Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2024年4月6日(土) [台高支脈]桧塚、桧塚奥峰へ、マナコ谷ルートから登る!

2024年04月08日 | 山登りの記録

■メイン写真
桧塚奥峰の山頂で「やったー!」


■今回のコース
木屋谷林道駐車場(雨量観測所手前)→マナコ谷登山口→避難小屋→稜線出合→桧塚→
稜線出合→桧塚奥峰→稜線出合→(往路を戻る)→駐車場


この土日、台高山脈の支稜にある桧塚と、迷岳のふたつの関西百名山に登ろうと
いうことで、三重県側から登ってきた。
まずは6日、桧塚へ。木屋谷林道のマナコ谷ルートをピストンした。
難所はないが、それなりに急登が続くので、決して楽ではない。

雨量観測所の手前、ヘアピンカーブの最後のところに、クルマ7~8台を停められる
スペースがある。ここから歩行をスタート。
※自己責任で、もう少し林道を奥までクルマで入って、マナコ谷登山口まで行けないことも
ない。

林道を歩いていると、路傍の草花に目がとまる。
ヒトリシズカがいっぱい咲いていて、騒々しさを感じるくらい(笑)。

ヤマルリソウ。

ハシリドコロ。これは毒草。

ネコヤナギ。

目の保養をしているうちに、マナコ谷登山口に到着。

マナコ谷の美しい流れが見られるのも数分で、手入れの行き届いた植林の中、急坂を行く。

標高差で400mほど登ると、一時的に急坂がゆるみ、そこに小さな避難小屋がある。
戸板がないので、宿泊には向かないと思う。林業関係者の休憩用と思っておいた方がいい。

樹林帯が終わると、あとは荒涼とした裸地になる。
少しの雨でも土砂が流れていくようで、水が流れてえぐれたように跡が随所にみられる。
古い切り株がちらほら見られるので、かなり前に皆伐されたのだろうが、そのあとに
植生が自然回復しないのはなぜだろうか。

たまに岩が現れ、少しアルペンチックな印象になる。

稜線に出る。明神岳から東に延びる、台高山脈の支稜である。

稜線上は、もふもふのコケの原が広がっている。
コケに手を沈めると、手首まで完全に隠れる。中がほんのり暖かいのが面白い。

まずは三角点がある桧塚へ。疎林なので展望がいい。

遠く大峰山脈。大普賢岳のギザギザと、いちばん奥に八経ヶ岳の三角形。

高見山は、ここから見ると鋭峰のカケラも感じられない。
三峰山には雲がかかっていた。

稜線を戻る。N字に折れ曲がったブナ。

おだやかな尾根をから、桧塚を振り返る。

桧塚奥峰は、三角点峰より20mほど高いが、こっちは三角点はない。
関西百名山には「桧塚・桧塚奥峰」ワンセットでひとつの山の扱いだ。

下山は、もと来た道を戻った。
この日は家には帰らず、「松阪わんわんパラダイス・森のホテルスメール」(長い!)に
宿泊する。ちょっぴり宿泊費は張るが、明日、予定している迷岳に最も近い。
温泉があるのも魅力だ。


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