![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/95/2551183e12d0483173eedb0ce881e093.jpg)
■メイン写真
鶴林寺跡。宝山寺からの道は、ここまでは明瞭でしっかりしている
■今回のコース
生駒駅→霞ヶ丘駅→鶴林寺跡→水垢離場跡→峯の薬師十三仏(うつぶせ地蔵)→
(猛烈な藪漕ぎ)→スカイライン合流→髪切峠→暗峠→弘法の水→
神津嶽ふれあい広場→神津嶽→枚岡山展望台→枚岡梅林→枚岡駅
宝山寺から暗峠まで、稜線を通らずに奈良側を巻きながらたどる古道を
歩かないかと、生駒の自然に詳しいO田さんからお誘いを受けた。
そういえば、大阪側の道をくまなく歩くのにかまけて、奈良側はやや
おろそかになっていた。
なので、喜んでこのお誘いに乗った。
生駒駅で待っていたら、同じく誘いを受けたという懐かしい顔が。
Mr.Dashが所属する山岳部のOBであるK本さん、N口さんだ。
しばらく体調を崩しておられたK本さんは顔色もよく、お元気な様子で
ほっとする。
生駒駅から参道で宝山寺分岐を経て、霞ヶ丘駅へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/2a/fb3c56b25dd9b377417aa0c3800654f2.jpg)
踏切を渡り、南に延びる道に入ると、しばらくは遊歩道然としている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/ef/07fed3525b8ee3e5fe48f6c3a42b60a2.jpg)
今日はN山岳会に所属の、“キノコ博士”M尾さんも同行されている。
道中は、放置された倒木も多く、キノコが豊富なようで、片っ端から
種類を同定されていく。すごい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/1f/4d648cb3846a5e7a60e963583c187186.jpg)
古い道標か。何が彫られていたのか、今は判然としない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/fe/42eb422aaf94e7249c89bca3d1820f09.jpg)
古い石鳥居の分岐に着く。
ここは右へ行けば、生駒山山頂の東直下にある八大龍王鳥居に出る。
今日は直進する。すぐに、鶴林寺跡(カバー写真)に着く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/f6/dfb7fb878ef83dc8677fd25ed35252a5.jpg)
かつては宝山寺を結ぶメインの参道の一つだったのだろう。
「宝山寺」の道標が立っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/55/0822e9eae90ff5a7bbb0fb4274c1bd27.jpg)
薬師の滝には水は全く流れていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/f3/a68e0a14338d9ff42e2e91ab4325f538.jpg)
表参道を少し下ると、水垢離場の跡がある。
頭上の樋をみたら、塩ビ製のものだったので、そう昔のものではない。
頃合いを図り、山腹をトラバースし始める。
もはや踏み跡とも言えないような斜面で、本当に古道がここを通っていたのか
やや疑わしい。
地形をぱっと見た限りでは、もう少し上の、境内に近いあたりを巻いている
ほうが自然な気がした。
倒木や若いアオキの枝を避けながら、しばらく同じ標高をキープして
巻き続ける。
M尾さんは朽ち木にびっしり生えたキクラゲに歓声をあげている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/21/5c280b3a555ab165d5fbb57b1fce106f.jpg)
なんとなく道の跡のような雰囲気になり、峯の薬師十三仏(うつぶせ地蔵)と
伝わる標石に着く。「十三仏」というが、この標石があるばかりで、
別名の「地蔵」もない。
難儀したのはこのあと。
同じ標高をキープしようと巻き続ける我々の行く手を、ものすごい笹薮が遮った。
これはもう、高巻くしかない。
経験豊富なK本さんは、絶妙のセンスで一瞬の判断で巧妙に巻いていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/f2/433d532f704b9f4bc51f6a92d5454cc9.jpg)
薮を抜けたら、近鉄の古いロゴが刻まれた標石を見つけた。
信貴生駒スカイラインがすぐ上に迫ってきている。
スカイラインがヘアピンカーブを切っている場所だ。
地形的には、古道はこのあたりでちょうどスカイラインのところを
通っていたような気がするが、どうなのだろうか。
一行は、とりあえずスカイラインには上らず、強引に斜面をトラバースしようと
試みるが、また深い薮が現れた。さらに、植林の急なV字谷も見え、
どうも古道が通っていたにしては不自然ということで、スカイラインに
這い上がった。
ここからは車道を歩き、髪切峠へ。古道は、髪切峠は通っていたのは確実らしい。
ちょうど昼になったので、ここで弁当を広げる。
K本さんが、自分で作ったという玉子焼きや、自分の畑で採れた野菜のサラダを
みんなに配ってくれる。ネギ入りの玉子焼きは本当に美味しかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/5d/4e1b891f10153bcbd93765a0213ec059.jpg)
おなじみの暗峠に着く。
ここでMr.Dashだけ本隊を離脱させていただき、3日後にお客さんをガイド
するルートの最終確認をするために、大阪側に下山する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/6b/237bef10a3844917ba9cccbec7934dc4.jpg)
弘法の水。
らくらく登山道、神津嶽ふれあい広場を経て、再び山道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/33/1f2173968a88183d1ae7efe6d388e19e.jpg)
神津嶽。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/1a/068724d9012f48006c88a6f2304d10c2.jpg)
枚岡山展望台。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/0e/cc0dd71295d01e0a37f897b1e55aacb6.jpg)
平岡梅林に下りた。カエデの紅葉がまだ盛りだった。
鶴林寺跡。宝山寺からの道は、ここまでは明瞭でしっかりしている
■今回のコース
生駒駅→霞ヶ丘駅→鶴林寺跡→水垢離場跡→峯の薬師十三仏(うつぶせ地蔵)→
(猛烈な藪漕ぎ)→スカイライン合流→髪切峠→暗峠→弘法の水→
神津嶽ふれあい広場→神津嶽→枚岡山展望台→枚岡梅林→枚岡駅
宝山寺から暗峠まで、稜線を通らずに奈良側を巻きながらたどる古道を
歩かないかと、生駒の自然に詳しいO田さんからお誘いを受けた。
そういえば、大阪側の道をくまなく歩くのにかまけて、奈良側はやや
おろそかになっていた。
なので、喜んでこのお誘いに乗った。
生駒駅で待っていたら、同じく誘いを受けたという懐かしい顔が。
Mr.Dashが所属する山岳部のOBであるK本さん、N口さんだ。
しばらく体調を崩しておられたK本さんは顔色もよく、お元気な様子で
ほっとする。
生駒駅から参道で宝山寺分岐を経て、霞ヶ丘駅へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/2a/fb3c56b25dd9b377417aa0c3800654f2.jpg)
踏切を渡り、南に延びる道に入ると、しばらくは遊歩道然としている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/ef/07fed3525b8ee3e5fe48f6c3a42b60a2.jpg)
今日はN山岳会に所属の、“キノコ博士”M尾さんも同行されている。
道中は、放置された倒木も多く、キノコが豊富なようで、片っ端から
種類を同定されていく。すごい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/1f/4d648cb3846a5e7a60e963583c187186.jpg)
古い道標か。何が彫られていたのか、今は判然としない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/fe/42eb422aaf94e7249c89bca3d1820f09.jpg)
古い石鳥居の分岐に着く。
ここは右へ行けば、生駒山山頂の東直下にある八大龍王鳥居に出る。
今日は直進する。すぐに、鶴林寺跡(カバー写真)に着く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/f6/dfb7fb878ef83dc8677fd25ed35252a5.jpg)
かつては宝山寺を結ぶメインの参道の一つだったのだろう。
「宝山寺」の道標が立っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/55/0822e9eae90ff5a7bbb0fb4274c1bd27.jpg)
薬師の滝には水は全く流れていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/f3/a68e0a14338d9ff42e2e91ab4325f538.jpg)
表参道を少し下ると、水垢離場の跡がある。
頭上の樋をみたら、塩ビ製のものだったので、そう昔のものではない。
頃合いを図り、山腹をトラバースし始める。
もはや踏み跡とも言えないような斜面で、本当に古道がここを通っていたのか
やや疑わしい。
地形をぱっと見た限りでは、もう少し上の、境内に近いあたりを巻いている
ほうが自然な気がした。
倒木や若いアオキの枝を避けながら、しばらく同じ標高をキープして
巻き続ける。
M尾さんは朽ち木にびっしり生えたキクラゲに歓声をあげている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/21/5c280b3a555ab165d5fbb57b1fce106f.jpg)
なんとなく道の跡のような雰囲気になり、峯の薬師十三仏(うつぶせ地蔵)と
伝わる標石に着く。「十三仏」というが、この標石があるばかりで、
別名の「地蔵」もない。
難儀したのはこのあと。
同じ標高をキープしようと巻き続ける我々の行く手を、ものすごい笹薮が遮った。
これはもう、高巻くしかない。
経験豊富なK本さんは、絶妙のセンスで一瞬の判断で巧妙に巻いていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/f2/433d532f704b9f4bc51f6a92d5454cc9.jpg)
薮を抜けたら、近鉄の古いロゴが刻まれた標石を見つけた。
信貴生駒スカイラインがすぐ上に迫ってきている。
スカイラインがヘアピンカーブを切っている場所だ。
地形的には、古道はこのあたりでちょうどスカイラインのところを
通っていたような気がするが、どうなのだろうか。
一行は、とりあえずスカイラインには上らず、強引に斜面をトラバースしようと
試みるが、また深い薮が現れた。さらに、植林の急なV字谷も見え、
どうも古道が通っていたにしては不自然ということで、スカイラインに
這い上がった。
ここからは車道を歩き、髪切峠へ。古道は、髪切峠は通っていたのは確実らしい。
ちょうど昼になったので、ここで弁当を広げる。
K本さんが、自分で作ったという玉子焼きや、自分の畑で採れた野菜のサラダを
みんなに配ってくれる。ネギ入りの玉子焼きは本当に美味しかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/5d/4e1b891f10153bcbd93765a0213ec059.jpg)
おなじみの暗峠に着く。
ここでMr.Dashだけ本隊を離脱させていただき、3日後にお客さんをガイド
するルートの最終確認をするために、大阪側に下山する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/6b/237bef10a3844917ba9cccbec7934dc4.jpg)
弘法の水。
らくらく登山道、神津嶽ふれあい広場を経て、再び山道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/33/1f2173968a88183d1ae7efe6d388e19e.jpg)
神津嶽。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/1a/068724d9012f48006c88a6f2304d10c2.jpg)
枚岡山展望台。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/0e/cc0dd71295d01e0a37f897b1e55aacb6.jpg)
平岡梅林に下りた。カエデの紅葉がまだ盛りだった。