Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

羽生王将が永世称号獲得!

2007-03-20 21:32:35 | 将棋
昨日から行われた、『第56期王将戦第7局』。
舞台は、昨年と同じ新潟県佐渡市の「ホテル大佐渡」。

昨年は、羽生王将が3連勝後3連敗し、史上初の3連勝4連敗でタイトルを失ってしまうのか、それとも防衛に成功するのか…で注目されましたが、今年も、ドラマが誕生しました。

表題の通り、111手までで、先手の羽生王将がこのシリーズを4勝3敗で終え、防衛に成功。
これで王将位獲得通算10期となり、永世称号を獲得しました

王将位は、10期獲得しないと永世称号に手が届かない訳ですから、大山 康晴 十五世名人以来、史上2人目の快挙というのも頷けます。

それにしても、ここぞという時の、羽生王将の勝負強さ…言葉が出ません。
「素晴しい」以外の言葉が、あるのでしょうか?


挑戦者の佐藤棋聖も、第4局の敗戦後「敗因が分からない…」と落胆の色を隠せない状況でした。
しかし、その後の2局を連勝し、しかも千日手指し直し局に限れば、2局とも制してフルセットに持ち込んだのですから、これも素晴しいと思います。
また一歩力及ばずでしたが、挑戦はまだ続きます。
一歩リードしての棋王戦は、あと1勝で奪取が叶います。
25日の棋王戦第4局…是非とも、頑張って欲しいと思います。


話は変わりますが、昨日19日に、女流王将戦挑戦者決定トーナメントの準決勝が行われ、里見女流初段が矢内女流名人を破り、レディースオープントーナメントの雪辱がなったと同時に、挑戦者決定戦へ進出が決まりました
挑戦者決定戦の対局相手は、清水女流王位です。
タイトル挑戦でも規定により昇段になりますから、いきなり二段への昇段も見えてきました。
もう、留まるところなしの勢いですね

清水王位にも、イナズマは落ちるのでしょうか?
それとも、トップに君臨する貫禄を示すのでしょうか?
こちらも注目です。


そして、「注目」といえば、明日も、将棋界注目の対局がありますね。

渡辺 明 竜王コンピューターソフト『Bonanza』の対局です。

こちらも目が離せません。


小生も、体調(ぎっくり腰)がよければ、ネットにかぶりついて観戦したいと思っています。
(ですが、無理はできないことはこの数日で理解しましたので、治すことを先決に考えます。)
Comments (3)
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