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サッカー、NBA、プロ野球、ラグビー、何でも書きます。想いをそのまま文章にぶつける。

日本 ウズベクに敗れる

2012年02月29日 21時27分29秒 | Weblog
W杯アジア3次予選、ウズベキスタン戦。
日本はウズベキスタンに0-1で敗れ、日本はグループCを2位通過することになった。
そして、ここで敗れたことで世界ランキングが下がる可能性が高く、
先日ウズベキスタンに勝利した韓国を世界ランキングで下回る可能性が出てきた。
韓国を下回った場合、日本は最終予選のグループ分けの際に第一シードに入れず、
オーストラリア、又は韓国のどちらかと同組になることが決まる。
逆に日本が世界ランクで韓国を上回れた場合、第一シードに入り、韓国とオーストラリアの二国ともを避けられる可能性がある。
そんな、大きな意味を持った試合で、日本はウズベキスタンに力負けした。

力負け。
決してウズベキスタンがラッキーパンチで勝利したわけではない。
ウズベキスタンらしく、しっかりとボールをつなぎ、そして堂々と日本に勝利した。
日本は自分たちがしたかったサッカーをウズベキスタンにやられてしまった。
しかもウズベキスタンは主力を出場停止で欠いており、日本にとってホームでの試合でのことある。

アジア相手に、ここまで見事にやられたのはいつ以来だろう。
ここ最近なかった負け方。
だからこそショックも大きかった。


内容をみると、もちろん日本の選手のコンディションは良くなかった。
長距離移動をしていきた欧州組はもちろん、Jリーグが始まっていない国内組も
後半は足が止まり、プレイの精度も欠いた。
しかし、それはアウェーで戦うウズベキスタンの前で言い訳にならない。

まず、日本として痛かったのが、意思の疎通が出来ていなかったこと。
日本はパスミスが異常に多かった。
特に足元に求めたパスはスペースへ、スペースに求めたパスは足元に、というパターンが多かった。
これで日本の持ち味であるパスサッカーが消えた。

更にウズベキスタンは日本のボランチにプレッシャーをかけてきた。
ウズベキスタンは日本を研究し、日本のパスサッカーの軸がボランチにあることが分かっていたのである。
まず最終ラインからボランチへのパスを徹底的に封じる。
そしてパスが通ると遠藤、長谷部に一気にプレッシャーをかける。
その為、日本の柱である遠藤が前を向いてボールを持てたことはほとんど無かった。
これが原因となり、日本は中盤で劣勢となることになった。

これに合わせて、ウズベキスタンは前へ前へプレッシャーをかけてきた。
その為、ボランチや香川、岡崎が受けた瞬間に数人に囲まれることになった。
これに対応するためには、最終ラインからトップへのロングフィードや裏へのパスが効果的になるが、
日本の前線を担うハーフナーや李にキープ力や裏への一瞬のスピードはない。
つまり、怖さのない日本の前線が、持ち味である日本のパスサッカーを殺すことになった。

そして一番不可解だったのが、ザッケローニの采配である。
今日の試合、彼は勝ちに行ったのだろうか。
勝ちに行くと公言していた割には、そんな采配は見られなかった。
しかも、だからといってテストをすることも出来なかった。

まず、勝ちに行くなら、藤本のスタメン起用はないだろう。
彼がこのチームで機能したことがあっただろうか。
普通に考えて、中村憲剛を真ん中に置いて、香川をサイドに起用するのがベストなのは誰の目にも明らかである。

そして、途中交代においても、ザッケローニの勝ちへの執念は伝わってこなかった。
まず、藤本から乾への交代。
明らかに日本らしいサッカーが出来ていない中で、中盤を落ち着かせてパスを繋ぐのであれば、中村憲剛であるべきだっただろう。
更にハーフナーから李への交代も、コンディションやポストプレーの精度を考えるならば、なぜ前田を起用しないのか。
そして長友から駒野への交代も、あくまで同じポジションでの交代。
点がどうしても欲しいのであれば、長谷部をサイドバックに置いて、
中村憲剛を遠藤と並べたり、遠藤一枚を中盤の底に置いて、攻撃的MFに乾と香川、そして前田や宮市を前線に入れる手もあったはずだ。
怪我したから同じポジションの選手を入れます、では勝ちに行っているとは言えない。

欧州組をあまり試す機会がないから、ハーフナーや李、乾を試しましたよ、と言うのであれば、
最初から藤本のポジションは乾で良いし、宮市も試すことができたはずだ。


あまりにも見事に敗れた今日の試合だったが、
得るものがあったとしたら、危機感が生まれたことと、乾の活躍ぐらいだろう。
乾は日本代表のサイドで活躍できることを証明した。
そしてC大阪でともにプレーした香川とのコンビは相変わらず意思の疎通ができていた。

まぁ最終予選、どんな組み合わせになるか分からないが、
まず日本がすべきは自分たちがアジア・チャンピオンだという思いを無くすことだろう。
確かに日本のパスサッカーはアジアで通用すると思う。
ただコンディションが悪く、精度を欠く中で通用するほど、アジアは甘くない。

今日はウズベキ戦。

2012年02月29日 16時50分58秒 | Weblog
今日はW杯アジア3次予選最終戦、ウズベキスタン戦である。
この試合が消化試合とはいえ、日本はこのテストをテストにするつもりはない。
だからこそ、怪我明けの香川も追加招集した。

確かに3次予選の順位はW杯最終予選のグループ分けには関係がない。
しかし、この試合に敗れて、世界ランクを下げるようではグループ分けに影響する可能性がある。
やはり、この試合は勝つしかないのだ。

ザッケローニはこの試合、本気でぶつかるつもりだ。
そこで主力を出場停止で欠くウズベキスタンに苦戦するようでは、この先が思いやられる。
今日の課題は、横綱相撲で勝つことができるかだ。

そして、この試合に唯一テストの意味合いがあるとしたら、宮市の起用だろう。
かれがこのチームにどれぐらいフィットすることができるか、これも注目の一つ。

この二点に注目しながら、試合を見たいと思う。

NBA プレイオフ進出チーム予想

2012年02月29日 16時16分58秒 | Weblog
オールスターも終わり、
開幕前や、いろいろなタイミングでしているものの、
ここで改めてプレイオフ進出チーム予想。

まずはイースタンから。
比較的予想しやすいのが、イースタン。
現在の順位は、
ヒート、ブルズ、ペイサーズ、76ers、マジック、ホークス、ニックス、セルティックス。ここまでが進出範囲。
そして2.5ゲーム離れて、バックス、キャブスと続いている。
ただ、この2.5ゲーム差をひっくり返すのは考えにくいところだ。
何しろ7位、8位のニックス、セルティックスは不調でこの順位だから、
後半戦成績を上げていくことが期待される。
特にニックスは、カーメロ、チャンドラー、アマレ、リン、バロン・デイビス、JRスミスがどのような「チーム」になるのか注目される。
もし逆転があるとしたら、世間で騒がれているハワードの移籍があった場合だけだろう。
ハワードがネッツに行っても、そこからプレイオフ進出ラインまで上がってくることは難しいが、
逆にマジックが落ちてくる可能性はある。
それでもイースタンの現在の上位8チームがそのままプレイオフに進む可能性は85%と考えて良いだろう。

続いてウエスタン。
こちらは混戦になっていて、予想が難しい。
現在の順位は、
サンダー、スパーズ、クリッパーズ、マーベリックス、ロケッツ、レイカーズ、グリズリーズ、ブレイザースと続く。
更に0.5ゲーム差でナゲッツ、ティンバーウルブスとなっている。
ちなみに3位のクリッパーズから10位のウルブスまで3.5ゲーム差。まだまだ分からない。
ただそれでもサンダーが第1シードの得る可能性は高い。
もちろん二大エースの怪我があれば、話は別だが、それでもサンダーが行ってしまう可能性は高い。
スパーズは前半戦最後にスパートをかけ、2位まで上り詰めた。
しかし、このチームもダンカンとパーカーに頼るところが大きいのは事実。しかもベテランの為、ある程度休みが必要である。
それでも経験豊富なこのチームがプレイオフを逃すことは考えにくい。
さらにプレイオフを逃すことが考えにくいチームはクリッパーズ、マーベリックス、そしてレイカーズだろうか。
クリッパーズはグリフィン、ポールにケニオン・マーティンやジョーダン、モー・ウィリアムスとタレントが揃っている。
マーベリックスもタレントが豊富で、去年NBAチャンピオンに輝いた経験がある。
レイカーズは今年本調子とは言えないが、負けず嫌いのコービーがプレイオフを逃すことは考えにくいだろう。
優勝を狙うのであれば、ハワードかデロン・ウィリアムスを補強したいところだろう。

そして残りの3枠の争いが激しい。
ロケッツ、グリズリーズ、ブレイザース、ナゲッツ、ウルブスの5チームの争い。(ジャズが絡んでくる可能性も十分にあるが)
個人的にはロケッツとナゲッツがこの位置にいるのが予想外。
逆に後半に入り、ランドルフの復帰が見込めるグリズリーズはプレイオフに一番近い存在かもしれない。
一番勢いがあるのはウルブスだろうか。ルビオの活躍と共に、大黒柱ラブの存在が大きい。
ブレイザースはここに来てプリジビラの復帰も決まり、層の厚さもある。エース・オルドリッジの存在も心強い。
ということで、プレイオフ進出はグリズリーズ、ブレイザース、ウルブスの予想。
ナゲッツ、ロケッツは惜しくもプレイオフ進出を逃すだろう。

まぁ、こんな予想はどうでしょう。

NBAオールスターについて

2012年02月29日 15時47分44秒 | Weblog
今年のオールスター・ウィークエンドが終わった。
通常は大味なゲームになりやすいオールスター。
今年も大量得点のゲームにはなったが、最後まで勝敗のわからない好ゲームとなった。

結果を先に書くと、152-149でウエストの勝利。
ただ後半に16点追い上げたイーストの粘りは特筆に値した。

今年のオールスターについて、
スタメンだけを見るなら、イーストが若干リードしているように思えた。
ウエストのポール、コービー、デュラント、グリフィン、バイナムに対して、
エースとはローズ、ウェイド、レブロン、カーメロ、ハワード。
ローズが本調子とは言えず、出場時間が短かったが、それでもレブロン、ウェイドを中心としたオフェンスは十分な迫力があった。
そして、目立たなかったが19点を稼いだカーメロの活躍は、
リンの活躍しか良いニュースのなかったニックスにとって、後半戦期待が持てる材料が増えたと言えるだろう。

ただ、それでも試合に勝利をしたのはウエスト。
デュラントの大当たりなどいろいろな要素はあったにしろ、
一番大きかったのが、ベンチメンバーの得点力の違いだ。

ベンチメンバーを比べてみると、
イーストはデング、ヒバート、ロンド、ピアース、イグダラ、ボッシュ、デロン・ウィリアムス。
ウエストはノウィッツキー、ラブ、ウエストブルック、パーカー、ガソル、オルドリッジ、ナッシュ。
イーストはヒバートやデング、イグダラ、ロンド、ピアースなどが並んでも正直得点は期待できない。
ボッシュも現在は所属チームの三番目の得点源ということもあり、昔ほどの得点力は感じられない。
唯一デロン・ウィリアムスが現在NBA得点ランク10位に恥じない活躍をこの日も見せたが、
やはり彼一人では対抗できない。
何しろウエストには、ラブの得点ランク4位を筆頭に、ウエストブルックが得点ランク6位、オルドリッジが得点ランク9位と、
スコアリング・マシーンが並んでいる。
さらにパーカーやノウィッツキーにしても、大舞台の経験は十分で、この日もしっかりと攻撃にアクセントをつけた。

このベンチ力の差が大きく影響した。
そこで開いた差を一気に詰めたスタメン組の活躍は見事。
ウェイドのキャッチミスさえなければ、逆転も十分にあり得た。

今年のNFLのプロボウルはつまらなくて、しょうがなかったが
NBAのオールスターは観る者を魅了した。
そんなスターたちの真剣勝負が見られるNBA後半戦が始まった。