甘く見た「ツケ」

今日は、毎月やっている現業に関連する学術文献（そうです…英語です）の紹介をする会議と、１ヶ月の業務進捗報告＆その検討会でした。

月術文献の方は、先週金曜日に頑張った甲斐あって、今週は全体の５％程度の読み残した分を読破して、一昨日と昨日で資料を作って、今日に臨みました。
特別質問なども出なく、案外あっさり終わりました。

業務進捗の方も、ここ２週間の頑張りもあって、みっともないデーター紹介に終始することもなく、先輩から前向きなご助言を頂き、上司からカミナリを落されることもなく、こちらもどちらかといえば、無事に…終わりました。

もし、カミナリが落ちていたら、この記事のカテゴリが『仕事』になってこの記事のタイトル通り…「甘く見た“ツケ”」ってことになりますが…カテゴリは『その他』です。


では一体、何を甘く見たのでしょう？…

それは、３年ほど前まで遡ります。


小生、それまではアレルギーが殆どありませんでした。
家系も、アレルギー体質の者は殆どいません。
唯一、アレルギー反応を示したのが、２０年前に入院した病院で検査の為に使ったＣＴスキャン用の造影剤でした。
なので、高をくくっていたのです。


甘く見たのは…そうです。『スギ花粉』です。


花粉症になるメカニズムは、一応薬学部卒なので知っていました。
ですが、家系的にも、そして自分自身もアレルギー体質でなく、「全くの無縁」と高をくくっていたのです。
この時期に花粉症の方々を見ては、「可愛そうだなぁ～」と他人事のように傍観していました。

その「ツケ」は、３年前に突如となくやってきました。

最初は、風邪と思っていたのですが…目のかゆみと鼻づまりが一向に良くならない。
「ひょっとして…」と思って耳鼻科で検査してもらったら…案の定、スギ花粉に対してアレルギー反応が…。ショックでした…。

そのことを実妹に話をしたところ、
「いやだぁ～お兄ちゃんがぁ～。本当にぃ～。信じられなぁ～い。」
と軽蔑にも似た返事が…。

それからというものの、毎年のように花粉症に悩んでいます。
去年は本当に悲惨でした…。

花粉症は、なりたてが酷く症状が現れると聞いていましたが…本当です。
今年は飛散量が少ないと予想されているようですが…やっぱり酷い。
くしゃみはもちろん、一番酷いのが、目の痒みです。

今日は、昼休みに食事をさっさと済ませて昼寝までしたのに、このおかげで、午後の業務進捗報告会の時に集中力を欠き、眠気まで襲い掛かり、大変な目に遭いました…。
上司から「寝ているんじゃない」というカミナリが落ちなくて、ホッとしている…というのが、帰宅しての偽らざる心境です。

『甘く見た“ツケ”』の代償は、かなり大きいです。
この世に神様がいるとしたら、人の心を本当に良く見ているものですね。
今は、高をくくった天罰が下ったと思って、上手に付き合おうと思う次第です。