先週の日曜日の18日、東京国際女子マラソン…11月度の月次報告書も粗方作成し終えていたこともあり、体調回復に努める意味でも『ゆるゆる』と、『のんびり』過ごす意味でテレビ
で見ていました。
結果的には、アテネオリンピックで金メダルを獲得した、野口 みずき 選手が、大会新記録となる2時間21分37秒で、ある意味「完勝」しました
。
東京国際女子マラソン、野口みずきが大会新記録で優勝(読売新聞) - goo ニュース
五輪連覇いける!野口みずき、大会新Vで代表当確!(サンケイスポーツ) - goo ニュース
野口大会新でV北京当確だ/マラソン(日刊スポーツ) - goo ニュース
野口強い!大会新V!五輪連覇見えた(スポーツニッポン) - goo ニュース
上
のリンクから、その記事はタイムアウトするまでは読むことが可能ですが、これで早くも来年の北京オリンピックのマラソン女子の代表争いが、熾烈
を極めたことだけは確かですね
。
今年の夏の、あの「酷暑」の中で行われた、世界陸上大阪大会で、土佐 礼子 選手が銅メダルを獲得し、その内容も良かったことから北京オリンピックの代表に内定しています。
そんな中で、今回の大会が選考レースの一つとして行われたわけですが、久々を感じさせない圧倒的な力で野口選手が優勝したことで、これまたほぼ「当確」となっています。
アテネオリンピックの金メダリストが、その実力を久々ながら遺憾なく発揮されては、「当確ランプ」を灯さざるを得ないでしょう
。
これは、恐らくどなたも納得ではないでしょうか
。
その野口選手の「強さ」は、各ポイントでの通過タイムにも現れています。
残り7.195kmを、24分9秒で走破していますし、東京国際のラスト7kmには、急な登り坂が待っています
。
高橋 尚子 選手が、4年前に同じ舞台で屈してアテネの代表を逃した
、あの登り坂です
。
これまでの大会記録が出た99年と、ここ3年のタイムを比較しても、今回の野口選手の走破タイムは出色で、最も速い
。
登坂を終えてのラスト2.195kmも、7分13秒ですから、世界記録保持者のラドクリフ選手の持ちタイムと遜色がありません。
その世界記録とは、元々記録が出やすい、ベルリンマラソンでのものですから、それを考慮すれば、「匹敵」と言えるかもしれません
。
そこを難なく走破してしまったスタミナといい、マラソン転向からの抜群の安定感ある成績といい、文句のつけようがないのではないかと思います。
土佐選手も、後半の「くそ粘り」が身上ですから、この2人の代表の座は、もはや動かしようがないと思いますね
。
野口選手のアテネオリンピックからの4年間も、まさに波乱に満ちています。
所属会社の不祥事により陸上部が廃部となり、「宙ぶらりん状態」となりましたが、今の所属会社がそれを救った格好ですし、それは、アテネオリンピック前も状況は似ていましたよね。
オリンピック後も故障続きで、フルマラソンに出場がなかなか叶わない中で、ファンもやきもきした中で、ようやく間に合った今大会でした。
出身高校の宇治山田商業高校は、今年の夏に甲子園に出場を果たし、49番目…つまり最後に登場して、あの優勝校の佐賀北高校と、延長15回引き分け再試合を演じました。
結果的に再試合で敗れはしましたが、感動を与えたことは事実です。
今年はどうも、佐賀県と、野口選手のご出身の三重県が、良くも悪くも『旬』のようです。
おめでとうごさいます、野口選手
。
さて、先ほども述べましたが、こうなると選考レースは2つあるといっても、残る代表の座は「たったの1つ」で、その争いは「熾烈」です。
この「椅子取りゲーム」に勝利することができるのは、一体誰でしょうか
。
野口選手に敗れた、5位の大南 博美 選手と7位の渋井 陽子 選手は、難しいでしょうね
。
渋井選手に至っては、同じ所属の土佐選手との絡みもあるでしょうから、選手と監督共々、「白旗」を掲げました
。
シドニーオリンピックの金メダリストで、未だにファンが多い高橋 尚子 選手も、「最終便」の名古屋国際女子マラソンに出場が噂されていますね
。
「安定感ある善戦ウーマン」の弘山 晴美 選手も、年齢などから「ラストチャンス」かもしれなく、虎視眈々と代表の座を狙っているかもしれません
。
アテネオリンピックの代表の坂本 直子 選手も、久々に聞く名前ですが、代表選考レースには出てくるようです。
最も「危険
」で、マークが必要な、これまた安定感抜群でひょうきんな福士 加代子 選手も、23日の国際千葉駅伝で2区を走り終えてのインタビューでは、マラソンへの転向をはぐらかしていましたが、これが「危険な薫り
」がして、代表の座をさらうに充分なキャラクターではないかと思います
。
他にも、小崎 まり 選手や、原 裕美子 選手らもいます。
これは凄い「層の厚さ」です。
選考委員は、嬉しくも悩ましいでしょうね
…。
いずれにしても…
『日本選手陣、オリンピック女子マラソン3連覇』
が十分狙える強力布陣が、早くも築かれた気がします
。
マラソン女子の代表の「最後の1枚の切符」は、誰が手にするでしょうか
…。
非常に楽しみです
。
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結果的には、アテネオリンピックで金メダルを獲得した、野口 みずき 選手が、大会新記録となる2時間21分37秒で、ある意味「完勝」しました
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東京国際女子マラソン、野口みずきが大会新記録で優勝(読売新聞) - goo ニュース
五輪連覇いける!野口みずき、大会新Vで代表当確!(サンケイスポーツ) - goo ニュース
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今年の夏の、あの「酷暑」の中で行われた、世界陸上大阪大会で、土佐 礼子 選手が銅メダルを獲得し、その内容も良かったことから北京オリンピックの代表に内定しています。
そんな中で、今回の大会が選考レースの一つとして行われたわけですが、久々を感じさせない圧倒的な力で野口選手が優勝したことで、これまたほぼ「当確」となっています。
アテネオリンピックの金メダリストが、その実力を久々ながら遺憾なく発揮されては、「当確ランプ」を灯さざるを得ないでしょう
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これは、恐らくどなたも納得ではないでしょうか
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その野口選手の「強さ」は、各ポイントでの通過タイムにも現れています。
残り7.195kmを、24分9秒で走破していますし、東京国際のラスト7kmには、急な登り坂が待っています
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高橋 尚子 選手が、4年前に同じ舞台で屈してアテネの代表を逃した
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これまでの大会記録が出た99年と、ここ3年のタイムを比較しても、今回の野口選手の走破タイムは出色で、最も速い
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登坂を終えてのラスト2.195kmも、7分13秒ですから、世界記録保持者のラドクリフ選手の持ちタイムと遜色がありません。
その世界記録とは、元々記録が出やすい、ベルリンマラソンでのものですから、それを考慮すれば、「匹敵」と言えるかもしれません
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そこを難なく走破してしまったスタミナといい、マラソン転向からの抜群の安定感ある成績といい、文句のつけようがないのではないかと思います。
土佐選手も、後半の「くそ粘り」が身上ですから、この2人の代表の座は、もはや動かしようがないと思いますね
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野口選手のアテネオリンピックからの4年間も、まさに波乱に満ちています。
所属会社の不祥事により陸上部が廃部となり、「宙ぶらりん状態」となりましたが、今の所属会社がそれを救った格好ですし、それは、アテネオリンピック前も状況は似ていましたよね。
オリンピック後も故障続きで、フルマラソンに出場がなかなか叶わない中で、ファンもやきもきした中で、ようやく間に合った今大会でした。
出身高校の宇治山田商業高校は、今年の夏に甲子園に出場を果たし、49番目…つまり最後に登場して、あの優勝校の佐賀北高校と、延長15回引き分け再試合を演じました。
結果的に再試合で敗れはしましたが、感動を与えたことは事実です。
今年はどうも、佐賀県と、野口選手のご出身の三重県が、良くも悪くも『旬』のようです。
おめでとうごさいます、野口選手
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さて、先ほども述べましたが、こうなると選考レースは2つあるといっても、残る代表の座は「たったの1つ」で、その争いは「熾烈」です。
この「椅子取りゲーム」に勝利することができるのは、一体誰でしょうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
野口選手に敗れた、5位の大南 博美 選手と7位の渋井 陽子 選手は、難しいでしょうね
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渋井選手に至っては、同じ所属の土佐選手との絡みもあるでしょうから、選手と監督共々、「白旗」を掲げました
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これは凄い「層の厚さ」です。
選考委員は、嬉しくも悩ましいでしょうね
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いずれにしても…
『日本選手陣、オリンピック女子マラソン3連覇』
が十分狙える強力布陣が、早くも築かれた気がします
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マラソン女子の代表の「最後の1枚の切符」は、誰が手にするでしょうか
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非常に楽しみです
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