ヤギリの~~ワタ~~シ~~にかけました。関連はないけど。乗ってみたい矢切の渡し。
またもや昔話になりますが、私が20代の頃、バイト先の先輩達と独立して制作会社をたちあげました。
と書いてますが、「たちあげた」のは先輩達で、ついてっただけ、なの。
それで、その頃、未熟なくせに自分でも知り合いから仕事とってきたり、料金の折衝したりしてました。未熟なくせによくそんなことできたなーと今では思います。
まあ、この頃から「料金」に関しては参考になる本が出ていたので、それを元にしました。
ある知人から紹介された、ある小さなメーカーから、会社のロゴとある新製品のブランドロゴを頼まれた時の事です。
本を元に「料金は~万円。」と答えた私に、そのある取引先は、
「もう少し『勉強』してもらえませんかねー。」って言いました。
私は、「もう充分勉強しました。」と答えました。
相手は「そうですか…」と了解し、その金額で請求&お支払いとなりました。
この取引先の方は関西の方で、「勉強」というのは、「金額を見直して=値下げ」の意だったことを、後年知りました。
私は関東育ちでこういうことにうとかったのです。
私が充分「勉強」したと答えた内容は、制作にあたってのロゴの勉強や、金額についての一般的な相場、などの意でした…。
話が食い違ってても、このように取引はすすむものです…。
で、独立して、先日書いたトレスコ、を購入したときのこと。
ネットも今ほど蔓延していない時代、コレを現物を置いて販売していたのは、かの、銀座にある、文具のデパート、I東屋でした。
今でもできれば「現物」を見て購入したいものです。そして当時はそれがあたりまえ。大枚もって銀座へGO!
コレを買うにあたって、家人から(関西ではないが西日本出身)「車なんか買うときも10%値引き交渉は当たり前! 素直にその金額で買ってこないで、交渉してきなさい。」と言われました…。
アンタ、私は途中で移転してちょっとちがうとこで育ったけど、おじいちゃんから江戸在住の3代目(←なんか違うけど)なのよ! 百貨店、それも銀座の!で値引き交渉なんかできるけぇえええ、べらんめぇええ。
とどこの人だかわからない言葉が頭をよぎりましたが、そこは、「これから独立して商売するのに、そういう考えは重要、関西人を見習わねば…」と思って、
言いました。
断られました。
顔から火がでて、ついでに家人を恨みました。
しかし、言ってみるものでした。断られたのは最初だけ! いきさつはこうでした。
「『現金で』お支払いしますので10%ほどひいていただけませんか。」
「…うちでは値引きはいたしかねます。」(あー言うんじゃなかった、そりゃそうだよ~、東京っつーのは百貨店てのはそうなんだよー。)←私の脳内。
「当店のサービスチケット(今でいうポイントみたいなもの)を値引き分、おつけしますから…。」と言われ、考えるふりをし、「では銀行にいってきます。」と大枚もってるにもかかわらず、間をおきました。
ホントハハズカシサデソノバヲハナレタカッタノ。
まあ、どちらにしても買うんで、また売り場に戻ってきたらば、
「…メーカーのほうに在庫確認し、購入の方の事をお話(値引き含め)しましたら、ご了承くださいまして…しかし、割引チケットはつけられませんが、よろしいでしょうか…。」と言ってくださったのです。
10%値引きがメーカーさんの方で通ったので、見事成立しました。
(いつもこうなるとは限りません。…ましてやI東屋で)
この件はいろんな意味で勉強になりました。
この先方メーカーの方の値引いても売ったほうが、という判断の仕方も、今、私の交渉事に役にたっております。
またもや昔話になりますが、私が20代の頃、バイト先の先輩達と独立して制作会社をたちあげました。
と書いてますが、「たちあげた」のは先輩達で、ついてっただけ、なの。
それで、その頃、未熟なくせに自分でも知り合いから仕事とってきたり、料金の折衝したりしてました。未熟なくせによくそんなことできたなーと今では思います。
まあ、この頃から「料金」に関しては参考になる本が出ていたので、それを元にしました。
ある知人から紹介された、ある小さなメーカーから、会社のロゴとある新製品のブランドロゴを頼まれた時の事です。
本を元に「料金は~万円。」と答えた私に、そのある取引先は、
「もう少し『勉強』してもらえませんかねー。」って言いました。
私は、「もう充分勉強しました。」と答えました。
相手は「そうですか…」と了解し、その金額で請求&お支払いとなりました。
この取引先の方は関西の方で、「勉強」というのは、「金額を見直して=値下げ」の意だったことを、後年知りました。
私は関東育ちでこういうことにうとかったのです。
私が充分「勉強」したと答えた内容は、制作にあたってのロゴの勉強や、金額についての一般的な相場、などの意でした…。
話が食い違ってても、このように取引はすすむものです…。
で、独立して、先日書いたトレスコ、を購入したときのこと。
ネットも今ほど蔓延していない時代、コレを現物を置いて販売していたのは、かの、銀座にある、文具のデパート、I東屋でした。
今でもできれば「現物」を見て購入したいものです。そして当時はそれがあたりまえ。大枚もって銀座へGO!
コレを買うにあたって、家人から(関西ではないが西日本出身)「車なんか買うときも10%値引き交渉は当たり前! 素直にその金額で買ってこないで、交渉してきなさい。」と言われました…。
アンタ、私は途中で移転してちょっとちがうとこで育ったけど、おじいちゃんから江戸在住の3代目(←なんか違うけど)なのよ! 百貨店、それも銀座の!で値引き交渉なんかできるけぇえええ、べらんめぇええ。
とどこの人だかわからない言葉が頭をよぎりましたが、そこは、「これから独立して商売するのに、そういう考えは重要、関西人を見習わねば…」と思って、
言いました。
断られました。
顔から火がでて、ついでに家人を恨みました。
しかし、言ってみるものでした。断られたのは最初だけ! いきさつはこうでした。
「『現金で』お支払いしますので10%ほどひいていただけませんか。」
「…うちでは値引きはいたしかねます。」(あー言うんじゃなかった、そりゃそうだよ~、東京っつーのは百貨店てのはそうなんだよー。)←私の脳内。
「当店のサービスチケット(今でいうポイントみたいなもの)を値引き分、おつけしますから…。」と言われ、考えるふりをし、「では銀行にいってきます。」と大枚もってるにもかかわらず、間をおきました。
ホントハハズカシサデソノバヲハナレタカッタノ。
まあ、どちらにしても買うんで、また売り場に戻ってきたらば、
「…メーカーのほうに在庫確認し、購入の方の事をお話(値引き含め)しましたら、ご了承くださいまして…しかし、割引チケットはつけられませんが、よろしいでしょうか…。」と言ってくださったのです。
10%値引きがメーカーさんの方で通ったので、見事成立しました。
(いつもこうなるとは限りません。…ましてやI東屋で)
この件はいろんな意味で勉強になりました。
この先方メーカーの方の値引いても売ったほうが、という判断の仕方も、今、私の交渉事に役にたっております。