ダプール・バリ 神々の島の台所

インドネシア・バリ島から愛をこめて。

バリ女子が結婚相手を選ぶ三つの好条件とは

2015-03-12 01:22:55 | 日々雑記
今日はバリの暦で「Buda Cemeng」という小さな祝日で
お金に感謝してお財布や金庫に供物を捧げる日でした。
ちょうど同じ町内に住んでいるお義姉さんの家で家寺のお祭りがあったので、手伝いに行ってきました。



お義姉さん夫婦は、ご主人の実家から独立して一軒家に住んでいる(要するに分家)ので
家寺にはひとつしか祠がありません。
ちなみに私が嫁いだダンナの家は本家なので、祠が大小合わせて11もあります。

適齢期のバリ人女性が結婚相手を選ぶとき、どんな男性が理想だと思っているかご存知ですか?
結婚前に義妹から聞いた「三つの好条件」とは・・・

・お金持ち
・土地持ち
・跡取りではない

なんだそうですよ。(注:これは義妹の話です。すべてのバリ女子が同意見とは限りませんからね)

さて、「跡継ぎ」というのは、実家に残ってその家と家寺を継ぎ、老いた舅・姑の面倒を最後まで看る、という義務があります。
しかもその家がウチみたいに本家だと、家寺の祠が多いので他の家より格段に供物の量が多い、ということです。
バリでは階級によって長男が跡取りになることもあれば、一番末の男子がそうなることもあります。
ウチのダンナの場合は5人きょうだいの中のたったひとりの男子なので、もはや四の五の言うまでもありません。

結婚相手が跡取りでなければ、しかもお金持ちで、そのうえ土地持ちであれば、
お義姉さんのように立派な一軒家を建てて、ダンナの家族との煩わしいあれやこれやを避けて暮らせるわけです。

ただ、お義姉さんの名誉のために書き添えておくと、彼女とご主人は完全な恋愛結婚だったそうです。
しかもお義姉さんは度がはずれた寂しがり屋で、
日中はダンナが仕事に出ていて、家で小学生の子供と二人きりになるのがイヤで
毎日欠かさず、実家(つまりウチ)に帰ってきます。

隣町に嫁に行った義妹も、ジンバランに嫁に行った義妹も
ほんとにしょっちゅう、子供やダンナを連れて帰ってきていて
ペタンに嫁に行った義妹に至っては、息子をウチに下宿させています。

だからウチでは
ご飯もオカズもすぐ無くなっちゃうのよー。

跡取りの嫁はたいへんですわ。
あはは( ̄▽ ̄)。


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