Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2013年9月29日(日) 鈴鹿・東多古知谷を5年ぶりに遡行

2013年09月30日 | 沢登りの記録
軽く沢登りに行こうと決まったのは前日の土曜日だった。
「香楠荘なう」というメールをよこしたIM川さんをたきつけて
鈴鹿・東多古知谷に出かけることにした。2人で沢、というのも珍しい。

前回行った記録を全く復習しないまま現地へ。
最近、記憶が飛ぶことが多い中年おじさんにとっては、まるで初めての
沢のように感じて、入渓口の堰堤さえも忘れていて「こんなんあったかなぁ」。



御在所岳への表道から、すぐに堰堤への踏み跡をとり、入渓。



細く、暗い流れである。

小滝を少し過ごせば、沢が二分する。前が涸れたルンゼ、右から20m滝が
降り注いでいる。水量は少なく、滝の左側を快適に登る。



中央部はコケが生えていて滑りそう。

登りきると、眼前に百間滝が現れる。鈴鹿山系でもトップクラスの落差、
70mを誇る。(トップ写真)

右下から登れそうにも見えるが、その上が読めない。ザイルも30mしか
持参していないので、ここは潔く右の巻き道をとる。
険しい登りをこなし、ドンピシャで落ち口に出ると、2人ともどこか嬉しくなる。



流れの中に、ダイモンジソウを発見。



後半は、小滝の連続。楽しいのなんの。
初めてここに来た時は、何度かザイルを出したはずだが、今日は全てフリーで通過。



どんどん続く小滝。IM川さんは健脚を飛ばし、ガンガン登っていく。
Mr.Dashは写真を撮りながら進むので、置いていかれがち。

ほどなく表道に合流。そのまま御在所岳の山頂部へ。
霧が立ち込め、意外に涼しい。
アゼリアで、温かい山菜うどんを食べる。



下山は中道をとる。
富士見岩から、雲母峰を見る。



地蔵岩。数年前に、うちの会社の海外向け社内報の表紙にも採用された奇岩。



おばれ岩。古いリングボルトが打ち込まれているが、登る勇気は出なかった。

片岡温泉「アクアイグニス」に寄って温まり、早々に帰宅。
パッパッと沢道具を洗い、ビールを飲んで、シアワセな日曜が終わった。

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