Soho Designer の長いつぶやき

SOHOでのフリーデザイナーとして30年。
地方で超零細企業としての日々のつぶやき。

忙しいまま暮れが来る。

2008-11-28 07:54:57 | 仕事話_その他
つかれたー。こんなにハードなのは久しぶり、というか長期間続くのは初めて?

夏の前、暑くなる前からいままで、ずっと忙しく、10月になれば、11月になれば、と暇になる、というか時間が余裕できそうな時期をちょっぴり待ちわびていた。

それがもう今年は12月までいっぱいいっぱい。
へたすると年越し期間も大晦日と元旦しか休めないかも。

年明けも忙しくなりそう…らしい。
まだはっきりとはわかりません。

2月くらいまで一服できないのかー。

しかし、またきっと
悲しい時期(暇で、自分の存在とは、みたいな哲学的な悩みが)が来るから。
仕事あるうちは、がんばらないと。

月刊誌やってた頃はお正月、休めなかったな…。
あ、元旦は休んだっけ。

あの頃よりキツイ感じします。

スケジュールはタイトになり、やることは増え、単価は下がり…。出費(パソコンのハード&ソフトなどで)は増え…。

年もとったしね。年は気力でなんとかする(?)として、
予算やスケジュール、なんとかしてほしい、と要望しますね。なんとか。
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はたして便利なのか? その2

2008-11-26 21:35:43 | 仕事話_制作
前にも同じ事書いたような気がしますが、また書いてます。
(後で調べたら、タイトル同じのがあった…。)

今、ページものなどの大量制作物も送信入稿になった。
それで週に今20~30Pほどを送信入稿しているのだが、
宅急便の締め切りなどを気にせず、夜中でも早朝でも納品できるのはありがたい。

しかし、今日明日と有名な「宅ファイル便」がメンテナンスを休止していて、
どこの送信方法も混んでるのかなかなか送れない。

「納品物」はできあがってるのに…。

このままでは、約束を破る事になる。
困った…。
私は納期に遅れた事は一回もないのに。

便利な手段もこういうことがあるからやだ。

先方には訳を話してそうとう遅くなるかもしれない、と早めに言っておいた。
待たせてしまって、残業など申し訳ないので。
夜中になるかも…。

データ自体もそうである、何かのトラブルで一瞬でパー。
デジタルというのは、便利でもあるけど、いろいろ大事な事をだめにしそうな…。

この後、夜になってやっと速度もすすみ、送れました。
しかし、夕方は混むのか、4回くらいやって、ダメ、その後なんとかスムーズに。
開始してから4時間半くらいかかりました。しんどいです。
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そろそろ限界かも

2008-11-25 08:19:46 | 仕事話_その他
ずっとずっと忙しかったけど、ここ数週間のほうがもっと忙しいかも。
今年一番かも。数週間でなく、年末までこんなかも。

すべての忘年会などのお楽しみはすでにキャンセルしました。
…なんのために生きてるのやら自問自答、ウツ。

忙しいのはありがたいことだけど、こんな非家庭的非人間的生活でいいのかしら…。

家族には「自分のことは『死んだ』と思ってください。(頼らないで、という意。)」と言ったら、毎日お供えが(バナナとかみかんとかパンとかすぐ食べられる食べ物)買ってある。ありがたいことです。

しかし、私は普通に睡眠時間取ってるからマシ。
徹夜、ナポレオン睡眠、って人が多いのだから。

私にはムリ。それにミスでもしたら信用問題。
休み時間がとれる状態なら、「作業ミス」が基準。
なんか間違いが増えた(すぐ気づく程度の)、と感じたら休む。
それがだいたい3時間おきくらい。

本当はこういうモニター見るような作業って一時間ごとに休んだほうが良いらしい。
しかし、その休み時間もこんな風にパソコンを開いてるから、いかんね。

外出したら、窓に映った自分の顔はまるで死相。
大島弓子さんがシュラバで疲れてくると死相が表れる、と書いてました。
死相だけは大御所と同じなんて恐れ多い。

やはり、今だけの分でもこんな状態では、もう別の仕事は入れられない。
「やりたい仕事」を断るのは非常につらい。
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キリギリスに見えるアリの悩み

2008-11-24 00:14:32 | こぼれ話
裁判員制度が始まると、もし選出されたら、最高3日ほど出廷しなくてはならないそうな…。

テレビのインタビューで「そのための勉強会」みたいのが開かれたときに大きな会社の総務の人が来てて「我が社の社員が選ばれたときのために~(略」と答えてました。

うらやましい…。こういう時、組織にいるとありがたい。それもできるだけ大きな組織に。

私のような自営、それも時期によっては風呂や食事さえ満足にできない非人間的生活を送ってる人はどうしたらいいのか…。

一日だって惜しい…、しかし、それはなんとか国の命令ということで、取引先に告げて理解してもらう、しかし、3日なんて…ムリ。
少なくともこの半年間くらいの状況ではもし選ばれてしまったらきびしいものがあったな…。

過去に読んだ松本清張の小説に、印刷画工(今で言うデザイナー)で独立&自営の主人公に「赤紙」が来てしまい、(こちらのほうがもっとつらいだろうけど)似たような悩みが出てくる話がある。

彼はその腕一本で老父老母、妻子(子供3人)を養ってる。
自分が出征してしまったら、家族の生活は? 今まで培った仕事は?
日常的にだって、朝から晩まで机の前で働き続けて、やっと家族7人の生活が成り立っているのに…。
この話を読んだときに身につまされるものがあった。
もっとも私にはいまのところ扶養家族はいないので、彼よりはきつくない。
内容は省くが、結果、彼が出征した留守宅が親戚をたよって東京から「広島」に引っ越すことになり、そこで彼は家族全員を失ってしまう…。

裁判も大事な事であるが、私達には替わりがいない。
そしてぎりぎりの日々が多い。

なんていって説明したらわかってもらえるのか。
↑わかってもらえない場合が多い。

ものすごく一生懸命休まずに働いてても「キリギリス」に思われる職業…な感じがするんですけど。
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取捨選択

2008-11-19 13:25:28 | 仕事話_制作
際限なく仕事が承れたらどんなにいいでしょう~。
そういうわけにはいきません、デザイナー1人の零細SOHOでは。

1人ではどうしても限界がきます。

今、非常に多忙でもうこれ以上は…、と思っていたら、
ありがたいことに新たな仕事のご依頼が。

皆、私が忙しいことをご存じなので「お忙しいですかお忙しいですよね…」みたいな事から話が始まる…。
なんて答えたらいいのでしょう。たしかにめちゃ忙しく、休みがほしいと独り言ではつぶやいていますが、さすがにそう答えるわけにもいかず、
「ええ、おかげさまで~」と言って、まず、相手のお話を聞く。

若いときは余裕なくて、速攻に断っていただろう。それももらった電話あたりで、自分の都合ばかりしゃべりまくって。

今はそんな失礼な事はしません。はずかしーね、(自分の)若いときって。

んで、相手のお話の内容をひととおり聞いて、終わったら、今の自分の仕事と並行してできるか、考えながら、承るか断るか、を決める。

このときの判断指針は、

・納期が充分か…ある程度長めに制作時間もらえば、絶対に今の長丁場の仕事でも「空き」がでるので、制作時間は生み出せる。
・量は…少量なもの。ポスター、フライヤーなどペラものなら一枚くらいなら超急ぎでない限り、同時進行の合間(原稿待ちや指示待ち時間がでるから)にアップできる。理不尽な直しでもなければ、の話。
・種類は…似た仕事、は同時進行はムリ。頭もごちゃごちゃになる。今なら、大量のページモノでデザインしなくてはならないもの、はムリ。いわゆるエディトリアルデザイン、はきびしい。

と脳内で指針はあるので、すぐに回答。

で2本別件入りましたが、受けました。しかし、これでまた3本。
4本目は断るかも。そうとう納期に余裕があれば別。あ、¥金額¥も破格(高い方ね!)なら別。
皆、デザイナー冥利につきる仕事でありがたく、うれしいです。

がんばらにゃ~。
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やりたい仕事向いてる仕事

2008-11-17 14:01:51 | 仕事話_その他
私がデザインに興味を持ったのはすごく幼い頃、まだ「デザイン」という言葉も知らなかった頃。
多分幼稚園児くらいの頃、まだ池袋から私鉄にのって数分の街で暮らしていた頃。

新聞と一緒に入ってくるデパートのチラシ、このデパートのマークを逐一覚え、切り抜いて集めていた。カレンダーの裏あたりにのりで貼ったり…。
「これは、せいぶ、これはだいまる、みつこし、たかしまやー」みたいな感じで。

うーんもう少し大きい頃だったか、マークが漢字をモチーフにしたものが多かった、というのを覚えてるし…。それでも小学校低学年だったと思う。

今でも好きなんですよ、マークを見て、なにをモチーフにし、どう考えて創ったか、想像し…。「うまいなー!」と感嘆するものに出会うと刺激になります。
マークだけでなく、ロゴや絵文字、ピクトなどでも…。

まだ、「デザイナー」という職業があるのも知らなかった頃、からこういうことに興味があり、こういう仕事がしたかったのかも。

もっとよーく考えて勤める会社なども選んで、こういう方面の仕事をおろしてくれそうなコネクションを培えばよかったかも。

春頃、大昔の上司に会って少し考えた。

今の制作物(出版モノが多い。)とだいぶ前というか少ないマークやロゴ、絵文字などの作品を見ていただき、「もともとこういうの(後者)が得意だったのでは?向いていたのでは?」と言われ…。

フリーとしての今までの営業力、ではどうしても出版系が多くなる。
今ではデジタルになり、ソフトはQXPやインデザイン。
本当はレイアウトデザインは苦手だった、ソフトでいえば、イラストレータだけでできるような仕事がしたかった、と思っていたときもある。

もう長くソレで食べさせてもらってることを考えると、そんなに苦手でもなかったか。
そして、やりたい仕事が向いてる仕事だったかは謎なわけで…。

画像は身近なデザインはダレがデザインしたか、というのが載ってる本です。
デパートの包み紙や乾電池や…。いろいろ。
スタンダードなデザイン、素敵ですねー。
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お休みはありません

2008-11-16 06:59:29 | 仕事話_その他
昨日も今日も仕事。まあ、フリーならあたりまえか…。
週末という概念はお勤めの方にあるんだもんね…。

家族が休みだから悪いやら悲しいやら…。

先週もそうだった。10月末までこんな状態だったのが、11月中も初めのうちだけ一息ついて、
ずーーーーーーと仕事。ありがたいことです。

しかし疲れた。毎日「つかれたーつかれたー」って言ってます。
好きで選んだ仕事って忙しくても、「好きな仕事だから苦にならないんでしょう?」って言われちゃってね…。

ダレもいたわってくれまへんの。

そりゃ苦行のような仕事内容とか勤務ならもっときつかろうけど、
好きな仕事ったって、商業デザイナーであるかぎり、好きに気ままにやってるわけじゃなし、
プロとしての責任感、を持続させ、仕事を完遂させるために、テンションを持続させて、
ながーーーい時間、労働してます。

徹夜しないからまだマシなんでしょうけど、固いお勤め体質なので、
朝早く起きて工場のように8時半ごろからもうマシンの前につき、ここ最近は23時まで(昼休み、夕休み、とってますけど)。
平日はもちろん土日なく働いてます。

一人で150頁ほどここ一ヶ月でデザインしないとならないのです…。
(人によってはたいしたことない、って思われるだとうけど、わたしにはキツイ。)

救いは…、デザインの修正がほとんどなくて、信用してまかせてもらってる、事。
「good!」のお褒め言葉をいただいたこと。ありがたく、うれしいです。

報酬(お支払い&ほめ言葉など)があれば、労働ってさほど苦にはならない。
でもお休みがないと、デザインの発案が鈍くなってくる~~~~。
どうしてこういうスケジュールなんでしょう…いつも。

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ある有名人との共通項

2008-11-14 08:16:35 | こぼれ話
私の家には今5匹も猫がいます。
そして、職業はデザイナーでgooブログ書いてます、
っていったら、猫好きの業界ではかの有名な
「くるねこ大和さん」
とまったく同じ!

光栄です。
向こうは私なんかと比べものにならないくらい本業も副業も忙しいでしょう。

くるねこさんはパッケージデザイナー、
私はグラフィックってもエディトリアルが多いデザイナー。

漫画(既刊2冊とも買った)によりますと、
彼女のメインマシンはpowermac G4で、web用&通信用がimacなんだそうです。
私は逆でメインマシンがiMacでサブがG4。
(実は他にG3がデスクトップとノートとあるけど、それはおいといて)

くるねこさんはiMacあるにもかかわらず、G4メインってことはもしかしてOS9で作業されてるのかもしれませんね。
私はOSX、CS3で制作してますのでもうiMacでないと。
これがG4しかなかったときはそれでもすんでいたのに、たまにG4で作業すると、「遅い」。
もう戻れません、G4、ましてやOS9は。

↑人間の反応があいかわらず遅いくせになに言っとんじゃー、っとマシンが言ってたりする…。

12月に「くるねこ3」が出るそうです、楽しみです~。
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独立のタイミング

2008-11-10 17:11:39 | 仕事話_その他
私が今のようなフリーデザイナーになったのは、もうだいぶ前のことです。
デザイナーとしてたいがい皆さん最後には自分の城? を持ちたい、ということで、経験年数たつと独立される方多いです。

自分もそうでした。
しかし、いつ? ということになるとそのタイミングは…?

私の考えでは結構年になって、経験と実績と人脈がたっぷり貯まってから、と思っていました。
しかしそれには個人差があり、若くして独立可能な方もいれば、年齢いっててもダメな方も。けっして年齢がいつが、ではありません。
あと、「環境」やら「背景」やらも重要で、扶養家族がたくさんいたりすると、独立はあまりすすめられません。もしも安定したいい会社にお勤めなら。

私が最後に勤務した会社の社長はよくいろんな話をしてくれたのですが、その方曰く、「独立はほどほどに若い年齢でないと、ほとんどフリーは『外注』や『下請け』だから、仕事おろす側が使いにくいよね、年齢いってると。」
ですと。

私はこんなことにも気づかず、のんびり? 20代を終えてしまって、まんだ会社員でした。その後数年たって、独立。30代前半でした。

いろいろ考えて独立したように一見えるらしいのですが、実は、同じ仕事や同じ環境がどうしても飽きてしまって、最後の会社はいごこちもよく、待遇もよくしてくれたにも関わらず、辞めました。勤続6年、自分で一番長いお勤めでした。

で、長年の夢である「今度こそフリーとしてやってみよう! だめならまた勤務。」くらいの気持ちで独立。

普通はこういう過去いた会社から仕事をおろしてもらう算段をして辞めるモノです。私は甘いことに「もしかしたらおろしてくれるかも」の状態で辞め、まったくおろしてもらえず、ゼロからのスタートとなり、開店休業状態でもいい! と少しヤケにもなってました。

しかし、すぐに営業活動をして仕事がけっこう入って忙しい日々が続いたのでした。
↑「独立後の話」に続く…かも。
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あっという間に11月!

2008-11-09 12:41:58 | 仕事話_営業・事務
先月下旬、ある長くかかった大物(量が多い)制作物を校了し、
ほっとしたのもつかの間…。

今月は楽になるかと思ったら、次の大物が。
毎週2~30頁は仕上げないと間に合わん。と言われてます。ひーーーー。
もち「いんどど」で制作なり。

しかしありがたいことです。
私はここ数年、どの業界も忙しいこの年末までのこのあたりの時期に暇でした。
(なのに大掃除とかたいしてしない…)

今年は初春から営業に精をだし、
・まったくの新規クライアント…1件
・仕事仲間からの紹介の新規クライアント…2件
と新たに取引してくださるお客様が増えました。

そして…。
仕事ってぶつかるモノなんです…。

フリーとしては自分から「仕事を断る」なんてことは御法度です。
しかし、ここ最近の状況では同時進行はせいぜい2本まで。
内容によるけど3本重なると、そうとうひどい状態に。
そして、4本目のご依頼は…仕方ない…、断ることに。

今年初夏から今にかけて、2度もタイミング悪く、断ってしまったお客様がいます。
もうお仕事くれないかもしれません。仕事仲間がせっかく紹介してくれたのに。
申し訳なくて…。

しかし、ヘタに無理して受けて、制作物の劣化や重大なミス、など迷惑かけてもいけないので、割り切って考えておくことにします。
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