Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

勇気ある『こころの授業』

2007-10-25 19:26:00 | 芸能界
ここ最近、現業多忙で帰宅も遅く、色々な意味で「余裕」みたいなものを失いつつある気がしています。いけませんね

実は、小生の場合、現職にある限りは「多忙になる時期」というのが読めるだけに、自然と「多忙」に追い込んでしまっている自身に、苛立ちもあります

しかし、どこかに余裕がなければ、例えば、自身のブログの記事にもそれが現れますし、現業においても、ケアレスミスみたいなものを犯してしまい、結局もう一度やり直しになって、それまでに費やした時間が全くの無駄になることもあります

それは「もったいない」ことですよね…

ただ小生は、どんなに忙しくても、昼食休憩中の最低15分間は、検索エンジン系(もちろん、拙ブログがお世話になっている『goo』も含みます)のサイトで、経済・社会に関することはもちろん、芸能に関する情報も取るようにはしています。


ところで、先週の17日の昼食休憩中の時だったと思います。

いつも通りに食事を頬張りながら、たまたま「エンタメ」カテゴリの情報を、ネットで閲覧していた時です。

モーニング娘。のメンバーだった時には、リーダーも務めた吉澤 ひとみ さんが、ご自身の体験を交えて、東京都内の小学校の児童45人の前で『授業』をしたようです。

よっすぃ~先生が挫折経験を語る(日刊スポーツ) - goo ニュース

そのニュースは、上のリンクから、タイムアウトするまでは読むことが可能ですが、吉澤さんなりに悩みは深かったことを知り、切なくなりました

と同時に、深かった悩みを堂々と人前で語ることができることに、改めて敬意を示したい気持ちにもなりました

吉澤さんは、『LOVEマシーン』『恋のダンスサイト』が大ヒットして、モーニング娘。の人気が「極大値」だった時とも言える、第4期メンバー募集時のオーディションで、石川 梨華 さん,加護 亜衣 さん,辻 希美 さんと共に合格して、モーニング娘。に加わりました。

小生…当時から「ストライク・ゾーン」であった安倍 なつみ さんや、矢口 真里 さんには注目していた頃でしたので、その時のオーディションの様子は、テレビ東京系の『ASAYAN』で詳細に特集が組まれて放映されましたから、小生にも印象深いですね

そのオーディションで最終的に残った10人の中で、吉澤さんは、第3期のオーディションでメンバーに加わった、同じ年齢の後藤 真希 さんに対して「ライバル心」を剥き出しにし、なんとしてでも合格するんだ…という凄まじいほどの気迫を露にしていたことを、鮮明に覚えています。

そして、この最終で残った10人の中で、プロデュースするつんく♂さんが「天才的」と語っていたほど、最も美貌だったように感じられ、正直小生は…

「この子は、間違いなく合格するな…」

とは思っていました。

結果的に小生の予想通り合格してメンバー入りが叶ったわけですが、その合格の理由を、プロデュースするつんく♂さんは、以下のように語っていたように記憶しています。

『(『恋のダンスサイト』の振り付けを完全にマスターして、10人で踊って披露する審査での、吉澤さんのパフォーマンスを見て…)まだ自分では気付いていないけれど、そのパフォーマンスには将来性があり、とにかくむちゃくちゃはじけていた。それに、今のメンバーにはない声質を持っていて、メンバー全体が進化するためと、彼女自身の今後(将来性)のためには、必要なキャラクターだった』

その時の吉澤さんのパフォーマンス…鮮明に覚えていますが、確かに「凄かった」のです。
一人だけ、ちょっと変わった動きをしていました
それは、ダンスが上手とか、リズム感が良いとか…そういった次元とは違う、「エンターテイナー性」を存分に秘めたものでした。

ですので、合格理由には納得でしたね

メンバーに加わった後の悩みを授業で打ち明けていましたが、つんく♂さんの眼力は実に鋭く、やはり当時は、吉澤さん自身の中に眠っていた「才能」に、ご自身が気付いていなかったようです。

メンバーに加わった後も、吉澤さんご自身は「何か」に戸惑っていて、単に美貌だけが飛びぬけていて、ちょっと「ノリ」が違っていたように小生には見えました。

ですが、『授業』で…

「コントと出会って、個性を出せるようになった」

と語っているように、オーディションでは、実は遺憾なく発揮されていた「才能」に、吉澤さんご自身が気付くようになってからは急に明るくなり、輝いて見えるようになりました

つんく♂さんの期待に、ご自身で悩み抜いた末に、見事に応えることができたのです

吉澤さん自身が大人になり、冷静に自身と対峙できるようになって、この日の『授業内容』に繋がっているのではないかと思えてなりません。

それはまさに、ご自身の当時と現在の心境をさらけ出した、勇気ある『こころの授業』だったように小生には感じます。

昼食休憩中のたったの15分間で出会ったニュースで、たちまち元気を頂き、ちょっとだけ心に余裕を得た気にもなりました。


吉澤さんは、大事な弟さんを不慮の交通事故で亡くされながらも、現在も気丈に芸能界でご活躍され、「夢と希望」をファンに与え続けていらっしゃいます。

そんな吉澤さんの頑張りを見ていると、「余裕がない」といっている小生自身が恥ずかしく思えてきます


ご自身を「さらけ出す」ことに重きを置いた、勇気ある『こころの授業』…。

見習うべき点は多々あると感じる今日この頃です。

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