営業のタイミング

先日、自宅の近所で外壁リフォームを施工していて、始めの挨拶、途中（少し飛沫が飛ぶかも知れない作業日）の挨拶、さらに終了した旨の挨拶など、丁寧で、作業中来てる職人さん達もムダ口を叩かず、黙々と作業をこなされてて、感心していたのだが…。

終了の挨拶時にインターフォンだけで普段応対するのに、玄関先まで出て行った。
本当は出たくない。しかし、相手はご挨拶に伺った、と言うだけで出てくるモノだと思って、インターフォンから離れてる様子がわかる…。
一応業者が上記のように好印象だったため、出ていったが（単なるセールスならそのまま普段は無視）、正直、実にタイミング悪し。

まず、私は今仕事が忙しく、昼間でも時間が空いてたら、寝てることもある。
その寝入りばなに起こされ、さらに自宅は昨年塗り替えたばかりなんで、特に話はない（これがあったから、つっこまれないと思って応対した）。

なのに、さすが営業、というか、一回対面応対したら話を繋ごうと長引かせるのが見え見え。私は軽装で出て行ったので寒くてたまらん！

…これでそうとう減点になりました。

考えさせられたのはこの営業のタイミング、というか、近所である程度信用を得て、というのは確かに普通はチャンスではある。
しかし個々の理由でタイミングの悪いときもあるし、「ここで押す！」のやり方が逆効果な時も。

そして！　私は自分の話がながーいクセに！　人の（家族や友人なら別です…。）ながーい話がキライなのですよ…。
まーセールスのながーい話好きな人いないと思うけどね。

で、自分も営業戦略（？）として、考えさせられるわけなんです。
人様の時間をどうしても多少はいただくんですからね…。

は！　ここで気付きました！
もしや、私の話がながーーーーーーいのが！　新規ゲットがうまくいかない原因？
おちこんでしまいそう…。反省。

待てない！

私はせっかちであわてものです…。
いろんな事は先に済ますほうだし、急いでやる方だし…。
だもんでいろいろじっくり待てません。
それが良い場合と悪い場合と…。

先日、申告書類をとっとと仕上げて、いざ、役所の窓口へ！
と初日に行くって決めたら行く！　と鼻息＝３も荒く、日付も2月16日と入れてしまって、準備しましたら…。

仕事で缶詰、出られない。
いや、まったく出られないわけでなく、役所はちょっと時間的にムリ。
初めて郵便で出しました。

自分で完璧！　って思ってて、自宅に戻って、関係書類をしまおうと、見たら…。
ある添付書類が～～～残ってた。
不完全なものを出してしまった…。
計算は間違っておらず（たぶんね）、この書類を追って出せば良いのだが…。

…あわてもの…！

仕事上のデータも後から「あ！」って気づくこともあり、
中年になって、だいぶ慎重になったと思ったらこのザマざます…。
だめですね～～。

確定申告シーズン

確定申告の時期が近づいてまいりました。
みなさん準備どうですか？
終えないと落ち着かないけどめんどくさ～な作業ですね。

私は月締めで経費や入金などアップルワークスというエクセルみたいなソフトをつかってつけてますので（といっても各項目に伝票をまとめておくだけ。入力作業は有料で人に依頼）、一年間の領収書の山と闘わずにすみます。

どんなに収入が少ない時でもちゃんと経費を計算して提出してます。
なぜかというと、昔友人デザイナーに聞いたアバウトな「収入（が少ない場合？）の３割が経費」でそのまま、が通らなかったのです。
独立して初めてそのまま税務署になにも領収書など持っていかずに行ったらそのときは無駄足になってしまいました。経費書類揃えてもう一回行きました。

若いときから転職が多かったので独立前からよく確定申告をしてましたが、
独立してしばらくたってからですね、内容を把握して書類をちゃんと書けるようになったのは。
もっとも独立前の申告は今思うと簡単な内容と書類（退職時までの給料、または２カ所以上の給料、と源泉と保険関係）ですみましたから楽なものです。
それでも書き方やその意味がわからず、税務署で相談を受けながら提出しました。

独立してしばらくは同じようなものでしたが、
売り上げと収入、減価償却を含め、経費、自分自身の控除関係（保険関係などの）、そして税金などの関係や計算方法がわかったのはここ数年です…情けない。

今の職業（デザイン）に就く前に一般事務職にいたにもかかわらず、計算も苦手であまり几帳面さがなかった私でしたが、独立してほんとうに責任や収入、生活がかかってくるとなんとかこのような事務作業もやるようになりました。

来週から申告受付が始まります。さっさと出してすっきりしたいわ。

ゼロではなく

いろいろたくさん案を出したりしてもばんばん落ちて行く。
…もちろん選別されて残っていってる案もある。

コンペでないので、生き残った案が通ることになってるので、
まだ救われる。しかし修正に継ぐ修正…。なかなか決まらない。

でもその落ちた多くの案も一生懸命脳からしぼりだしたもの。
そして身を削り、時間をかけて制作したもの。
しかし料金的にはゼロである。そりゃそうですよね。

コンペなどでもプレゼンカンプ代などがでる場合とでない場合とある。
出たほうが良いに決まってるが出ても出なくても案をだし、制作するのに手抜きはしない。
まあ、手を抜いて制作物をほどほどに仕上げられるほどの腕やら技術もないのだが。

これはゼロではあってもゼロではない。そのときにはゼロだとしても。
この制作物を作った経過はけして無駄ではなく身につくし、
案を出し制作をし、一生懸命プレゼンした印象を相手に残し、
もしかしたら次の機会がまたあたえられ、いい仕事がゲットできるかもしれない。

と思いつつ、日々自分自身を奮い立たせているが、早めに入る現金収入がとぼしいのも事実…。
「生活」は優先ですよね。あー困った。