![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/87/27ce462c0351d5302d9cfbf388300547.jpg)
■メイン写真
霧に包まれた伯母谷覗の大岩壁。晴れてたら怖くて下を覗けない!?
■今回のコース
和佐又山ヒュッテ→和佐又山のコル→笙ノ窟→石ノ鼻→大普賢岳→小普賢岳→
脇ノ宿跡→阿弥陀ヶ森(女人結界)→伯母谷覗→天竺平→柏木分岐→九九能智神社下
→上谷分岐
和佐又山ヒュッテに前泊し、この日は大普賢岳から阿弥陀ヶ森、伯母谷覗を経て
上谷分岐に至るロングルートを歩いた。
アップダウンを除いた単純標高差だけで1,200mあり、「ゆるさ」が売りのウチの
登山教室では異例の長丁場である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/86/1ff150fb0f90b2aa7f181a5ec9b0864e.jpg)
朝のヒュッテ前から、和佐又山を望む。
この時点では、好天に期待が膨らんだのだが。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/f3/865cb59844565c37fdd45603affb8aa7.jpg)
少し上がったところから大台ヶ原方面を眺める。
なんというすがすがしさだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/22/c1ab2d6dfa660516a5098dac27a2ea16.jpg)
ところが和佐又山のコルを過ぎてから、薄い霧が出始めた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/65/e13c13767a3973bb92d810a9136d04ee.jpg)
曽孫普賢、孫普賢の南側を巻くトラバース道には、岩屋が4つ連続する。
眼前に、ひときわ高い岩壁が姿を現す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/70/e58840ca302c6fe8d26377e832daf3f8.jpg)
その下にあるのが笙ノ窟。林実利行者の千日修行などで知られる行場で、
大峰奥駈修験道の62番靡である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/a2/c1259d3b51579c965bf12b5d61503695.jpg)
役行者像は、さらに先の鷲ノ窟にある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/a1/72adcc9f2cdd2a3bfc227cf3986a4d19.jpg)
日本岳のコル。
右の岩峰が日本岳で、文殊岳、孫普賢の別名がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/87/64679a786fdb3d7843b078f99dc19bc9.jpg)
ここから先は鉄製ハシゴや鎖場の連続である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/de/a1414b38dba54ed9d982742151e5c6c7.jpg)
ドウダンツツジの紅葉が美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/3a/88967e542cc9cae3ae44e3503c53c01d.jpg)
絶景で知られる石ノ鼻だが、いつの間にか濃くなった霧で真っ白!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/71/aae30b2cc04c9604ec2c49c34bfd9099.jpg)
遠景は見えなくても、今が盛りのオオイタヤメイゲツやミネカエデなどの黄葉に
癒される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/d9/20bbd33ae4ce2086cddc99e9f71a41e4.jpg)
大普賢岳に到着。残念ーっ! 周囲は真っ白だ。
それにしても寒い。雨は降らなかったが、このあとレインウェアはずっと着たまま。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/e9/684f9e51be6c705f77243fa8fb38c310.jpg)
奥駈道を北上する。背の低いササが茂る尾根筋を歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/22/be0d5aa90e213ae7d3c1945d19eb558d.jpg)
小普賢岳にある、根上がりの木。
この木が生えた頃は、下に倒木があり、のちに腐食してなくなったものと思われる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/b4/97f387334b9ee8c9cc61fa530c460b9c.jpg)
経箱石への分岐。
今回はロングルートなので、これに寄っている時間はない。
いつか、ここをメインに訪れたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/6c/a9dbf512f36ffd2046e9ade97bd7d3b4.jpg)
ほんの一瞬、薄日が差し込み、色づいた葉が金色に輝いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/d1/8afac39c836e673837ce870e198f8bea.jpg)
明王ヶ岳の海坊主のようなピークを振り返る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/29/83a1abf2314f0ab84bb76776ddae3920.jpg)
遭難碑。ここは大峰山系の中でもかなり奥深いところだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/bb/fc89744d41898556ca8e3c633935a437.jpg)
ほどなく脇ノ宿跡に到着。
まだ新しい倒木がいっぱい。標石のすぐ横にも大木が横たわり、よくぞ標石に
当たらなかったものと妙な感動にひたる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/8c/81f7306ba407de21e867232b5e452eb6.jpg)
倒木にさっそく生えてきたヤマブシタケ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/a5/e68cae94a6e8cfb3c99176da464f1ef7.jpg)
阿弥陀ヶ森に到着。ここから山上ヶ岳に続く道は女人禁制である。
五番関と同じデザインの女人結界門が建つ。
戦後すぐに何度か、柏木からここを経て女人結界を突破してトラブルになった、
強い女性たちがいたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/d5/482a8c3b9d5d1fd0ca013fab004264ff.jpg)
ここから柏木へ続く長い尾根道をとる。
やはり台風の影響で倒木が多く、越えたり、くぐったりを繰り返す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/dd/063404d8c6ec8ea0f9b8e3ccc9f65234.jpg)
おっ、アラゲキクラゲがあるぞ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/b8/e5cfe8f7bc842899a4a65a24ea6a3013.jpg)
30分ほどで、伯母谷覗に着く。
国土地理院の地形図に書かれている「伯母谷覗」とは500m以上離れている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/d2/a87cfc02c3a52ee63c7630702008b909.jpg)
霧が深いと、スッパリ切れ落ちた景色が見えない。なので、足がすくまない!?
いつも岩場のエッジに立つのが好きなIさん、2時間ドラマになるのは嫌ですよ、
気をつけて(笑)!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/3e/29256f27ab1030990ca37682ab2b66b1.jpg)
しばらくは美しい広葉樹林や岩場の谷間を下る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/18/39ba68e9a339eaf21d7bbcc0a5375109.jpg)
そのうち植林がメインの単調な道になり、しかもなかなか標高を下げないので
ひたすら長く感じる。実際、阿弥陀ヶ森から柏木までは8.8㎞あるという。
この日は上谷までなので、ほんの少し短くて済むのだが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/90/695766318b102b787cad75bd1af404ec.jpg)
天竺平。ちょっと広い平坦地になっている。
「天竺」というものの、植林だけの平凡な風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/2e/ac032b5ea8a213ff44d73226cc412490.jpg)
登山口近くにあるのは、ギフチョウの保護を呼びかける掲示。
このあと林道に出て、九九能智神社の下を通り、ともちゃんが回送してくれた
クルマが待つ上谷分岐へ。いやー長かったねぇ。おつかれさまでした。
帰りに寄った道の駅川上。熱いコーヒーは、ただの缶コーヒーだったけど
めちゃくちゃ美味かった。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
霧に包まれた伯母谷覗の大岩壁。晴れてたら怖くて下を覗けない!?
■今回のコース
和佐又山ヒュッテ→和佐又山のコル→笙ノ窟→石ノ鼻→大普賢岳→小普賢岳→
脇ノ宿跡→阿弥陀ヶ森(女人結界)→伯母谷覗→天竺平→柏木分岐→九九能智神社下
→上谷分岐
和佐又山ヒュッテに前泊し、この日は大普賢岳から阿弥陀ヶ森、伯母谷覗を経て
上谷分岐に至るロングルートを歩いた。
アップダウンを除いた単純標高差だけで1,200mあり、「ゆるさ」が売りのウチの
登山教室では異例の長丁場である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/86/1ff150fb0f90b2aa7f181a5ec9b0864e.jpg)
朝のヒュッテ前から、和佐又山を望む。
この時点では、好天に期待が膨らんだのだが。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/f3/865cb59844565c37fdd45603affb8aa7.jpg)
少し上がったところから大台ヶ原方面を眺める。
なんというすがすがしさだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/22/c1ab2d6dfa660516a5098dac27a2ea16.jpg)
ところが和佐又山のコルを過ぎてから、薄い霧が出始めた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/65/e13c13767a3973bb92d810a9136d04ee.jpg)
曽孫普賢、孫普賢の南側を巻くトラバース道には、岩屋が4つ連続する。
眼前に、ひときわ高い岩壁が姿を現す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/70/e58840ca302c6fe8d26377e832daf3f8.jpg)
その下にあるのが笙ノ窟。林実利行者の千日修行などで知られる行場で、
大峰奥駈修験道の62番靡である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/a2/c1259d3b51579c965bf12b5d61503695.jpg)
役行者像は、さらに先の鷲ノ窟にある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/a1/72adcc9f2cdd2a3bfc227cf3986a4d19.jpg)
日本岳のコル。
右の岩峰が日本岳で、文殊岳、孫普賢の別名がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/87/64679a786fdb3d7843b078f99dc19bc9.jpg)
ここから先は鉄製ハシゴや鎖場の連続である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/de/a1414b38dba54ed9d982742151e5c6c7.jpg)
ドウダンツツジの紅葉が美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/3a/88967e542cc9cae3ae44e3503c53c01d.jpg)
絶景で知られる石ノ鼻だが、いつの間にか濃くなった霧で真っ白!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/71/aae30b2cc04c9604ec2c49c34bfd9099.jpg)
遠景は見えなくても、今が盛りのオオイタヤメイゲツやミネカエデなどの黄葉に
癒される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/d9/20bbd33ae4ce2086cddc99e9f71a41e4.jpg)
大普賢岳に到着。残念ーっ! 周囲は真っ白だ。
それにしても寒い。雨は降らなかったが、このあとレインウェアはずっと着たまま。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/e9/684f9e51be6c705f77243fa8fb38c310.jpg)
奥駈道を北上する。背の低いササが茂る尾根筋を歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/22/be0d5aa90e213ae7d3c1945d19eb558d.jpg)
小普賢岳にある、根上がりの木。
この木が生えた頃は、下に倒木があり、のちに腐食してなくなったものと思われる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/b4/97f387334b9ee8c9cc61fa530c460b9c.jpg)
経箱石への分岐。
今回はロングルートなので、これに寄っている時間はない。
いつか、ここをメインに訪れたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/6c/a9dbf512f36ffd2046e9ade97bd7d3b4.jpg)
ほんの一瞬、薄日が差し込み、色づいた葉が金色に輝いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/d1/8afac39c836e673837ce870e198f8bea.jpg)
明王ヶ岳の海坊主のようなピークを振り返る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/29/83a1abf2314f0ab84bb76776ddae3920.jpg)
遭難碑。ここは大峰山系の中でもかなり奥深いところだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/bb/fc89744d41898556ca8e3c633935a437.jpg)
ほどなく脇ノ宿跡に到着。
まだ新しい倒木がいっぱい。標石のすぐ横にも大木が横たわり、よくぞ標石に
当たらなかったものと妙な感動にひたる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/8c/81f7306ba407de21e867232b5e452eb6.jpg)
倒木にさっそく生えてきたヤマブシタケ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/a5/e68cae94a6e8cfb3c99176da464f1ef7.jpg)
阿弥陀ヶ森に到着。ここから山上ヶ岳に続く道は女人禁制である。
五番関と同じデザインの女人結界門が建つ。
戦後すぐに何度か、柏木からここを経て女人結界を突破してトラブルになった、
強い女性たちがいたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/d5/482a8c3b9d5d1fd0ca013fab004264ff.jpg)
ここから柏木へ続く長い尾根道をとる。
やはり台風の影響で倒木が多く、越えたり、くぐったりを繰り返す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/dd/063404d8c6ec8ea0f9b8e3ccc9f65234.jpg)
おっ、アラゲキクラゲがあるぞ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/b8/e5cfe8f7bc842899a4a65a24ea6a3013.jpg)
30分ほどで、伯母谷覗に着く。
国土地理院の地形図に書かれている「伯母谷覗」とは500m以上離れている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/d2/a87cfc02c3a52ee63c7630702008b909.jpg)
霧が深いと、スッパリ切れ落ちた景色が見えない。なので、足がすくまない!?
いつも岩場のエッジに立つのが好きなIさん、2時間ドラマになるのは嫌ですよ、
気をつけて(笑)!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/3e/29256f27ab1030990ca37682ab2b66b1.jpg)
しばらくは美しい広葉樹林や岩場の谷間を下る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/18/39ba68e9a339eaf21d7bbcc0a5375109.jpg)
そのうち植林がメインの単調な道になり、しかもなかなか標高を下げないので
ひたすら長く感じる。実際、阿弥陀ヶ森から柏木までは8.8㎞あるという。
この日は上谷までなので、ほんの少し短くて済むのだが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/90/695766318b102b787cad75bd1af404ec.jpg)
天竺平。ちょっと広い平坦地になっている。
「天竺」というものの、植林だけの平凡な風景。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/2e/ac032b5ea8a213ff44d73226cc412490.jpg)
登山口近くにあるのは、ギフチョウの保護を呼びかける掲示。
このあと林道に出て、九九能智神社の下を通り、ともちゃんが回送してくれた
クルマが待つ上谷分岐へ。いやー長かったねぇ。おつかれさまでした。
帰りに寄った道の駅川上。熱いコーヒーは、ただの缶コーヒーだったけど
めちゃくちゃ美味かった。
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