突然ですが、タイトルに書いた「なるほど」という言葉について、時々考えることがあります。
この記事は、読者の皆さんや、先輩・後輩ブロガーの皆さんに、お尋ねしたい…という意味で書きます。
前職で業務に勤しんでいた、ある日の事です。
具体的には覚えていないのですが、別部署の先輩社員に尋ねたいことがあって、電話で話をしていた時だったと思います。
相手の方が仰ることに同意した私は、「なるほど」と発して応じました。
その「なるほど」を、口癖のように連発したのかもしれません。
その私の言動が目に余ったのか、当時、一緒に同じテーマで仕事をしていた先輩に…
「Dancho君、ちょっと」
と、突然呼び出されました。
そして、先輩から…
「電話の相手に対して、“なるほど”と何度も言うのは、失礼だよ。気をつけて。」
と、お叱りを受けました。
その日以来、私は、相手の方の話の内容に同意して「なるほど」と思っても、声に出すことはもちろんのこと、拙ブログの記事にコメントをお寄せ下さった読者の皆さんに対しても、慎むように心がけています（それでも、無意識で発しているのかしれませんが）。
そこで、改めて辞書で調べてみました。
そこには、以下の様に書かれています。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
なる‐ほど【成る程】
［副］
１ 他人の言葉を受け入れて、自分も同意見であることを示す。たしかに。まことに。
「―それはいい」
２ その範囲でできるだけのことをする意を示す。なるべく。
「そのやうに言うて皆様が召すものか。―慇懃に売れ」〈狂言記外篇・昆布売〉
［感］
相手の言葉に対して、その通りであると同意する気持ちを表す。
「―。おっしゃる通りですね」
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
お叱りを受けるまでは、この辞書に記されている…
「相手の言葉に対して、その通りであると同意する気持ちを表す」
という気持ちで、発していました。
でも、お叱りを受けてから、「なるほど」という言葉は、上手に表現できませんが、「上品ではない、失礼な」言葉ということ…と、言い聞かせるようにしました。
ですので、色々な方のブログの記事を拝読して、コメントを残す場合でも、「確かに、なるほど」と思っても、「なるほど…」とは書かず、別な表現で同意を示すように心掛けています。
「なるほど」という言葉は、相手に対して発する場合、失礼にあたるのでしょうか？。
不愉快な思いをさせてしまう言葉なのでしょうか？
この記事は、読者の皆さんや、先輩・後輩ブロガーの皆さんに、お尋ねしたい…という意味で書きます。
前職で業務に勤しんでいた、ある日の事です。
具体的には覚えていないのですが、別部署の先輩社員に尋ねたいことがあって、電話で話をしていた時だったと思います。
相手の方が仰ることに同意した私は、「なるほど」と発して応じました。
その「なるほど」を、口癖のように連発したのかもしれません。
その私の言動が目に余ったのか、当時、一緒に同じテーマで仕事をしていた先輩に…
「Dancho君、ちょっと」
と、突然呼び出されました。
そして、先輩から…
「電話の相手に対して、“なるほど”と何度も言うのは、失礼だよ。気をつけて。」
と、お叱りを受けました。
その日以来、私は、相手の方の話の内容に同意して「なるほど」と思っても、声に出すことはもちろんのこと、拙ブログの記事にコメントをお寄せ下さった読者の皆さんに対しても、慎むように心がけています（それでも、無意識で発しているのかしれませんが）。
そこで、改めて辞書で調べてみました。
そこには、以下の様に書かれています。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
なる‐ほど【成る程】
［副］
１ 他人の言葉を受け入れて、自分も同意見であることを示す。たしかに。まことに。
「―それはいい」
２ その範囲でできるだけのことをする意を示す。なるべく。
「そのやうに言うて皆様が召すものか。―慇懃に売れ」〈狂言記外篇・昆布売〉
［感］
相手の言葉に対して、その通りであると同意する気持ちを表す。
「―。おっしゃる通りですね」
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
お叱りを受けるまでは、この辞書に記されている…
「相手の言葉に対して、その通りであると同意する気持ちを表す」
という気持ちで、発していました。
でも、お叱りを受けてから、「なるほど」という言葉は、上手に表現できませんが、「上品ではない、失礼な」言葉ということ…と、言い聞かせるようにしました。
ですので、色々な方のブログの記事を拝読して、コメントを残す場合でも、「確かに、なるほど」と思っても、「なるほど…」とは書かず、別な表現で同意を示すように心掛けています。
「なるほど」という言葉は、相手に対して発する場合、失礼にあたるのでしょうか？。
不愉快な思いをさせてしまう言葉なのでしょうか？
ご参考までに自分の心がけをご紹介いたしますと、業務上、上司や社外の方、お客様に対しては「なるほど」は用いず「ごもっともです。」「おっしゃる通りです。」を用いることとしています。
が、言われてみると『そうなのか～。』と思えても来ます。
難しいですね～。
目上の方に『ご苦労様です。』と言ってはいけないのと同じ事でしょうか。
教えて下さる方がいて良かったじゃないですか（＾＾）
たしかに、その時はショックですけど（＾＾；）
こちらでは、「はじめまして」ですね。
ようこそいらっしゃいました。
ようやく羽生名人王将位失冠で意気消沈していた気持ちが、徐々に明るい方向へ向かっていきつつある今日この頃です。
間もなく名人戦七番勝負がありますから、「防衛」できるように良い将棋を指して欲しいですね。
さて、早速のコメント、ありがとうございました。そして、ややレスが遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。
コメント拝読して、本当に勉強になりました。
教えて頂いた先輩には、感謝しています。
そして、たいがーさんにも、感謝です。
これからも、言葉遣いには気を配ろうと思います。
★imuimuさん
もう、仰る通り。
教えて下さる方が居て、良かったと思いますし、たいがーさんのコメントが、本当に嬉しく思いますし、とっても勉強になりました。
気を遣いすぎるのは自分が苦しくなりますが、ある程度は、言葉遣いにも気配りをしていきたいと思います。
先ずは、大変参考になり、勉強になるコメントを頂戴した、御二方に対し、心より御礼まで。
この「なるほど」という言葉を、聞き手の時、多用というか、連発する女流棋士がお二方います。
一人は中倉彰子女流。解説者の言葉に、実に納得や感心や驚きの感情をいろいろな抑揚で表現し応じます。
ただ、「なるほど」という言葉の便利な点は、解説がよくわからなくても、その一言で完了できてしまうことです。しかも、「そうですね（そうですか）」という表現より、感動をこめやすいです。
その用法で、中倉女流は使うことも多いような気がします。
もう一人は、上田初美女流です。『囲碁将棋ジャーナル』の進行・聞き手の時も感じましたが、『将棋界の一番長い日』の時に、連発していました。
そのときの印象は、「紋切り型」というか、単なる相づちで、時には、「そうだね」という対等以上のものを感じで、すごく気になりました。
そもそも、言葉はいろいろな意味を持ちます。それを、前後の文脈やその時の話し方によって判断します。
「なるほど」という言葉も、尊敬の念を込めて使えば問題ない気がします。逆に極端な例ですが、慇懃無礼のように表面だけ丁寧で内心馬鹿にしている場合もあります。
ただ、文章の場合はイントネーションがないのでより注意が必要ですけれど。
コメント、ありがとうございます。
＞実は、この「なるほど」という言い回しについて、記事にしようと思いつつ、ずるずる書きそびれていました。
英さんのネタ探しには、本当に頭が下がります。
どの記事も力作で、バイタリティーも凄いと思いながら、拝読していますよ。
そして、「なるほど」について、エントリー予定とのこと。楽しみにお待ちしています（英さんに、プレッシャーをかけてしまったでしょうか…）。
日本語って、本当に難しいですよね。
＞そもそも、言葉はいろいろな意味を持ちます。それを、前後の文脈やその時の話し方によって判断します。
＞「なるほど」という言葉も、尊敬の念を込めて使えば問題ない気がします。逆に極端な例ですが、慇懃無礼のように表面だけ丁寧で内心馬鹿にしている場合もあります。
＞ただ、文章の場合はイントネーションがないのでより注意が必要ですけれど。
この部分、本当に勉強になります。
とにかく、尊敬の念は、これからも大事にしたいと、普段の生活はもちろん、ブログの記事を一つ書くのも、胸に刻んでいきたいとおもいます。
私の拙文に、コメントをお寄せいただいた英さんをはじめ、たいがーさん、imuimuさんにも、改めて感謝したいと思います。
先ずは、勉強になるコメントを頂戴した事に対し、心より御礼まで。