると思うけど、

・サウジアラビアでは石油で儲かってて、20代のワカモノはとりあえず働かなくて遊んで暮らせるぐらいの小遣いがもらえてて、実際働いてない人が30%以上いて
・親の世代もそれを良しとしていて、
・労働力はもうちょっと上の世代のホワイトカラーと外国人労働者が担っていて
・政府的には将来に不安を感じてて、企業に、自国民労働者比率を義務付けたりしたけどそれもうまく行ってない

という話と、

・サウジ出身のテロリストが多くて、各国から問題にされてて、
・その原因は教育時間の30%以上を占めるイスラム教教育の内容にあると考えてる人たちが政府内にもいて、
・教科書には「イスラム教以外の宗教は間違っている」とか「ジハードは大切だ」とか書かれているけどジハードの内容は詳しく書かれてなくて
・そのせいで「俺ジハード」をいろいろ想像した人が人質首切りビデオ作ったり、イラクにテロリストとして出張もあり得る。
・問題視してる人は確実にいて、少なくとも、「有識者会議」で、30年来続いてる教科書のジハードの記述は変更すべきだ、という話題が取り上げられて、国王もコメントを出した。

という話。


個人的には、「貧困がテロリストを生む」というよく語られるストーリーが全面的に覆された印象。
「覆面して自動小銃、首切りビデオ、自爆テロのプロモーションビデオ。」
どう考えても貧困と繋がらなかったものだけど、そういうストーリーならとてもよく繋がる。
金持ちの道楽だったのだ。美意識だったのだ。かっこよさだったのだ。ファッションだったのだ。それならば日本人で非イスラムのぼくにも、とてもよくわかる。
正義のかっこよさ。正統の美しさ。そして自由への不安。ぬるま湯への不満。

かっこいいプロモを作ると原住民の鉄砲玉が飛びついて来る。それを使って、世界のファッションリーダーに一撃を加える。楽しかろう。充実してるんだろう。
賭けるチップはよその国。他人の命。そして飽きたら自分の命。


イスラムもサウジアラビアばかりでなく、サウジアラビアもとても広くて、ぼくが今回のNHK取材の特集の意図に沿ったものしか見てないであろうことは承知してる。
アニメファン的な視点でNHKの編集意図をさらに曲げてる可能性も承知してる。

でも、目から鱗。少なくとも何人かは、こんな人たちが世の中にいたのだ。
首切りビデオ作ってるのは、こんな人たちだったのかも知れないのだ。
アルカイダのえらい人が、このサウジアラビア出身だということは、とんでもないお金持ちでシアワセな国からやってきた人だということは、見逃すべきでないことだと思う。


NHKクローズアップ現代放送記録: 苦悩する石油大国~サウジアラビア最新報告~

KimI

Winnyに関する妄想。

2006-12-12 11:55:31 | web
法律とか、利権とか音楽とか映像とかに付いては門外漢であるので、一ソフト屋、一PCユーザーとして、散文的なしかコメントできないんだけど、発言する権利ぐらいはあると思う。

asahi.com: 「ウィニー」開発者公判、13日に判決 京都地裁

判決は明日?現時点ではもう結論は出てるけど公にされてない状態、だと思う。


口にすることすらリスクを負うような話題になってる気がするんだけど、敢えて言えば、ぼくは

・Winnyの姿勢には賛成
・いまのWinnyはハイリスクで面倒
・Winnyはインストールはしたことがある
・いま使うのはアブなそうだし、侵食されていいマシン用意してまで欲しい物もないし、違法性がグレイな気がするので実は使ったことがない


PCリテラシとかセキュリティお構いなしな層に普及させたのは、ぼくの理解では「ねっとらんなー」誌。そして、違法性を匂わせ、定着させたのも同誌。いずれも、必ずしも開発意図に反したものでは「ない」とぼくは考えているので、「ねっとらんなー」は好きじゃないけど、これを咎めるつもりはない。


政治には興味がないけど、コイズミ内閣で何か仕事してたアベとかいう人が、Winnyを名指しで「使うな」と言ったのは印象に残っている。
当時の資料は探さないけど、「使うな」。ソフト屋の良心としてはここは「use it by your own risk」なんだけど、彼はソフト屋でないから、それ自体は酌量の余地はあるのかも知れない。ただ、ぼくの理解では当時、開発者の違法性は確定してなかったと思うし、アベ氏が断定したことで逮捕したり拘留したりする人達が勇気付けられたことは疑う余地がない。

「国益のため」、「超法規的な措置」として、内閣が特定の個人やソフトを規制するのは、ぼくは、アリだと思ってるけど、「超法規的」であることを明確にせず、「何となくえらい人のお墨付き」としてやったのは、最悪だったと思ってるし、当時はそれなりに好印象だったアベ氏がどういう人間なのか理解する良い機会だったとも思う。
正義は法律になく、自分にのみあって、自分が力押しできるところは力づくで解決しようとする、言うなればアメリカ大統領になりたい人で、それが正義にせよ悪にせよ、「トップに立てば手が付けられない」人だという確信を持ったのはその時だった。正義も真実も結論も、その血の中にしかなく、議論は論破するため、法律は行使するため。


金子氏のことはニュースに載ったようなことしか知らないけど、著作権に挑戦しようとしたというのは本当だったんじゃないかと、ニュースが伝える範囲では、思う。著作権のあり方が裁判で「議論される」なら、自分が悪役というか被告となってもいいと考えていたと、ぼくは認識してる。

メディアを通してしか知らないから、印象でしか言えないけど、拘留中にセキュリティホールが見つかって、しかもそれを修正する機会を与えられないという事態は予想外だっただろうと思う。著作権侵害をする気はあっても、自衛隊の機密情報が流出するなんてことは、いろんな意味で期待してなかったと思う。
著作権の議論が起こることに人生の一部を賭けていたのに、「何となく危ない奴」、「ハイリスクハイリターンのアングラの香り」、「セキュリティホールだらけのザルソフト」、挙げ句には、「やっぱりApple Music Storeが安心だよね、MediaPlayerでいいや」、「音楽はプロに任せて、素人はお金出して買うものだよね」、「演奏なんてプロがやるもので素人やるのは時間の無駄」、「下手なら歌うな。金にならないなら歌うな」と言った空気になってしまっていまいか。



「現時点でのWinnyによる情報流出の責任」を求める相手を挙げるなら、

・セキュリティホールを知らなかったり知ってて使ってたユーザー
・影響を理解せず、あるいは理解した上で拘留を続ける人達
・ちょっと前の内閣官房長官

であって、

・作者の金子氏ではない

ということは、少しでもコンピュータリテラシがあるなら、30秒でも考えてみれば同意できると思う。


でも、世の中の人の半分以上は、今回判決が出ても、

「ああ、諸悪の根源に正義の鉄槌が下された。世の中は荒れてしまったけど、これから良くして行こう」

というエンディングを見るだけ。
倒されたのが実はぼくらのために戦ってた人で、ぼくらの世界のトップが事件の黒幕だったという驚愕のどんでんがえしには、番組が終わっても気が付かないのだ。


強権あるいは権威をもって、「著作権」の問題を「セキュリティ」の問題にすり替えて、世論を操作しているのだとしたら、手腕として金子氏よりアベ氏が一枚うわてだったというところだろうか。

そんなに優秀な人じゃない?
まぁ、取り仕切る大幹部の裏には、さらに最後まで顔を見せない黒幕が潜んでたり、大魔王を操ってたのは小動物の自縛霊だったりするのもお約束。


意外に早く黒幕が表舞台に登場する、意外な判決、意外な展開にちょっと期待したりしてる自分もここにいる。


参照記事:
asahi.com: 「ウィニー」開発者公判、13日に判決 京都地裁


追記(2006/12/13 01:00):
パッチを作らせないって気分は、「レクター博士を牢屋に閉じ込めるだけじゃ不安で目隠ししたり拘束衣着せずにはいられなかったり」とか、「ラフノールのエルミに死人苔植え付けずにいられなかったり」とかいった気分かなのなぁ。

追記(2006/12/13 01:00):
結果は
ITmedia: Winny開発者に有罪判決
P2Pファイル交換ソフト「Winny」を開発し、著作権法違反(公衆送信権の侵害)ほう助の罪に問われていた金子勇被告の判決公判が12月13日、京都地裁であった。氷室真裁判長は罰金150万円(求刑・懲役1年)の有罪判決を言い渡した。

とのこと。うっわー。微妙な判決。どっちからも不満がありそうで、でもどっちも引くところかも知れない三方一両損な感じ。
支援者の寄付が溜まってるはずだから150万は別に痛くないしパッチ当てられるなら嬉しいけど有罪という結果は憂国のソフト屋的には痛くて、Winnyにダメージ与えたい利権者としては有罪は嬉しいけど拘留が長引かない(判決を受け入れるなら?)とパッチ当たっちゃってWinnyが使いやすくなる可能性が高いのは痛くて、裁判所的には軟着陸成功したけど、いろいろフラストレーションが溜まりそうで痛い、というように見える。
ちょっと司法を見直しちゃったけど、楽天的過ぎるかなぁ。
これで収まらない気はするけど、今後の動きは現状の現実とか法律知らないので、読めないけど、争点があいまいになってもパッチ当てるチャンスに賭けて泥かぶってる印象だから弁護側は受け入れるかなぁ。いや、有罪だとパッチ出すことに因縁つけられるか?
予想してるとボロばっかり出るのでこの辺にしとこう。

とか言いつつもひとつ追記(2006/12/13 11:00):
アベ氏発言の記事結局読み返したので一応リンクしておく。現時点ではGoogleとかで「安倍 Winny」とかすればすぐ見つかる。
Cnet: 安部官房長官が国民に異例の呼びかけ--「パソコンでWinnyを使わない」。安倍氏発言の記事。よく間違われるのか公式サイトは「あべ晋三」。ぼくもよく間違うので基本的にカタカナ表記。
Cnet: いよいよ判決--Winny事件の経緯を振り返る。Cnetお馴染みのトラックバック集め目的っぽい特集記事(と言うのか?)発見。トラックバックも含めて結構膨大なボリューム。

こんどこそ最後の追記(2006/12/13 22:25):
gooNews(asahi.com): ウィニー開発者に罰金150万円の有罪判決 京都地裁。「金子被告は控訴する方針。」だそうです。

いやもう何も言わずに追記(2006/12/14 03:00):
Cnet: Winny裁判、罰金刑は重いか?軽いか?--自己矛盾を抱えた判決。法廷を傍聴してた人の記事。この人の描く通りのストーリーだったのだとしたら、正しいか正しくないか、誰が得をして誰が損をするかわからないけど、ぼくは「裁判長ぐっじょぶ」としか言いようがない。良心とは裁判長のためにある言葉。伝え聞く範囲では、この裁判、検察側はもちろん、弁護側も良心とは別の尺度で働いてる感が強かった。いや、元々システム上それで正しいのかも知れないんだけど。

KimI

狙われたBLOG。

2006-09-27 11:23:46 | web
キーワードでのBLOGの検索結果をRSSフィードにするようなサービスを使ってたりするのですが、最近、不思議なエントリがヒットするのを目にします。

具体的には、
・BLOGおよび記事タイトルが日本語で、原則として助詞を除いた名詞を半角スペースで分かち書き。

というあたりが目を引きます。
最初は「最近出た入門書に『検索エンジン対策としては分かち書きが有効!』とかか書かれてて、流行ってるのかなぁ」とか思ったのですが、もうちょっと観察してたら、

・複数のBLOGの記事が文面が全く同じ内容。Amazonやほかのレビュー記事などに同じ文面がある(文面次第ではGoogleなどで容易に確認できる)。
・30分程度を置いて別のBLOGに同じ記事が数回連続で投稿される傾向にある。
・とりあえずJugemとfc2が好きらしい。

とかいった特徴が見えてきました。

別に、引用元がどれだからどうだとか言えるような知識は持ってないですし、「よのなかおなじことをかんがえるひとがいるなー(某読み)」でもいいのですが、ソフト屋的には、「あー。そういうロボットがいるのかー」とか納得しました。

数年もしたら、本文も自動生成してくれるかも知れません。語尾の置き換えとか倒置とかで、独特な言い回しをして、個性(?)を持ったBLOG記事に変換したりするかも知れません(参考。既にあったり)。
テーマを単語で列挙しとくとあちこちから切り張りしてそれっぽいエントリを作成してくれて、もう、書く暇も考える労力も要らないという素敵システムです。ドラえもんにも「企画と作者を入力するとマンガを書いてくれるマシン」とかありましたが、そういうのです。

コメントやトラックバックが付くようなら、チューリングテスト的にもばっちり?
たぶん、Googleとか、その他BLOGサービス屋さんでは、既に研究されてるような気もします。


とか、Amazonエントリを引いてアフィリエイト狙いとかやってるうちは、まだ茶化す気にもなれるのですが、個人Blogとかのコピーをはじめたりとか、自動で微妙に改変したりとか、これのためにBLOG名とかURLの空間が消費されていくとすると、いろいろ危なそうです。
当然、ユーザーから認証やら同定手段やらの要求が出たりするでしょうし、システムも対策していくでしょうし、これだけ普及して代替物がないなら、無料BLOGの衰退とかSNS以外残らないとかいうシナリオも可能でしょう。ロボットも「進化」していくでしょう。BLOGも住みにくくなっていく気がします。
インターネットがあんまりしあわせだったで、メトロン星人が目をつけたのかも知れません。


参考:
goo ブログ: [ "sound horizon" ] 検索結果
使い方が実はよくわかってないのですが、RSSフィードは下に並んでるBlogエントリのすぐ上のRSSアイコンで取得できます。OperaだとアドレスバーにページのRSSフィードのアイコンが出るのですが、そっちはダメでした。

Diska

モデル化。

2006-08-14 17:17:51 | web
RPGが画期的だったのは、世界をモデル化することより、個人の感覚をシミュレートする方が直接的で必要充分で実質的な現実感(virtual reality)が提供できる、という、発想の転換だったのかも知れない。

個人中心のモデルは世界をモデル化したものより個人の認識に近い。
…というより、そもそも認識とは個人のモデルそのものか。

その上で、個人の感覚をそのシェルのモデルに最適化すれば、完璧なVRの完成。
…というより、認識されるゲンジツとは、個人のモデル以外の物ではありえないか。

ならば「世界」とは、そもそもが、個人のモデルの中の、「ゲンジツというか体感と結びついてない部分のモデル」以外でありえないのか。
物理的な作用を起こすことより、ヒトを動かす方が価値がある世界を社会とかホンモノとか呼ぶ人が多い世の中なら、ネットを、現実なり、社会なり、と呼ぶ人が増えて来るのかも知れない。

でもとりあえず停電は恐いな。まぁ、脆弱性はあっちもこっちもいっぱいか。

KimI

お食事中のチャット。

2006-08-11 16:10:44 | web
ITmediaにちょっと素敵な?記事がありました。
ITmedia: 話さなくても楽しい「カップルサーフィン」とは
「タイピングでコミュニケーションする方がずっと快適だと分かり、わたしたちは話さないでデートをした。交代でヘッドフォンを使い、タイプし、ビールとワインとたくさんの料理を注文した。ウェイトレスはわたしたちのことをクレイジーだと思っていた」



・2人の人が向かい合って、「おはなしをしてるときの帯域幅」はどれくらいでしょう?
・2人の人がテーブルを挟んで、いっしょにテレビをみてる時の帯域幅はどんなでしょう?
・「2人の人が向かい合って」、テーブルの1280x1024x24の映像にキーボードでアクセスしてる場合の帯域幅はどれくらいでしょう?
・「おはなし」にこだわる人の主張は、「それが帯域幅が広かったから」、だとするなら、同じ、あるいはそれ以上の帯域幅が得られたらどんな応えができるでしょう?

あと。
・「音声会話は野蛮な感じがする」と思ったことがあるのはわたしだけでしょうか。
・つい「ゲーム喫茶のテーブル筐体」を連想しちゃったわたしは何年生まれでしょう?西暦2001年前半。パイオニアII生まれですが。
それはともかく。


コミュニケーションの代替、あるいは補完するものとしてコンピュータが実用されるようになったのはUNIXあたりが登場したころにまでさかのぼるような気もしますが、それが、コンピュータの性能や、その周辺の、人間の環境とかも含めたシステムが変化して、目の前に現れたとかいう気もします。
コンピュータが、いまテレビの場所に置かれるのか、テーブル筐体復権したりするのか、はたまた、ウェアラブルになったり、インプラントされたりするのかは、いまのわたしにはわかりませんが、もっと生活とか世界とか、神経系とか思考とかに食い込んでくるという確信はあります。


個人的にはテーブル筐体復権に一票。

でも入力がキーボードなのはちょっといまいちな気もします。
ナイフフォーク型スタイラスにお皿型とか紙ナプキン型グラインドポイント。
やがては食事しながらナイフフォークでおしゃべりするテーブルマナーが確立されたりするかも知れません。
あるいは、音声入力が便利!??


気が付いたらヤドカリのヤドの奥に他のヒトビトがいたとか、そんな世界になってような、ユングの世界がミもフタもない形で実装されてるような。

Diska

青い目の忍者。

2006-08-04 19:12:34 | web
さっき白黒の新聞広告見て気が付いた。

NARUTOの目って青かったのね。
生活空間的(?)に、赤い目とか水色の髪の毛とか見慣れてるつもりだったけど、ほかのキャラクターの身体的特徴を見てくと、この青さの意味は、だいぶ違う感じがしてきた。
ヴァナで見るNARUTO世界の名を持つキャラクター達や、その、推測されるプレイヤー層が重なる。金髪碧眼。ガイジンウケしそう。正確に言えば、アメリカのティーン層に対するマーケティングとして正しそう、と思う。
それは、マイノリティが一番強かったり、目立ったりするのは、都合が悪かったり、不自然だったりするヒトビトの世界なのだ(ぼくはNARUTOあんまり詳しくないです。もしかしたら九尾とかの影響で色素が抜けたりとかいう深い設定なのかも)。

ぼくは、ガルフォードやアースクェイクが忍者、というのは抵抗がなかったけど、それは脇役だったからだったのだ。黒髪がマジョリティな世界だったからぼくは安心したのだ。

一方、ニホンのイマドキの若者の、「自身の」アイデンティティは、金髪碧眼で、体の方をそれに合わせようとしてるのかも知れない。
そのアイデンティティによれば、きっと、黒=よく言えば重厚長大=暑苦しい=地味となるんだろう、と、ゲジマユを見て、思う。

NARUTOがちょっとキライになった。
これはぼくの了見の狭さだろうか?
ぼくはracistでコクスイシュギシャだったんだろうか?


参考:
劇場版NARUTO

KimI

見だがおめだぢ。

2006-07-17 21:40:45 | web
NHKで「超神ネイガー」の特集?をやってました。
NHK: ホリデーにっぽん「おやじたちのヒーロー~現代のナマハゲ超神ネイガー・秋田~」

ネイガーについてはこちらが公式サイトっぽいです。
超神ネイガー


比較的無難な説明をするなら、「秋田県の30台後半とその子供世代向け御当地ヒーロー。主にデパート屋上的ヒーローショウで活動してる」ということらしいです。ローカル色が徹底していて、秋田県や現地語に詳しい人が見るとより楽しく、また、知らない人も見てるうちに現地に詳しくなったりするかも知れません。


なんかいろいろ感動しました。
番組での解説を見るまでもなく、用語や造型や動きを見た瞬間に、いろんなものが読み取れる自分に気が付くのです。
わたしは秋田県については小学校社会(+うしおととら)ぐらいの知識しかないですし、響鬼もメタルダーも各々2回ぐらいしか見たことがなかったりするのですが……と言えるぐらいのことは読み取れました。
NHKの番組では、ネイガー誕生秘話(?)が、わりと生々しくちょっとコギレイに紹介されてて(「あきらめたら叶っちゃったんだよ!」的な……)、どの程度鵜呑みにしていいかはちょっと迷いましたけど、共感しちゃいます。


作り手の思想がダイレクトに出てきやすい分、「かっこよければ勝ち」、「強ければ勝ち」、「オモチャが売れれば勝ち」、「とりあえずワンダバで時間稼ぎ」といった逃げ道が用意されていない気がします。
ライブショー主体で、個人の力が強い印象を受けたのですが、その中で、ネイガーとしての選択、ネイガーの正体、が問われる場面が(制作会議で)出てくるのかもしれません。
戦い続けるためには、ホジナシ達の正義をも、問う必要が出てくるかも知れません。


世間的に、ヒーローの活動期間は長くても4クール程度な気がしますが、それより強いかもしれません。
どこまで行けるのか、どうやって最終回を向かえるのか、見守りたいです。東京でお笑い芸人に、とか、商業的大成功、とかいうストーリーは、「わたしは」あんまり見たくないです。
メッセージ性が明確になるにつれ、特に「エフリコギ(仮)」の登場する頃の展開には、「正義の味方」を選ぶのか「ぼくらの味方」を選ぶのか、ちょっと危険な選択が待ってる気もします。
いずれは、「故郷を捨てた者達がアイデンティティを支配する都」での戦いが避けられないかもしれません。
それは、きっと、だれにとっても、つらいものになるでしょう。
ナショナリズムとか選民思想とか原理主義の台頭する昨今の世界情勢との関係にも意識が向いちゃうのはうがちすぎかなぁ。


参照記事:
NHK: ホリデーにっぽん「おやじたちのヒーロー~現代のナマハゲ超神ネイガー・秋田~」
超神ネイガー
Amazon: 超神ネイガー主題歌「豪石! 超神ネイガー~見だが おめだぢ~」 [Maxi]
イメージは公式サイト(?)で配布されてる「ぬりえ」を変換したものです。

Diska

Wiki雑感。

2006-07-10 02:50:42 | web
最近見るWikiって、記名commentが連鎖してくのが多くて、Wikiらしくない。サイト持ちが「それしか示せなかった」とか、ユーザーが「それを選んだ」とかいうのは、実際サーバ立てようととしたことがあるから、理解できるけど、同情するけど、

「他人の書いたコメントを修正するのはどうかと思う」

とかいう発言が出てくるのは(そのサイトがコミュニティに貢献していようが)、

「それ、Wikiと違う。ぜったい違う」

と、素朴に思う。


「WikiWord」が存在し得なかった日本語の言語仕様には、Wiki的には大きな問題がある。WikiWordは「熟語を繋げて、各単語の先頭を大文字で書くとリンク扱いされるという、多分大抵のWikiが持ってる仕様」。これによって「まだないページ」にもリンクが張られて、クリックするとそのページの編集モードになる。
それのせいで、「概念に名前を付ける」とか、「概念を形にしていく」とかいう感覚が、なんか、ない。
既にある言葉しか扱えなくて、それはつまりコミュニティでその「存在」が固まってるものしか扱えてないように見える。はてなみたいなキーワードリンクは、役に立つことはあるけど、端的に、気持ちよくない。

ページを作ることへの精神障壁があまりにも高い。それができるのは「よく知ってる人」=ユーザーは「ネ申」を待つ信者、という感覚が強くて、ゆびきたすな感覚=「それ」がユーザーに偏在してるべき、とか、それが可能、という感覚が、決定的に欠けてる気がする。

いまとなっては、Wikiが「何だった」のか知る機会すらない人も、多いんだとも思う。


自分的に(も)ツッコミどころ満載だけど、何度も、いろんなとこで書こうと思った話。きょうは書かずにいられなかったのでこのへんで記事として放り出そう。そのためのBlog。

KimI