T橋クンの左足には、体重をかけられない。右に腰くらい高さの
ホールドがあれば、なんとかそれを伝って降りられる。反対向きの体勢に
なると、肩を貸さざるを得ない。
岩のホールドがなければ、ザイルをフィックスしていくしかない。
Mr.DashとI島さんが、30mと40mのザイルを交互に張っては、
交互に肩を貸す。ともちゃんは、T橋くんの荷物をほとんど引き受け、
このところ背負っていないくらいの重荷 . . . 本文を読む
ところで、今回の事故はブログに書くかどうか、少々迷った。
T橋クンが腰の骨を折る重傷で入院するハメになっただけに、
いわゆる「敗退」山行を書いて、何の価値があるのか。我がパーティの
名誉を汚すだけでなく、T橋クンの気持ちを考えると、ひっそりと
しておくべきなのでは…いろんな考えが去来したが、事実は事実として、
記録しておこう、これも、我々の山の歴史だ。逆に、忘れ去ってはいけない、
あまりにも大きい . . . 本文を読む
標高差950mを豪快に登る、中央アルプス・西横川の沢登り。
最後は廃道に出て、千畳敷に至る長大なルートである。
ここに憧れて、精鋭5人を揃えた。Mr.Dash、ともちゃん、
I島さん、T橋クン、そしてG嬢。5人合わせた今シーズンの沢の
遡行数は、おそらく40本近いのではないだろうか。
15日に駒ヶ根高原入り。駒ヶ根高原家族旅行村「アルプスの丘」の
バンガローに宿泊。19000円/1棟というコスト . . . 本文を読む