Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

第54回 『六旗の下に』 鑑賞記(1)/Prologue

2008-05-12 18:35:33 | 東京六大学応援団
新年度がスタートしてからもう1ヶ月半を過ぎ、桜は散って新緑の季節を迎えましたね。

各大学の応援団も新入生を迎え入れ、活動のシーズンインになっています。
東京六大学野球春季リーグ戦も、折り返し地点ですね…。

応援団ファンの読者の皆さん。大変お待たせいたしました

かなり前に予告してペンディングになっていた、東京六大学応援団連盟主催の、年に一度のメインイベント『六旗の下に』のDVDを観賞した小生なりの感想を、今回を含めて7回に分けて、ご紹介していきたいと思います。
(今回紹介するのは07年度のものですので、今年度の『六旗の下に』が開催される前には、完結する予定です。)

今回は、先ず第1回目として、応援団の事をよくご存知でない読者の方にも、少しでもご理解いただけるよう、『Prologue』としてこのイベントの内容概略を紹介します。
2回目以降は、各大学が披露した校歌・応援歌(チャンスパターンマーチも含む)・拍手・団旗の紹介といった、ステージ演技内容の詳細について紹介していきます。
なお、大変残念ではありますが、当時出演していた明治大学応援團は、出演者が既報の事件の当事者である可能性があり、この事件に端を発してリーダー部が廃部解散となりましたので、明治大学を除いた5大学について紹介することにします。
また、昨年度は画像を交えて紹介しましたが、著作・肖像権の侵害の恐れが払拭できない点や、個人が特定されやすいなどの点から、今回はこれを取りやめて紹介しすので、ご了承ください

なお、各大学の披露した演技内容のうち、リーダーとチアリーディングのテクニックについて、応援団を高校3年間やっていた玄人はだしの小生なりに、5段階評価で採点してみたいと考えています
(評価は、星の数が多いほど、高いと考えてください。)


これが、『第54回 六旗の下に』のDVDパッケージです。
(因みに、事前申し込みの限定販売ですので、市販はされていません。今回分は、販売を既に締め切っています。)

『六旗の下に』は、毎年、二部構成になっているのが恒例です。

第Ⅰ部は、『ステージドリル&チアリーディングステージ』。
各大学の応援団吹奏楽部と、チアリーディングの下級生部員がコラボレートし、演奏&チアリーディングを披露します。

今回は…

・Cheer Stunts『くじら12号』
・Guard Feature『硝子の少年』
・6UNIV. College 六大学校歌メドレー

が披露されました。
こちらについては、詳細は割愛します。

第Ⅱ部が、『各校校歌・応援歌・拍手紹介』。こちらがメインです。
54回目の今回は、以下の大学の順で、演技が披露されました。

①早稲田大学応援部
②立教大学体育会応援団
③法政大学応援団
④慶応義塾大学應援指導部
⑤明治大学應援團→今回の紹介からは除外
⑥東京大学運動会応援部(幹事大学)

そして、フィナーレを迎えて、締めくくりとなります。

各大学の校歌・応援歌・拍手・団旗の紹介は、概ね以下の構成です。

団旗紹介→第一応援歌(1曲もしくは2曲)→チャンスパターンメドレー→吹奏楽指揮者紹介→拍手演技→校歌
(法政大学は例外で、校歌を応援歌の前に紹介するのが恒例です。)

第54回のフィナーレでは『各校チャンスパターンメドレー~第一応援歌メドレー』で締めくくられましたが、前回に比べるとフィナーレに割かれた時間が長かった割には、会場の日比谷公会堂がまるで神宮球場の学生席に早変わりしたかのような大盛況となりました。間延び感を感じなかった演出は見事だったと感じます。

こうして、名残惜しみながら長時間のステージの終わりを迎えます。


小生が現役だった時に、「練習の一環」で毎年の様に観覧した時との比較では、全般的に、以下の点が気になりました。

①小生が現役だった時の各大学の先輩方の方が、リーダーテクは、はるかに上。
 前回も感じた事であるが、現役諸君のレベルダウンは否めない。
 (高校応援団にも当てはまりますが、「技術の伝承」が機能していない。)
②チアリーディングの勢力図が、変化した感がある。これは前回
 (特に立教が、驚愕するほどレベルダウンしている。)
③“お約束”である、各大学の司会の、親しみを込めた他校の茶化しが激減し、
 面白味に欠けた。
 (良い方に解釈すれば、各大学とも「紳士的」になったという事でしょうね。)

次回より5大学の演技内容について紹介していきますが、小生の記事をご覧いただいている、大学進学を目指す高校生の読者の皆さんが「応援団やってみたい」とか、応援団に興味のおありの皆さんが「このステージを観てみたい」などと、ちょっとでも思っていただけたら、それだけで嬉しく思います。『応援団バカ』冥利に尽きますね。

次回(第2回)は、野球もラグビーも黄金時代を築きつつあり、檜舞台に登場する機会が多くなった「早稲田大学応援部」の演技内容を紹介します。
どうぞお楽しみに

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7 Comments

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左でうるさかったのは… (Dancho)
2008-06-07 12:59:24
伊藤真人さん、はじめまして。

いよいよ今年の六旗が次週に迫りましたね。

さて、昨年、同じ団旗礼で2階の反対側で叫び連発していたのは、実は小生。
DVDにも、その声がしっかり残されています。
今の住まいのある山口出身の小田君でしたから、連発と相成りました。

今年も、小田君が何かをするようでしたら、叫び連発すると思います(笑)。
返信する
お初にお目にかけます (伊藤真人)
2008-05-18 18:45:28
こんにちは。
以前より、応援団に関する事柄を中心に見ておりましたが、今回第54回の六旗を見に行ったこともありまして、ご挨拶を兼ねてコメントいたします。
ちなみに東大の団旗礼で一階の右のほうでワーワーうるさかったのが私です。「日本一」とか「たっぷり」とか歌舞伎用語を多発しております。
昨年、初めて六大学野球を見て以来愛すべき東大野球部を追う一方で東京大学応援部物語を読んで以来、応援団にも興味を持った所存であります。彼らを見るうち諦めていた夢を追いかけるため、仕事をやめ今は予備校生となりました。
たまたま、勤めていた会社の社長はブラスではありますが慶応大学応援指導部のOBであります。
長々とした駄文ではございますが、今後お見知りおきをお願い申し上げさせていただきます。
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Unknown (生肉)
2008-05-18 08:17:06
感想と批評と報道で作品の一部を引用するのならば著作権侵害にあたりません。
返信する
著作物の引用 (Dancho)
2008-05-18 00:18:55
本件は小生なりに、画像を掲載する記事を起こす前に調査をしました。

著作物を「引用」と断り書きをして、別の者が新たに記事を起こすなどの著作物を作成する場合は、50年保護される著作権の侵害には当たらないようです。
100%の自信があるわけではないですが、調査した限りではそのように理解しました。

ですから、今回の場合も「引用」として画像の掲載を考えましたが、明治大学が反社会的な事件を起こし、その当事者と特定されるようなケースがあるために、避けることにしました。

しかし…揚げ足取り的なコメントですね。
レスすると、堂々巡りになるだけですので、今回限りにします。

悪しからず。
返信する
画像の使用について (きゅうりょう)
2008-05-17 23:49:49
著作権の侵害行為をしないために矢鱈と画像を使用しないことは当然のことと思いますが、過去のエントリーは放っておいたままなのでしょうか?
このブログを拝見すると、「六期の下に」に限らず東大応援部を取材した20年くらい昔のテレビ画像や、石立鉄男さんの出演番組のテレビ画像など、著作権法下で許容される使用の範囲を逸脱している画像が多々見られます。
これからしないからと言って、これまでしたままにしてある行為が容認されるとは思えません。

新たな知的財産の創造に当たって、他人の知的財産(権)を軽んずるのはあまり褒められた行為ではないと思います。

どのようにお考えなのかご見解をお聞かせください。
返信する
神宮球場売店・今昔 (くりはら)
2008-05-15 09:53:15
Danchoさま、こんにちは!

待望の鑑賞記待ってました!
そして、リーグ戦も首位決戦と大詰めを迎えました!

今年の春リーグは開幕初日こそ初夏を感じさせる天気でしたが、その後の毎週末、なかなか天候に恵まれていません。
神宮球場がリニューアルして新たな売店もでき、31種類のアイスを売るお店も苦慮しているようです(笑)。

私が高校時代、夏の甲子園を目指して神宮で応援をしていた時、球場のスタンドで飲み物を売り歩く売り子さんのジュースの蓋が、当時はアルミ箔で夏のサンサンとした太陽の光に照らされて、大変まぶしかったのを記憶しています。応援しながら「ジュース飲みてぇ~」と何度も思いました。私以外の団員も同感で「卒業したら、イスに座ってジュース飲みながら野球観戦したいね」と。

今ではビールを飲んで観戦しています。
しかし、もっともっと天気良く、暖かくならないとなぁ・・・。
返信する
待ってました! (生肉)
2008-05-13 12:29:17
いろいろ大変な事が起きましたが、鑑賞記がエントリーされることを嬉しく思います。

今年の六旗も行く気満々です!
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