Soho Designer の長いつぶやき

SOHOでのフリーデザイナーとして30年。
地方で超零細企業としての日々のつぶやき。

19の頃

2012-09-07 10:25:51 | 仕事話_その他
朝方の犬散歩でいつも通る場所に茶髪の作業着姿の若者が立ってる。
少しの時間のずれで会うときと会わないときと。

そのうち車が狭い路をややかっとばしぎみにやってきて彼を乗せて行く。
19才くらいかなーと思ってる。もう少し上かも。

自分が19の頃ってもうだいぶ昔だというのに今でも覚えてる。
この茶髪の彼みたいに朝早くの出勤。
8時始まりの工場勤務なんで出勤は早かった。

最初は運転免許も車も持っていないのでバスを乗り継いで一時間半くらいだったか早起きして通っていた。
そのうち運転免許をとり、中古の車を先輩から安く譲ってもらってそれで通勤。
今度は45分くらいで通えるように。それでも7時前には出て行く。

ついでだからバス停3個くらい先の同僚も乗せて行くことに。
先ほどの彼とは逆。

だいたい7時くらいに同僚宅に迎えに行く。しかし支度ができておらず少し待たされることも。あとは自分がせっかちなので早く着きすぎるときも。
この頃やっと「コンビニ」なるものが近所にでき、店名通り7時からしか開かないコンビニだったが、その同僚を待つ間、ここでコーヒーで一服。

確かこの頃朝食をまったく取らない生活だった。中学生くらいからそういう生活習慣だった。今では考えられないけど。
しかしコーヒーだけは良く飲んだ。レギュラーコーヒーにもあこがれた。
だから待たされるのも苦にならなかった。

仕事は好きな仕事ではなかった。今思うと大半の仕事って就職ってそういうもの。
でも若かった私は「ずっとここにいたくない。」って思ってた。
もし今だったら? 安定した職を続けたかも。

バカな若い私が今の職業への路を歩ませた。
バカでよかったかも。お金はないけど。
コメント
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