Soho Designer の長いつぶやき

SOHOでのフリーデザイナーとして30年。
地方で超零細企業としての日々のつぶやき。

図画工作な時代を懐かしむ

2010-03-29 09:43:45 | 仕事話_制作
画像はアナログ時代のラフ。
このようにブックカバーデザインも広告やら冊子のフォーマットもこの程度のラフで済んでた時代。
90年代半ばくらいまでかな…。

もっとシビアな制作物(主広告関係)やクライアントだったらカラーコピーなどを駆使して「手」でホンモノそっくりに仕上げてた時代。

独立前、の制作会社もモノクロか、カラーか、の仕上げはまちまちで相手先との関係(よく知った相手かそうでないか)とその制作物によった。(そこの社長の方針にもよった。)

初めてカラーカンプを作ったのはそうとう前。
80年代半ば。ほぼ学校出たての私。学校の課題制作物も後半になるとプレゼンの見せ方も踏まえて提出となっていたので、ソレはすぐに役に立ったことに。

当時はエアブラシ(時には平塗り)、クロマティックやパントーンなどを使って本当に、「図画工作」に近い作業だった。

ある健康器具の会社のパッケージのコンペがあったので、立体物を制作。
コレは、3社くらいでコンペして自分のデザインが通った。
あとは、某ガイドブックのフォーマットページのプレゼン。
コンペでなく、相手に基本フォーマットを決めてもらうためのプレゼン。
…このとき勤めていた会社は未熟なデザイナーの私にけっこうチャンスを与えてくれて、このフォーマットデザインも私が担当し、これも通った。

今よりも、仕事、というより以前に社会人としてダメダメだった私もこういうふうに少しずつ裏付けのある自信が生まれる機会が多かった…。

パッケージのほうは撮影しておけばよかった…手元にない。
ガイドブックのフォーマットのほうは出版物をとっておいてあるので、今でも見ることができる…。
懐かしいけど…、書体や本の性質もあるけど、「なんか、ださ~。」と言ってパタリと本を閉じてしまう。
きっとパッケージのほうもそうであろう…。

アナログでもデジタルでも「デザイン」発案においてはそのものは変わらない。
仕上げる経過、時間短縮、単価減…などが変わってしまった。
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三連休

2010-03-21 21:44:02 | 仕事話_その他
国の方針で三連休が増えたが、全部休めるときは少ない。
もっとも依頼がなければ、平日でも休みになるようなものだが…。

本日は連休中日だが、休みにした。
昨日、そして明日は仕事。

同じくフリーの人々は皆そう。

基本的にフリーには定休日などない。
定休ではないが、比較的サラリーマンのように週末に休むようにはしている。
家族に勤め人がいるからだいたい合わせる、のと、
取引先になんとちゃんと週休二日の大企業が増えた(というほどの数ではない)ので、連絡も止まり、案件が動かない、というのもある。

前にも書いたが、自分はどうも「休まない」「休む=罪悪」観念が強いので、
一緒にやる人が息苦しくなってくるのでは? と思うので、
けっこう「休む」とか「不在」とか告げて休む事にしてます。

ややワークホリックぎみでせっかちで性急で…、なかなか直せない。
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身をつつしむべし。

2010-03-12 21:44:56 | こぼれ話
だーれもいない! と思って思いっきり「へ」をしてしまったら、
すぐ後ろに人がいた! という経験ありますか。

自分はありますです。油断してました。
このように、だれもいない! と思っても身をつつしむべし、と思います。

今、就職などできっちりしたカッコで闊歩している若い方!
いや、若くない方もそうですが、直に会う人だけに、目の前にいる人だけに気をつかい、後が抜けてる方…、たまに見かけます。

私が街で見かけたのは偶然二人とも女性でしたが、
一人は電車内で飲んだ缶コーヒーを座席の下に置いて出て行きました。
一人は店内の品物を選んでて、気に入らないのか放り投げるように乱暴に元に戻してました。

二人ともスーツは着てたけど…。
もし入りたい会社の関係者が見てたら…、どうすんだ。

喫茶店で、ファミレスでめちゃくそにだれかの悪口言ってて、それを思わぬ人が聞いてしまってたり…。

これこそ、「へ」をするときに気をつけたいのと一緒なんですよ…。

余談ですが、この一番上の話の段階で、
「私もあるー。」と言ってくれた先輩(女性)。
正直で好きです。
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察してほしい。

2010-03-03 20:39:27 | 仕事話_営業・事務
またしても営業の話。
まあ、訪問セールス?なので自分とは違うとはいえ、
いろいろ考えさせられる。

本日はある食品の流通システムのセールスであった。
例によって玄関先まで出てこいというのですが、
悪いけど忙しいので断った。
内容は新聞のちらしなどで知っててわざわざ説明を聞くまでもないので。

なのに、インターフォンで「今出て話を聞く時間ないから。」と断ると、
「いつ時間があるのか、あらためて、その時間に訪問したい。」などと言う。
食い下がるのはさすがなんですが、KY。

今時間がないのも事実だが、元々望まない訪問販売に出てって応対する時間は一秒ももない。
と答えたかったがそれも感じ悪いから、上のように答えたのに…。
察してほしい。

最後には無粋にも「チラシなどで充分だからポストに置いてって。話は悪いけど聞けません。」とはっきり言った。

回りくどいのかもしれないが、大人しい表現のうちに察して去ってって欲しい。
でないと殺意をもたれるくらいひどい言葉を発して「二度と来るか!」って事になります。(実際あった。)

自分もこういう空気を読んで営業せねば…。
元々、「物売り」ではないのだが…。
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3年目!

2010-03-02 07:35:28 | 仕事話_その他
2008年2月の終わり頃から始めたこのgooブログ。
先月末で丸2年たった事になります。
その時思った事や出来事ってこうして書いておくのはよかったようです。
たいした内容でなくても。

ブログを始めた年、営業に精を出し、その結果といろんな偶然が重なって、
その年は売り上げが伸びました。秋からの後半ものすごく忙しく、つらかった。
それらの事も全部書いてあります。

もちろん毎日つけてる訳ではないのと、「人に見られる、読まれる」公開ブログですから、あんまりいろいろ赤裸裸に記すわけもいかないのと、で、だいぶ内容は飛んでたり。自分の備忘録としては少し修飾ありですね。

名前やら素性などばっちり公表していない「ここ」は、一応匿名なわけです。
匿名とはいえ、やはり社会的マナーとしてほどほどのセーブは必要ですが、基本的に素性の知れていない身分というのは文章を書くのにあたって気が楽です。

最初の頃は相当気をつけて書いていたのですが、忙しくなるにつれてややみっともないことや、書かない方がいいのでは、みたいな事も少し書いてしまったので、匿名のまま続ける事にいたします。

もっともここを読まれてます一部の取引先の方や友人は実際の私をご存知なんですがね…。
ここで書いてる内容と普段の私の発言はそんなにかけはなれてはいないと思います。
なにぶん素人の文章なので読みにくさや妙なところもあると思いますが、よろしくお願いいたします。
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