19日から21日の3日間、我が家のKさんと二人で山行。
単独での長期休暇はあっても、二人そろっての休暇は2日迄で、3日間となるとずっと遠いこと。なかなか休めません。
2年ぶりの涸沢。
涸沢にテント張りっぱなしにして(上の画像の真ん中のテント場ですね)、初日と3日目は移動&散策。
2日目はに下の画像の奥に見える北穂から奥穂の縦走。
涸沢の紅葉はほぼ終わりで、稜線は朝方ぼた雪が降ってましたが、ここは本当に癒されます。
横尾から屏風岩が紅葉の盛りで、上高地から徳沢はたくさんの観光客の方が紅葉を楽しんでいました。
北穂から涸沢岳、奥穂の縦走はハシゴ、クサリ場の連続なので、不要の物はテントに残し、Kさんは携帯と非常食と水筒だけポーチに持たせて、3点支持に集中してもらって、残りは自分が背負って慎重に今回の岩稜縦走に出発。
上の画像はドームを過ぎて奥壁のバンドへ向かうところ、まだ写真撮ってる余裕があります。
この先は足下300mすぱっと切れ落ちる滝谷の岩壁や日本一長いといわれるクサリ場が続く涸沢槍から涸沢岳と、難所が2時間半続くので、傍で声かけながら見守るのみ。滑り易い岩には鉄杭が打ってあるものの、南面は風も強く、髪の毛から水滴が落ちる程、ガスが岩を濡らし、カメラはザックの奥に納めて、人と行き交うことも無く、岩の世界を二人で独占。
Kさんはその晩、寝袋の中でも、岩場がぐるぐる巡って寝付きが悪かったそうで、あの恐怖心が「楽しかった」そうです。Kさんにはちょとした冒険だったのでしょう。それでも安心して見ていられました。普段ハシゴで家の2階の外壁のペンキ塗りや大屋根に乗っちゃう人ですからね。
自分としては、前回は荷も軽く涸沢日帰りでしたが、今回は3日間のテント泊で、二人の総重量40kgの荷物で、久々のゆっくり登山でしたが、少しバテました。
今日は最終日雨に濡れたテント等乾かして片付けて、次どこ行こうと、仕事の合間の会話。
休日にもう一度くらい、日帰の山に行くのかな・・