![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/31/baf5f01a4cc963ed9ec3123c056cc788.jpg)
■メイン写真
根来坂峠の手前で、天候が急回復。ブナ林の先から光が差し込む
■今回のコース
小入谷→(百里新道)→シチグレ峠→高島トレイル分岐→百里ヶ岳→高島トレイル分岐→
根来坂峠→(鯖街道)→焼尾地蔵→小入谷
この日は登山教室の常連の皆さんと、ブナ天国の百里ヶ岳(滋賀/福井県境)へ。
前日から雨が降っていたが、午後は天気が回復するとの予報だったので決行したが、
参加予定の5名のうち3名がキャンセルで、結局、ツワモノ2名様をご案内した。
雨が上がるのが予報より2~3時間遅れたのと、風がかなり強かったものの、
下山するころには抜けるような青空が現れた。
晴れゆく霧のなかで、太陽光線がブナの枝を抜けて、なんとも神々しい光景に
出会えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/89/004a4e71029ebca99f51c9d97facc2e3.jpg)
小入谷の百里新道の起点にクルマをデポし、出発。
出発時は、雨脚がそこそこきつくなっていたが、山頂をめざすモチベーションは満々。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/bd/394031857b0962a7f0218a549e9f15d2.jpg)
はじめはクヌギやシバグリなどの雑木林だ。
実は小さいが、熟れたシバグリがたくさん落ちていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c6/3f56b8bfd32c1e544535d9c2e1e5baee.jpg)
百里新道は、小ピークを幾つも越えながら、徐々に標高を稼ぐ。
難所もなく、歩きやすい。やがて右側が美しいブナ林、左側が植林に変わる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/de/fc7b359fedeeb5319e8a7eaa3a15e5f8.jpg)
秋はキノコの季節。いろんな種類のキノコが見られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/ff/a21971107b67cc5bace34229ba92ebe0.jpg)
これ何だろう??? ムキタケ? 詳しい人、教えて!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/9f/76d76137d1e91ca2b3002a482ff3dee2.jpg)
雪が深いこの山域では、生長の苦労を物語る木も多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/1a/9ebba9ae0e67c8d7a60c0ff8c6cee6a5.jpg)
ブナの幹の表面に、雨水がつたって根元に流れ落ちている。
「幹流」と呼ばれる現象で、なんとも優美。雨の日のブナ林は、これが魅力だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/02/b65cb4900e91bc91a847aad2c8db2768.jpg)
シチグレ峠で、風雨を避けるためツェルト(簡易テント)を張って昼食をとった。
ちょっとのことで、悲惨な食事タイムを避けることができる。暖かいし。
高島トレイルに合流すると、北風が容赦なく吹きつけてきた。
風速15mを超えているかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/bf/ae2bfa6a2951b7a440e8ca72b97aff74.jpg)
フィックスロープの岩場を越えていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/58/d32c13c5db3d7cd6385278484164b8ee.jpg)
百里ヶ岳の山頂に到着。「百里」の名はどこへやら、視界は数十メートルほどしかない。
折からの強風で、シバグリが大量に落ちていた。
じっとしていても寒いだけなので、早々に退散する。
しばらくは来た道を戻り、百里新道との分岐は、今度は直進し、根来(ねごり)坂峠へ
向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/50/35a9409721616be02e592c835c2095aa.jpg)
ブナがひときわ美しい尾根だ。雪に負けずにがんばってきた古木の存在感に
圧倒される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/45/d20340fab99ee33598cfa954da555750.jpg)
雨がやみ、霧の向こうに太陽がのぞいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/d2/b45c5b6a4dc8cd03a9f23eb0bda5131e.jpg)
ブロッケン現象がみられるかなとも思ったが、まだちょっと太陽が高い。
それでも一瞬、薄い虹色の輪を確認できた。
ただこの直後、霧はあっという間に晴れた。まさに雲散霧消。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/41/eccb55b232e282da0741960bb5ab1e29.jpg)
根来坂峠に到着。待ちわびた日差しの中。
ちなみに、ずっと福井/滋賀県境を歩いてきたが、ここを鯖街道が横切る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/00/b57e9e6a3f109a83e64763ee27716dfb.jpg)
鯖街道を滋賀県側に下りる。ホオノキ越しに青空。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/59/ddaeef0371060caf10caf57c125b9303.jpg)
林道に出る手前で、展望が開ける。蛇谷ヶ峰方面の眺め。
さっきまでの雨が嘘のよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/37/0156d3572343fda163ba2af334326367.jpg)
さっきまで霧に包まれていたが、百里ヶ岳(左奥)も姿を現した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/9d/42fa17e9e4a37788756a8cfd292d4446.jpg)
あっという間に、こんな青空になった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/54/3d8c5baba1402c061a25de5f55adbc5c.jpg)
焼尾地蔵尊。舗装林道に出たり、山道に入ったり、鯖街道は今やツギハギ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/29/6294ba8f05305f3d560568978f9b59b7.jpg)
小入谷に降りてきたが、最後に沢を2回、渡らないといけない。
沈下道になっているが、今日は水量が多くなっていて、水の中をまさかの渡渉に。
これは誤算だった(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/02/8aa2cce51d7ea496b1e2474512cb93f7.jpg)
小入谷の集落から、百里新道の入口まで、沢沿いの草藪を10分ほど登り返すのだが、
その間にヤマビルを拾ってしまった。4人で6匹。
駐車地で、駆除薬「ヒルさがりのジョニー」を駆使し、完全退治。
誰一人、被害がなかったのが幸い。
最後の最後だけは、少し遠回りでも、舗装林道を登り返す方がいいかも。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
根来坂峠の手前で、天候が急回復。ブナ林の先から光が差し込む
■今回のコース
小入谷→(百里新道)→シチグレ峠→高島トレイル分岐→百里ヶ岳→高島トレイル分岐→
根来坂峠→(鯖街道)→焼尾地蔵→小入谷
この日は登山教室の常連の皆さんと、ブナ天国の百里ヶ岳(滋賀/福井県境)へ。
前日から雨が降っていたが、午後は天気が回復するとの予報だったので決行したが、
参加予定の5名のうち3名がキャンセルで、結局、ツワモノ2名様をご案内した。
雨が上がるのが予報より2~3時間遅れたのと、風がかなり強かったものの、
下山するころには抜けるような青空が現れた。
晴れゆく霧のなかで、太陽光線がブナの枝を抜けて、なんとも神々しい光景に
出会えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/89/004a4e71029ebca99f51c9d97facc2e3.jpg)
小入谷の百里新道の起点にクルマをデポし、出発。
出発時は、雨脚がそこそこきつくなっていたが、山頂をめざすモチベーションは満々。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/bd/394031857b0962a7f0218a549e9f15d2.jpg)
はじめはクヌギやシバグリなどの雑木林だ。
実は小さいが、熟れたシバグリがたくさん落ちていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c6/3f56b8bfd32c1e544535d9c2e1e5baee.jpg)
百里新道は、小ピークを幾つも越えながら、徐々に標高を稼ぐ。
難所もなく、歩きやすい。やがて右側が美しいブナ林、左側が植林に変わる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/de/fc7b359fedeeb5319e8a7eaa3a15e5f8.jpg)
秋はキノコの季節。いろんな種類のキノコが見られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/ff/a21971107b67cc5bace34229ba92ebe0.jpg)
これ何だろう??? ムキタケ? 詳しい人、教えて!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/9f/76d76137d1e91ca2b3002a482ff3dee2.jpg)
雪が深いこの山域では、生長の苦労を物語る木も多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/1a/9ebba9ae0e67c8d7a60c0ff8c6cee6a5.jpg)
ブナの幹の表面に、雨水がつたって根元に流れ落ちている。
「幹流」と呼ばれる現象で、なんとも優美。雨の日のブナ林は、これが魅力だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/02/b65cb4900e91bc91a847aad2c8db2768.jpg)
シチグレ峠で、風雨を避けるためツェルト(簡易テント)を張って昼食をとった。
ちょっとのことで、悲惨な食事タイムを避けることができる。暖かいし。
高島トレイルに合流すると、北風が容赦なく吹きつけてきた。
風速15mを超えているかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/bf/ae2bfa6a2951b7a440e8ca72b97aff74.jpg)
フィックスロープの岩場を越えていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/58/d32c13c5db3d7cd6385278484164b8ee.jpg)
百里ヶ岳の山頂に到着。「百里」の名はどこへやら、視界は数十メートルほどしかない。
折からの強風で、シバグリが大量に落ちていた。
じっとしていても寒いだけなので、早々に退散する。
しばらくは来た道を戻り、百里新道との分岐は、今度は直進し、根来(ねごり)坂峠へ
向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/50/35a9409721616be02e592c835c2095aa.jpg)
ブナがひときわ美しい尾根だ。雪に負けずにがんばってきた古木の存在感に
圧倒される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/45/d20340fab99ee33598cfa954da555750.jpg)
雨がやみ、霧の向こうに太陽がのぞいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/d2/b45c5b6a4dc8cd03a9f23eb0bda5131e.jpg)
ブロッケン現象がみられるかなとも思ったが、まだちょっと太陽が高い。
それでも一瞬、薄い虹色の輪を確認できた。
ただこの直後、霧はあっという間に晴れた。まさに雲散霧消。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/41/eccb55b232e282da0741960bb5ab1e29.jpg)
根来坂峠に到着。待ちわびた日差しの中。
ちなみに、ずっと福井/滋賀県境を歩いてきたが、ここを鯖街道が横切る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/00/b57e9e6a3f109a83e64763ee27716dfb.jpg)
鯖街道を滋賀県側に下りる。ホオノキ越しに青空。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/59/ddaeef0371060caf10caf57c125b9303.jpg)
林道に出る手前で、展望が開ける。蛇谷ヶ峰方面の眺め。
さっきまでの雨が嘘のよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/37/0156d3572343fda163ba2af334326367.jpg)
さっきまで霧に包まれていたが、百里ヶ岳(左奥)も姿を現した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/9d/42fa17e9e4a37788756a8cfd292d4446.jpg)
あっという間に、こんな青空になった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/54/3d8c5baba1402c061a25de5f55adbc5c.jpg)
焼尾地蔵尊。舗装林道に出たり、山道に入ったり、鯖街道は今やツギハギ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/29/6294ba8f05305f3d560568978f9b59b7.jpg)
小入谷に降りてきたが、最後に沢を2回、渡らないといけない。
沈下道になっているが、今日は水量が多くなっていて、水の中をまさかの渡渉に。
これは誤算だった(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/02/8aa2cce51d7ea496b1e2474512cb93f7.jpg)
小入谷の集落から、百里新道の入口まで、沢沿いの草藪を10分ほど登り返すのだが、
その間にヤマビルを拾ってしまった。4人で6匹。
駐車地で、駆除薬「ヒルさがりのジョニー」を駆使し、完全退治。
誰一人、被害がなかったのが幸い。
最後の最後だけは、少し遠回りでも、舗装林道を登り返す方がいいかも。
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