Mr.Dashのぶろぐ館

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2018年10月2日(火) 倒木だらけで、登山道は重症。[金剛山]坊領山、清井山ルート!

2018年10月03日 | 山登りの記録
■メイン写真
絶景が広がる上赤阪城跡。ここまでは、ほとんど苦労することなく行けた。

■今回のコース
道の駅ちはやあかさか→二河原邊橋→上赤阪城跡→猫路城跡→坊領千軒跡→坊領山→
清井山への分岐→水分道出合→清井山への分岐→清井山→金剛山登山口


標高1125mの金剛山に、標高差1000mを歩けるルートがある。
1つは水分道だが、足谷を隔てたすぐ南側の尾根、坊領ルートも使える。
ともに森屋を起点とするルートだ。

水分道は、既に某ガイドブックに載せたが、今回歩いたのは坊領ルート。
今年3つの台風を過ごした登山道は、おびただしい倒木で、とんでもない状況だった。



道の駅ちはやあかさかにクルマを置いて出発。



二河原邊橋を渡って最初の分岐を左折すると、上赤阪城跡へ向かう登山道が分かれる。



石仏が幾つか倒れて並んでいる。



上赤阪城跡の手前で倒木があった。
これが、その後の倒木地獄の幕開けであった。



上赤阪城跡。ご当地出身の楠木正成が、この地に城を築いた。
大阪平野側の眺めはすこぶるよい。



猫路城跡へ向かう道は、とんでもない倒木の連続。
めちゃくちゃ時間がかかり、めちゃくちゃ疲れる。また、けっこう危ない。
ルートも見落しそうになるから細心の注意を払う。



猫路城跡。植林に囲まれ、少し平坦になっているものの、標識がなければ絶対に
分からない。

このあと、ルート中、最悪の倒木帯が出現した。
倒木を避ける際に、身長以上のネマガリダケの薮を突っ切らないといけない。
もう最悪!



やっと本来のルートに戻り、しばらくは安泰な道が続いた。



坊領山の直下は、坊領千軒跡と呼ばれる。
ところどころ、土地が平坦にならされ、五十戸ほどの礎石が残っているという。
この日は礎石を見つけ出す気力がもはや残っていない。



坊領山のピークは、なんの変哲もない植林の中。小規模な双耳峰になっている。



もとのルートに戻り、この日2つ目の送電線鉄塔下を抜ける。
しだいに倒木は減ってきて、余計な負担がなくなったので楽しくなってきた。



標高もだいぶ上がってきて、急に野草が目につくようになる。
まずはトリカブト。



ミカエリソウは、このあと清井山への取付きあたりでも群落を見かけた。



アキギリかな?
これも、標高700mを超えるとあちこちで見かけた。


オオバショウマかな?



ツリフネソウは、この季節、金剛山地の風物詩。



最後の急登はかなりつらいものがあるが、金網で囲まれた電波監理所の脇を
抜けると、水分道から続く明瞭な道に合流する。

国見城址まで行く気力はもはやなく、来た道を少し戻って、清井山方面に下る。



これまたマイナーなピーク、清井山。殺風景な山頂だ。



ほどなく作業林道に出る。アキチョウジがたくさん咲いていた。

林道を歩いて、黒栂道に下りる。
黒栂道は、正式にはまだ通行止めであるが、かなり護岸復旧工事は進んでいた。



それもそのはずで、斜面の植林はところどころ壊滅状態だった。
黒栂谷の流れもコーヒー牛乳色に濁っていた。



まつまさ前に咲いていたシュウカイドウ。最後に心和む花に出会えた。



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