『第５３回 有馬記念』展望

『師走』とはよく言ったもので、１２月に入ったと思ったら、もう年末。

今年の秋のＧＩレースも、いよいよラスト。

明日は、グランプリ『有馬記念』が、中山競馬場で行われますね。

このレースは、何かと「劇的な結末」で終わることが多いのですが、まぁとにかくフォーカスを…。

◎マツリダゴッホ
○ダイワスカーレット
▲メイショウサムソン
☆スクリーンヒーロー
△アルナスライン
△フローテーション

までとします。

どうも今年のこのレースのテーマは、「有終の美」の様な気がしていて、メイショウサムソンは軽視できないのでは…と。
ですが、ここ近走のレース運びが「並んだら抜かせない」という勝負根性を発揮するような、いつものこの馬とは違った感じなので、限りなく「○」に近いのですが、敢えて▲の評価に…。

マツリダゴッホは、昨年が決してフロックではなく、この距離体系では実績上位と見るべき。
しかも、「鬼」と表現して良いほどの「中山巧者」ですので、今年の北京オリンピックで、北島 康介 選手が水泳の平泳ぎで「連覇」しているように、そのテーマともピッタリです。

ダイワスカーレットは、小生は「それほど…」と若干軽視しているのですが、現役牝馬の中ではとりあえず実力屈指…。チェックは必須でしょう。

基本的にはこの３頭が中心の競馬になると見ていますが、外国人騎手の手綱さばきは一目を置かねばならないと思っているので、ジャパンカップに優勝して吃驚仰天させたスクリーンヒーローと、アルナスラインと、フローテーションを軽視するのは危険…と。
中でも注目しているのが、長距離重賞で好走していながら人気があまりない、Ｃ．ルメール騎手騎乗のフローテーションですね。
ハーツクライを操って、３歳時のディープインパクトをこのレースで負かした剛腕に期待しています。

馬券は、３連複◎○２頭軸で、☆△と、おまけに菊花賞馬のアサクサキングス＆牝馬二冠馬のカワカミプリンセスへ流す５点と、◎○▲３連単ボックス６点、さらにおまけで、外国人騎手騎乗の３頭ボックスの３連複１点の、合計１２点の買い目で勝負してみます。

本戦は◎○▲ですから、◎○が馬券対象外から消えたら、潔く「投了」します。

狙いは、少ない小遣いから「参加料」を捻出して…のビッグ馬券的中。
ですが、肩に力が入ると、「投了」を告げる時のショックが大きくなるので、気が付いたら小遣いが増えていますように…と祈る程度に構えます。


さて、今年最後のＧＩレースには、一体どんなドラマが待っているのでしょう。

慌てず騒がずに、結果を見届けたいと思いますね。