Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

1月15日(日)、深い渓谷の白石谷から、六甲最高峰へ

2006年01月25日 | 山登りの記録
今年最初の山行は、有馬から白石谷を経て六甲最高峰に立ち、下山は極楽茶屋から湯槽谷山へ、灰形山に寄ってから鼓ヶ滝公園に下りるルートを選んだ。滝が凍っていたらラッキーと思っていたが、そうでなくても急峻な渓谷を抜けるのは面白いと思った。

しばらく腰痛がひどいが、痛み止めと、シップ、カイロのフル対応で臨む。ここで身体をシッカリ動かして、筋肉をほぐそうと、今日は一種の賭けだ。しかし、この作戦は見事、成功することになる。

ロープウェー駐車場から、紅葉谷を離れ、白石谷に入る。百間滝の分岐を直進し、白石滝の右を巻いて奥へ奥へと進む。

今日はOさんに先頭を歩いてもらい、チーフリーダーの練習をしてもらっているが、沢歩きの苦手意識が強く、とことん高巻きしていくので疲れるわ、時間はかかるわで大変だ。このあたりは風化花崗岩で、却って高巻きが危ない。もっとも、Mr.Dashはスリルを満喫できて愉快愉快。

結局、お助け紐も出すことなく、全員が無事に通過。必死になりながらも、みんな、これしきのルートは自力通過できるようになっている。

やがて、深い渓谷が二分すれば、左に白龍滝がかかる。背は低いが、いい形をした滝だ。手前に大きな氷の塊が落ちていた。昨日の雨で、一気に氷が融けたのだろう。凍った滝を見られなかったのは残念。滝の右手を巻く。ここは急なだけでなく、岩が脆く、しかも左右が切り立っていて、かなり危険なところだ。

ヒヤヒヤして切り抜けると、大安相滝だ。もう危険箇所はない。ここまで上流になると、水量も少なく、ショボイ滝になってくる。さらに小安相滝を経れば、やがて魚屋道に合し、車道に出る。六甲最高峰は、右の坂を戻ればすぐだ。

ぽかぽか暖かい陽だまりの中、山頂直下、海を眺めながら昼食をとる。キュートなチョイ悪オヤジ・M居氏が真新しいコンロと、セットのコッフェルを披露。小型軽量ハイパワーで、羨望の的。最近、ウチの部では、みんな個人装備の設備投資が急速に進んでいるのだ。

昼食を終え、極楽茶屋でOさん、H山さんと分かれる。お二人は、今日は時間の関係でロープウェーで先に帰るのだ。Oさん、先頭歩き、おつかれさま。

ここからは、K本さんが初の先頭歩行体験。緊張しまくりの様子が初々しい。すぐ後ろでコツをアドバイスしながら、Mr.Dashは中学・高校の頃の自分を思い出していた。松葉が積もる尾根は、フカフカして心地よかった。

当初、灰形山から落葉山を抜けてもいいなと思っていたが、車をロープウェー駐車場に置いていたので、灰形山に登ったあと、鞍部まで引き返し、エアリアマップに記載のない道を下りることにした。途中、新設の、自然石調にデザインされた巨大な堰堤の脇を通り、まっすぐ鼓ヶ滝公園に下りたのには驚いた。

かんぽの宿・有馬で入浴。繁華街をちょっと外れたところにあるためか、すいていて、穴場的存在なのがよかった。浴槽で腰の筋肉をもみほぐす。適度な運動と、温泉のおかげで、翌朝は腰の痛みも減り、布団から無事に起きることができた。

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