Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

『第55回 有馬記念』レース展望

2010-12-26 00:00:01 | 競馬
2010年のJRAのGIレースも、いよいよラスト。

グランプリレースの『有馬記念』。

ローズキングダムの出走取消は残念だけど、メンバーは揃っているので、今年の実力No.1を決めるレースとしては、申し分はないと思う。

各馬の蘊蓄はさておき、早速フォーカスから。

◎ブエナビスタ(7番)
○ネヴァブション(2番)
▲ドリームジャーニー(12番)
☆オウケンブルースリ(13番)
△ヴィクトワールピサ(1番)
△ルーラーシップ(5番)
△ペルーサ(14番)
△フォゲッタブル(3番)

まで。

◎のブエナビスタについては、この秋は、死角なしと見て良い。
『ジャパンカップ』の2着降着は、ルール上仕方ない事であるが、真っ直ぐ走っていれば何の問題もなかったわけで、実力は存分に示した格好。
昨年2着なので、舞台慣れも、その経験も活きるはずで、先ずはこの馬から入りたい。

○に推したネヴァブションについて。今回は、この馬について蘊蓄を並べたい。

ネヴァブションは、血統はやや地味ながら、本来は、同世代のメイショウサムソンと古馬になって肩を並べる程になっていても良いはずの馬。
これまでは、馬体が弱く、実力を出し切れていない感があったが、今年海外遠征に出て完全に垢ぬけた。
実は『ジャパンカップ』に使える程、状態が良かったが、除外の憂き目に遭って、中山の小回りコースを2周する『ステイヤーズS』を前走に使って、きっちり3着に入った。
1,800mの、マイラーでも対応できる距離から、日本一長い距離まで走りこなせる馬は、そうなかなかいない。
先にも述べた通り、中山コースの「鬼」であり、単勝式では全く人気がないが、馬券対象内に食い込む余地は十分と見る。
鞍上の後藤 浩樹 騎手は、『有馬記念』目下2年連続3着。いずれも、同じ「師匠」である伊藤 正徳 厩舎の高齢馬であるエアシェイディを、人気薄ながら馬券対象内に持ってきた。
今年も全く同じタイプの馬に騎乗…3度目も十分あると見ている。こうなったら、「ジョッキー版のナイスネイチャ」を狙って欲しいし、できると思っている。
恐らく、7歳という年齢からも、GIで、この馬の「美味しい」馬券を獲れるのはラストチャンスかもしれない。
だから、買う、黙って(黙っていないか…)。

▲のドリームジャーニーは、昨年の覇者。
正直、馬体が寂しく「横綱」とは呼べないし、そんな風格もない。
しかし、今回は、中間の順調さに欠ける面から、やや人気を落としそうで、そうなると気楽に乗れる分、追って味ある鞍上の池添 謙一 騎手が大仕事をしそうな感じが漂う。
一発がある騎手だし、ここは素直に狙ってみたい。
今のところ、この馬が4番人気らしいが、このレースの4番人気馬は良績があり(オグリキャップの引退レースも、トウカイテイオーの1年ぶりの復活勝利も、4番人気だった)、その意味でも狙うチャンスだ。

☆のオウケンブルースリは、前走の『ジャパンカップ』を使うこと自体が実は間違いだった(あまりに状態が悪く、ダートの「電撃」で活躍中のエノクに、調教で煽られた)が、大きな負けを食らっておらず(7着だから、大したもの)、最後の3Fの時計も33秒台という、状態が悪いとは思えない末脚を使えたのだから、能力は確実に上。
そこに、本来ブエナビスタに騎乗するはずの横山 典弘 騎手が、大きな落馬事故から奇跡的な回復力で復帰して、今回この馬に騎乗するのだから、もうマイナスの要素はない(あえて言えば、輸送にアクシデント発生位か)。
池添騎手と同じ様に、『有馬記念』制覇の経験(サクラローレルですか)がある、追って味あるベテラン騎手なので、安心して任せられるのではないだろうか。

△1番手は、文句なくヴィクトワールピサにした。
同じ中山コースの『弥生賞』でも、最内枠だったし、このコースの道悪でも、それより状態が良くても結果が残っている。良馬場なら、多分もっと良いパフォーマンスを見せてくれるのではないだろうか?。
鞍上のM.デムーロ騎手というのも、何とも不気味だ。
血統面に不安があるが(ネオユニヴァース産駒は、早熟系と思うので)、レースに当て込む乗り方ができる騎手なので、上位に持ってくるのではないだろうか?。

△2番手は、ヴィクトワールピサの僚馬で、強い3歳の一角を担うルーラーシップ。
とにかく血統が派手だ。能力もありそう。ただ、ローテーションがどうか…。

△3番手は、ペルーサに手を染めることにした。
来年まで待とうと思ったが、今年のこのレースが「オグリキャップメモリアルデー」として行われるのだから、所縁ある安藤 勝己 騎手が、騎乗したくてもできなくなった武 豊 騎手の分まで仕事をしそうな気がする。
もし勝ってしまったら、多分安藤騎手も、オグリキャップの事に触れてくれるであろう。勝ったとしたら、多分、オグリキャップが背中を押した…という事になるのだろう。

△4番手は、ルーラーシップの兄であるフォゲッタブル。
やっぱり、血統面と、鞍上の岩田 康誠 騎手…これに尽きる。人気が何故か全くないのが逆に怖い。

基本的に、何故かそこそこ人気になっているダノンシャンティ以外は、チャンスがあるんじゃないか…というのが私の見解ではあるのだが、濃淡をつける都合上、以上の様な評価とした。


さて、私は、競馬ファンになってから、スポーツ紙はずっと日刊スポーツを愛用している。それは、首都圏在住の時もそうだし、山口在住の今も同じ。

その日刊スポーツで予想を展開していて、この秋絶好調な、真正ボクシングジムの山下 正人 会長は、因みに…

◎ブエナビスタ
○ヴィクトワールピサ
▲オウケンブルースリ
☆ドリームジャーニー
△ネヴァブション
△フォゲッタブル
△トーセンジョーダン

というフォーカスで、3連単◎○2頭軸で、印を付けた5頭へのマルチ30点で勝負との事。

一方、先の『竜王戦』で7連覇を達成した、将棋界きっての競馬通の渡辺 明 竜王は、因みに…

◎ブエナビスタ
○ペルーサ
▲ドリームジャーニー
☆ルーラーシップ
△ヴィクトワールピサ

というフォーカスで、3連単◎→▲☆△→○の順での3点で勝負との事。


以上を参考に、馬券は、今回も「回収率0%回避作戦」で行く。

すなわち、◎の複勝式を先ずは「回収率0%回避馬券」として購入。

その後が「獲りに行く馬券」の位置付けで、先ずは○の複勝式を。
そして、◎から○と▲に流すワイド2点。
3頭を当てに行く馬券として、3連複◎1頭軸で、印を付けた馬への21点で、◎○の組み合わせにやや濃く、◎○▲をさらに濃く。
これで挑んでみたい。

最終的には、シャンプーハットの小出水さんのフォーカスも見て、決めようとは思っているが、多分このまま行くと思う。


『有馬記念』に、やけに良績があるこの御方は、一体何を買うのかが不気味だが、この御方と所縁がある7→2→3という馬券は、あると思う。私は小心者なので、2-3-7を買うと思うけど。

私と所縁ある8→2→3は、前日の『ラジオNIKKEI杯2歳S』で出てしまったから、もうないだろう、今年は。

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