Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2/5(土)、雪化粧の(和泉)大石ガ峰に行って来ました!

2005年02月06日 | 山登りの記録
秋に迷いながら登った(和泉)大石ガ峰に、再度チャレンジ。
今週はずっと寒かったので、雪が積もっていてルートが判りにくいのではと予想していた。

まずMr.Dashの車を「牛滝温泉・いよやかの郷」に置き、Y澤氏の車を父鬼の北の路肩に回す。
明神橋から山に入る。急坂をこなすと、伐採作業のおっちゃん達が今日も作業をしていた。
簡易ロープウェーに丸太がぶら下がって、すうっと降りて来るのは、なかなか見応えがあった。

植林帯をつづら折りに登り、明確な踏み跡を、最後はトラバース気味に左にとる。雑木林帯との境で、右に折れて急斜面を2-3mほどエイッと登るところがポイントだが、親切な赤テープに助けられ、今回は迷うことがない。その後も新しい道標やテープが的確につけられて、ずいぶん簡単になっている。

Y澤氏は前回、探検気分が楽しかったので、今回は物足りない様子。
強風の尾根を過ぎ、雪がついて滑りやすい最後の急登をしのぎ、大石ガ峰に着く。積雪5-10cm。静寂そのもの。
さすがに刺激が少なかったので、和泉葛城山に抜けるのをやめて、ハナノタワに戻り、20年近く前のエアリアマップに載っていた廃道で下りることにした。

はじめは踏み跡も確かな道だったが、標高差にして100mほど下りて、沢をトラバースした直後から、すっかり道は消滅。元々、廃道のうえ、雪で判りにくくなっているのかと思い、地形図とにらめっこで下りる。しかし、傾斜が強いうえ、枯れ枝が覆い被さったりして、こりゃタマラン。
Y澤氏、バリエーションルートの探検は好きなのに、慎重という矛盾した性格。「登り返して元に戻ろう」と言い始める。要は、みんな、ヤブコギに嫌気がさしているのだ。
しかし、標高計を見たらもう650m。ハナノタワから林道合流点の間の、約半分まできている。
「すまんが、あと1時間だけ時間をくれ、それでダメなら戻るから」と云ったら承諾してくれた。
Mr.Dash、「1時間あったらどう行っても下りられるゾ」と、ほくそ笑む。

いったん、沢筋に下りる。水はほとんどなく、ヤブコギが少ない分、却って簡単だ。そのうち沢づたいに古い石垣が現れ、右岸に登山道の名残がみえた。心理的に余裕が出る。地形は、まさに2.5万図で読み取れる通りなのが安心感を高める。本来、地図と実際が一致するのは当たり前なのだが、古いエアリア地図では、尾根が少し短く書かれていたので、2.5万図とどちらが正確なのか、少し疑っていたのだ。

ところどころ古い山ヌケの跡があり、すんなり下りられないのがネック。しかし幸いにも、ほどなく大きな堰堤に出た。右に立派な作業道を見つけ、すぐ舗装林道に出られた。ここで、こちら側からは立入り禁止の私有林だったことが判明。

ちょうど山の持主がいらっしゃって、「どこからき来たんや」。「イヤー、大石ガ峰から、そのまま下りてきてしまって、道がなくってたいへんでした。今は入れないんですね、お邪魔して、すみませんでした(笑顔を忘れず)。」
聞けば、上まで通じていた昔の山道は、通れないようにわざと崩しているのだとか。道理で歩きにくかった。ともあれ非礼を詫び、あとは林道をとって大威徳寺、そして「いよやかの郷」へ。
温泉に浸かれば、冷えた身体にじーんとくる。思わず「あ゛~っ」と声が出る。探検のあとの開放感はたまらない。
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