今シーズン初めて岩岳スキー場にお邪魔してきました。
1月の平日ということもあって、リフトやゲレンデには数えるほどしか人がいなくて、相変わらずのんびりとしていて、ゆっくりくつろげるスキー場です。非圧雪のノートラックを競い合う姿もなく自分のトラックだけを刻めて、オンピステも荒れることがないから、パウダー狙いの人や、みっちり練習したい人にはお勧めです。今シーズンもお世話になります。
今日はERIXIR CRUISEとLA CABRAの乗り比べ。
岩岳上部の降りたてで上質の新雪がきれいに圧雪された緩斜面でフラットの乗り比べ。
ELIXIR CRUISE 169cm 124-84-114とLA CABRA 175cm 120-90-110で共にフラットテールと似た形状の両者。芯材はエリキサーはウッドでラ・カブラはカーボンラミネートと違う構成。
2台とも今シーズン愛用する板でそれぞれ単独で履いていると若干違う感触がありながらもそれぞれお気に入りの板なのですが、履き比べに最適な斜度のフラットバーンで、同時に履き比べると面食らうほどに異なるスキーです。
一方は操作性がとても良く切れもあるので、気持ち良くフォールラインに落ちていけます。何本か滑ってもう1本に履き替えると、こちらの板は、切り替えのタイミングから加速が始まるので、同じ感覚で切り替えると、タイミングとポジションがとてもシビア。グングン板が走ろうとします。ちょっと面食らいます。何本か滑り、ポジション、切り替えに慣れると、たまらなく楽しい加速感です。再び前の板に履き替えると、やはり操作性は良く、楽な板なのだけれど、先ほどの板のような加速性を感じようとすると、自ら加速するようなアクションが必要で、それぞれの良いところが異なるので好みなのでしょうけれど・・(前者が加速性がなく後者が操作性が悪いのではなく、前者の操作性がとても良く楽で、後者の加速性がとても良く楽しいのです)・・詳細は店頭でお尋ねください。
これだけ乗り味が異なると、板の乗り比べも楽しいけれど、乗り手の調整にも良いかも・・・・