スポニチアネックス 6/16(土) 20:13配信
断髪式を終えた阿夢露(後列右から5人目)は阿武松
親方(同4人目)ら阿武松部屋の全員で記念撮影
元幕内・阿夢露(あむうる、34=阿武松部屋)の断髪式が16日、千葉県千葉市のホテルで行われた。阿武松親方(56=元関脇・益荒雄)ら約160人がはさみを入れて16年間の力士生活をねぎらった。
「これからは本名のニコライ・ユーリビッチ・イワノフ、“ニコちゃん”と呼んであげてください」と冒頭で紹介されると、阿夢露は笑顔で一礼。断髪式の間は「泣くのを我慢していた」が、自らの生い立ちを歌詞に乗せた大至(49=元前頭)の相撲甚句を聞くと目を潤ませた。
ロシア出身の阿夢露は新十両で迎えた12年初場所で右膝十字靱帯損傷の重傷を負い、翌場所から5場所連続休場。一時は引退も考えたが復活し、14年九州場所で新入幕を果たした。初土俵から所要74場所での新入幕は外国人力士では最も遅い記録。細身ゆえに、食べて体を大きくすることにも苦労した。
阿武松親方は「最初に来たときは(体が細くて)モデルさんかなと思った。当時、ロシア出身の力士はいろいろなことがあったが、阿夢露は本当に真面目で一生懸命だった」と愛弟子との出会いを振り返った。「器用な方じゃない。相撲も左上手、左前みつしか武器はない。それを磨いて磨いて、幕内までいきました」と続け、声を詰まらせた。
阿夢露は負傷を乗り越えた経験をもとに、今後はトレーニングをサポートするトレーナーを目指す。資格を取得するために日本語学校にも通い、今でも週に3回トレーニングをこなしているという。「けがが多くていろんな人に支えてもらった」。恩返しを胸に、“ニコちゃん”は第二の人生を歩んでいく。(スポニチアネックス 6/16(土) 20:13配信
ロシア出身の阿夢露が断髪式っすかぁ。最近断髪式が多いっす。こないだ大岩戸の断髪式に出席してきたっすが髪を切る本人も場の雰囲気も寂しくて見てるだけで目頭が熱くなってきたっす。阿夢露はトレーナーになるっすからまだいいっすが力士が引退すると再就職の道は厳しいものがあるっす。相撲関係に再就職できない場合に備え現役の時にしっかりとコネを作っておく方がいいと思うっす。(^^ゞ
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