Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2016年6月7日(火) [大阪の山レビュー]根古峰山頂にあった電波反射塔がなくなっていた!

2016年06月08日 | 山登りの記録
■メイン写真
電波反射塔が跡形もなく消え、コウヤマキの苗が植樹されている山頂(手前が三角点)


■今回のコース
天見駅→八幡神社→葦谷分岐→(葦谷)→根古峰→ダイトレ合流→五つ辻→(長尾)→
(とち谷)→とち谷出合→竹ノタワ→葛城第16番経塚→葦谷分岐→八幡神社→天見駅


およそ1年ぶりに、根古峰に登ってきた。
あいにくの雨だったが、下山ルートに使ったとち谷上部、長尾の自然林は
霧がたち込めて、なんともいえない神秘的なムードになっていた。
とち谷の連瀑帯も、増水していて、遡行したくなるくらいの迫力があった。



綺麗な花壇が整備されている南海天見駅。



八幡神社に寄る。



八幡神社所蔵の、重要文化財の鉄製湯釜。
1340年の作で、獣脚三足を備えた鋳鉄の湯釜として、現存する最古のものだそうだ。



マタタビの花。

葦谷分岐から、葦谷に沿った道を登っていく。
ぽつぽつと雨が降ってきたので、カッパを着る。

林道終点直後は、滑りやすい急登。植林の中を登り続ける。
ヤマアジサイは、まだチラホラ咲きで、ちょっと残念。
ツツジほど、暖冬の影響で早く咲くことはなさそうで、これは自らへの教訓。



山頂に着いて驚いた。
去年まで、柵に囲まれて、2本の電波反射塔が向かい合わせに建っていた
(山と溪谷社「大阪府の山」P98参照)のが、きれいに撤去され、平地になっていた。
そこへコウヤマキの苗が規則正しく植えられていた。

「大阪府の山」が出版されてたった2か月、さっそく、現地の状況に変化があった。
大阪の山は、奈良等に比べて、山そのものの変化というより、人的な変化が激しく、
継続的な踏査が必要になるから面倒だ。



ダイトレに出る。
コアジサイが少し咲いていてくれた。

五つ辻を経て、右の道をとって長尾に入る。



自然林が美しい区間があり、たち込めた霧で幻想的な雰囲気になっていた。
雨は嫌だが、こういう景色にであえるのは、我慢して登ったご褒美だ。

とち谷のヤマアジサイ大群落も、開花にはちょっと早すぎた。
ちょっとしたブッシュを抜け、とち谷の上流部を渡渉して林道に出る。

とち谷には、短い区間に小滝が連続している。
雨で増水した谷に、遡行欲をかきたてられた。



とち谷出合で流谷林道に出て、ループ道を経て、葛城第16番経塚に寄ってみた。
ここはアクセスがちょっとややこしいが、今回、「大阪府の山」の欄外に
詳しく書いてある。

ずっと雨の中で、カッパ越しにも雨が浸みて、服はまるで沢登りのように
湿ってしまったが、天見駅に着いたらなぜか雨は止んだ。もうちょっと早く止んでよ!

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